ソイレンキーにオープンしたブリティッシュスタイルのスポーツバー、RETOX(リトックス、もしくはレトックス)。
ここの朝食が気になるので、実際に食べてみた。
結果は、ボリューム満点の王道イングリッシュブレックファーストで、大満足。
値段は、メニューによれば99バーツ。
でも、伝票には98バーツと書いてある。
とはいえ、100バーツ札を出すと、例によってお釣りは返ってこないので、実質100バーツ。
100バーツでこの量と味が味わえるのは、お得。
詳しく紹介していこう。
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RETOX SPORTS BAR&RESTAURANT
RETOXの場所
簡単です。ブッカオからソイレンキーに入ってまっすぐ行くだけ。サードロードの少し手前右側。
ちなみに、ブッカオとソイレンキーの交差点上部に看板が出ているが、大型バスか何かに当てられて、すでに変形している。
地図
外観(これは以前もの)
2017年現在は少し改築してある
テラス席と入り口付近(現在は無くなっている)
店内
BAHT BUSTER BREAKFAST
今回注文したのは、99バーツのバーツバスターブレックファースト。
ドリンクはコーヒーを、卵はスクランブルエッグをオーダーした。
まずオレンジジュースとコーヒーが運ばれてくる。
オレンジジュースは至って普通。
コーヒーは特筆してうまくないが、インスタントよりはましな味。ミルクはたっぷりでうれしい。
イギリススタイルなんで、やっぱり紅茶がいいのかな。
大皿到着。
どん。
角度を少し変えてもう一枚。
まず気になるのは、謎の黒い物体。
メニューによれば、Black Puddingとある。
ブラックプディングないしブラックプリン。
やや臭みがある。
別名、ブラッドソーセージ。つまり血を固めて作ったソーセージだ。
どうりで臭みがあるわけだ。
苦手な人は、ちょっときついかも。
普通のソーセージもやや臭みが残るが本格的な味でおいしい。
ベーコンは、分厚めのタイプで、カリカリ状態ではない。それほど固くないんで、ハムを食べている食感に近い。わたしはカリカリタイプのほうが好きだが、これはこれでおいしい。
量は少ないが、フライドポテトはサクッと揚げてあっておいしい。じゃがいも好きにはうれしい一品だ。
トーストは、やや小さめ。ビュッフェのトーストよりは、うまみがある。バターは塗られた状態で皿に乗っていた。
揚げトーストは油分もおおいが砂糖も混ぜているようで、甘くてうまい。一口噛むと、中からじわっと油と糖分がにじみ出てくる。
半分サイズの焼きトマトは、ほどよく焼き目が入っていて、中は当然のようにジューシー。
トマトソース味の豆がいいアクセントとなるのは、イングリッシュブレックファーストの特徴。
全体的に味付けは濃い。塩がきいているし、油分も多めだ。
ブラックプディングといいソーセージといい、日本の無臭ソーセージに慣れているとちょっと違和感があるかもしれない。
そうとうカロリーが高そうな朝食であるが、これが本格的イングリッシュ・フル・ブレックファストというもの。
わたしは少食なほうなんで、かろうじて完食できた。
とてもおいしかったが、最後はちょっと苦しくなってしまった。
朝からこれを食べるのは、なかなか大変。
昼前にだらだらと訪れて、のんびり食べるのがいいかも。
(追記)
その後も何度か食べているが、味も量も値段も変わらず。
何度食べても、揚げパンの油っぷりは尋常ではない。とにかく満腹必至である。
RETOXの超大盛り朝食チャレンジ
いや、おれならもっと食うぜ。
そんな人のために、チャレンジ企画として超大盛り朝食が用意されている。
ソーセージ12本、ベーコン12枚、卵10個、ブラックプティング6個、トースト5枚、揚げトースト5枚、豆一缶まるごと、トマト4個、フライドポテトたっぷり
以上のような内容となっております。
これを1時間以内に完食すれば、食事代無料のうえ、賞金5000バーツ。
残した場合のお代は1500バーツ。
世界クラスの朝食アスリートを目指すなら挑戦すべし。
これを毎日達成していけば、パタヤで遊んで暮らせます。
なお、スモールブレックファストは75バーツ。
ヨークシャープティングの朝食セットあり。170バーツ。うーん、イギリスだ。
その他のメニュー
少しだけ紹介。
ラテが90バーツ、エスプレッソ75バーツ
コーラ50バーツ
チャンビール60バーツ、シンハー80バーツ
その他、タイガーとハイネケンとギネスの生ビールを置いている。
NFL開催時や昼間はハッピアワーで安くなるようだ。ギネス1パイントで150バーツ。通常は170バーツだが、それでも安いほうだ。
タイ料理もあるが、料金は少し高め。わざわざここで頼む必要もあるまい。
ステーキなども取り扱っている。
また、DETOX(デトックス)メニューとして、ローカロリーの献立も用意されている。
詳しいメニューは公式HPからどうぞ。
店内は禁煙。
改築して表のテラス席はなくなったが、椅子が置いてあり喫煙可能。
店内はTVモニターだらけ。
モニターを4つ繋げた巨大モニターもある。
テーブルのすぐ横にも小さめのモニターがある徹底ぶり。
ここで見られない欧米のメジャースポーツ中継はなさそうだ。
ビリヤード台、ダーツもあり。
どちらも無料のようだ。
しかも、ビリヤードの大会やダーツの大会の申し込み用紙も置いてある。
本格的に競技をしたい人も集まってきているようだ。
サードロードに近い立地だし、お昼すぎの入店だったので、さぞ空いているかと思いきや、店内のテーブルはファランたちでほぼ埋まっていた。新しい客はカウンターに座るほどの盛況ぶり。テラス席には余裕があったが、店内のほうがエアコンが効いていて快適。わたしは食後にテラス席へ移動して、一服した。(追記、現在はテラス席がなくなっている。基本店内で飲食する。食後に一服は可能。)
テラス席からソイレンキーをながめる
まあ、完全にファランワールドだけど、店のスタッフは日本人相手でもフレンドリーなんで、ご心配なく。
(追記)
2018年3月の外観
隣の空き地に、Roof Terraceを新設。
ここなら食事と喫煙の両方が可能。
RETOX HOTEL
なお、上階はホテルとなっている。1階がパブで上階がホテルとは、まさに英国式だ。
店の奥、上掲写真のダーツ裏手に階段がある。
食事中も奥から宿泊客のファランが降りてきていた。
ほぼ新築なので、まだまだ綺麗なはずだ。
予約はホテル予約サイトを通すか、直接予約で。
アゴダで価格を見てみると、550バーツほど。新築ということを考えれば、かなり安いかも。
まとめ
わたしはこれまでイギリスには何度か旅行しているが、イギリスで一番おいしかったのは、B&B(ベッドアンドブレックファスト)で食べた朝食であった。ついでフィッシュ・アンド・チップスとなる。本当はバーガーキングが一番うまいがそれは別枠。
ブラッドソーセージと揚げトースト入りの本格的イングリッシュブレックファーストが食べたい人は、ソイレンキーのRETOXへどうぞ。
わざわざイギリスまで行かずとも、パタヤなら99バーツで食べられる
LKメトロから徒歩で数分程度。意外と近いです。
朝食メニューだけど、いつでも食べられるはず。わたしはブランチとして昼1時くらいに食べました。
味は濃厚。腹は空かせてから行ったほうがいいですよ。
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