ソイブッカオのかなり有名なホテル、Sutus Court。
日本語表記はばらつきがありますな。
スタスコートだったり、サタスコートだったり、スタッコートだったり、スタッツコート、スータスコートだったりと。
まあ、通じれば別になんでもいい。
とりあえず、ここでは無難にサタスコートとしておきます。
たぶん、今回が2度目の宿泊となる。
前回は、2014年5月のクーデター当日だった。このブログの第1回目だよ。懐かしいなあ。
あれから3年近くたちますが、サタスコートはやっぱりサタスコートのまま。相変わらずず古くさいけど、それなりに部屋も広くて快適。そして、何より立地条件が最高。
中長期滞在で宿泊代を節約したいけれど、立地条件は譲れないという人には、かなり向いていますね。もちろん短期滞在でも大活躍だ。
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目次
スタッコート 3 (Sutus Court 3)
アゴダ表記はスタッコート。もう何が何だか。
サタスコートは、1から5まで棟が分かれている。
ホテル予約サイトの場合、それぞれ予約先が別々。
わたしは詳しくないですが、棟によって多少の違いがあるみたい。
今回予約したのはサタスコート3。たまたま一番安かったからという単純な理由。
前回宿泊時はウォークインだったが、3に案内された。
棟が分かれていても、レセプションは一つ。しかも狭い。
とはいえ、意外とレセプションは空いている。
デポジット無し。
水を持ったベルボーイが部屋まで案内してくれる。
建物が多いんで、はじめての人は自力では部屋にたどり着けないかも。
正面奥の棟がスタスコート3となるようだ。
バイク置き場も敷地内にあり。
5階建てでエレベーターがついている。上階でもご心配なく。
たまたま1階の部屋へ通された。
スタンダードダブルルーム(バルコニー付き)部屋内部
あまり部屋の種類はないようだが、宿泊したのはスタンダードダブルルーム(バルコニー付き)というグレード。
普通に広い。
アゴダ情報では35平米とのことで、さすがにそれは盛り過ぎかもしれないが、たしかに広い。
しかしながら、どこかかびくさく、そして古くさい。
でも汚くはない。
歴史を感じさせるとでも評しておこう。
ベッドのスプリングは多少きしんでいるものの、ちゃんと眠れる。シーツはぼろいが、まあ許容範囲。カオサンやサダルストリートの安ゲストハウスに比べれば天国だ。
ベッド脇にサイドテーブルと読書灯あり。
化粧台とクローゼットあり。
エアコンの他に天井ファン。
エアコンの効きはばっちりだったが、ハイシーズンならファンだけで充分かも。
テレビは年代もののブラウン管。これまた歴史の1ページ。
テレビ台の横に椅子とテーブル。
冷蔵庫は大きめながら、中身はからっぽ。さっきもらった水を入れておくだけ。
さらに部屋の奥には、テーブルと椅子のセットがある。
ただし、すぐ近くにコンセントがない。PC作業時にはちょっと不便。
椅子だらけの室内である。
バルコニー
流し台、物干し台もある。
椅子も置いてある。
灰皿も置いてある。
室内禁煙の表示はなかったけれど、念のため、たばこはバルコニーで吸いました。
まあ便利。
日当たり良好なため、洗濯物はあっという間に乾きますな。
ただ、向かい側はたぶん民家のため、生活臭が全開です。
浴室内
なぜか、手すりだらけ。
これなら滑って転ぶ事故が防げる。
勝手な推測では、宿泊客は老人ファランが多いので、浴室での事故を防ぐために設置しているんじゃなかろうか。もしくは、体の不自由な人向けの部屋だったのかも。
残念ながら、昼間も夜もほとんどお湯が出なかった。完全な水ではないが、ぬるま湯程度。このあたりは、部屋の場所やタイミング次第でしょうな。安宿あるあるです。
シャワーを浴びると、トイレと洗面台の床も一緒にずぶ濡れになる。これもタイ安宿スタイル。
アメニティは、小さな固形石鹸のみ。
必要なものは自分で揃えましょう。
くたびれたバスタオルが2枚。ハンドタオルなし。
セーフティボックスは室内に設置されていない。
レセプション奥にある。
利用可能時間は、午前8時から夜12時まで。
Wi-Fi
パスワードは部屋内部に掲示してある。
接続速度はまずまず快適。
プールに近い1階の部屋だからかもしれない。
ジョイナーフィー無料
当然のようにJF無料。
このクラスのホテルでジョイナーフィーがかかったら、誰も泊まりません。
本来はIDカード預けあり。
レセプションに書いてある。
が、レセプションをスルーして、奥の棟へ直接行けば、IDチェックもIDカード預けも発生しない。ガードマンがいる場合もあるが、たぶんスルーできるでしょう。自己責任でどうぞ。
館内設備
なんといってもスイミングプール。
中庭にあり。
土足厳禁。靴は脱いでからプールエリアへ。
上からみたところ
外来者は一人80バーツだそうな。スイミングプール営業時間は、午前7時から午後7時まで。
朝食付きプランはないようだが、ホテル敷地内にレストランは併設されている。
詳細不明。
ただ、周囲にはいくらでもレストランがあり、朝食のみならず食事に困ることはない。
マッサージ屋や洗濯屋は、周辺にいくらでもある。
地図と周辺施設
地図
ソイブッカオのど真ん中。ソイレンキーとの交差点近くに建っている。
ソイレンキーへ抜けれる出入り口もあるが夜間は閉じられてしまう。昼間は便利。
ホテル目の前に、高レート両替所「TTカレンシー」あり。
近所のコンビニまで徒歩1分弱。セブンイレブンとファミリーマートの両方あり。
ソイLKメトロ至近距離。
現状、ソイブッカオではソンテウが頻繁に走っている。南行きソンテウなら、ウォーキングストリートへ一本で行ける。
セカンドロードまではソイダイアナを抜けていき徒歩5分弱。
少しだけパタヤの地理がわかっていれば、便利至極な立地条件。
活動的な夜遊び派にとっては、むしろパタヤ最強とまで言えるほどだ。
長期滞在ファランがうじゃうじゃいるのも納得。
レストランや食事関連は以下の記事からどうぞ。
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ややファラン向けのレストランが優勢だが、タイ料理も少しはある。
イサーン屋台も多く出没。特に早朝の時間帯はタイ人向け屋台が集結していて目移りするほど。
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朝から夜中まで楽しめるエリアだ。
宿泊料金と予約先
ハイシーズンで1泊700バーツから800バーツほど。人気ホテルがゆえ、予約混雑状況によって価格は大きく変動する。
空き室の多いローシーズンはもう少し安くなるはずだ。ちなみに、3年前の5月に宿泊した時はウォークインで650バーツだった。
今回は確かめていないが長期滞在割引はあまりない。強気の姿勢だ。ローシーズンで、1ヶ月16000バーツほどだったような。要現地確認。
サタスコートの他の棟の予約先もあげておきます。代表してAgodaのみで。
どうやら1がグレードが上で、数字が増えるたびにグレードが下がっていくような感じみたいだが、詳細不明。
3は無難ですね。
まとめ
実際に宿泊したサタスコート3しか論評はできないが、部屋の広さは申し分なし。プールの雰囲気もいい。立地条件は最高。これでハイシーズンに800バーツ以下なら、コスパは抜群。
ただし、典型的なパタヤの安ホテルであることも確か。古くさいです。慣れていない人は拒否反応を示すかも。割り切っている人なら問題なし。こんな安宿にサービスとかリゾート感とか高級感なんぞ求めちゃいけません。
ただ個人的には、ほぼ同じ立地条件といえるオペイデプレイスのほうが好きかな。価格はちょっと上がるけど、より落ち着いた雰囲気で滞在できるはず。設備的にも似たようなもの。
関連記事:オペイデプレイス パタヤ (Opey De Place Pattaya)宿泊レポート@ソイレンキー
この周囲には似たようなホテルが乱立しているんで、いろいろと自分の足でまわって自分好みのホテルを見つけるのもパタヤリピートの楽しみの一つでしょう。
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