沈没日記3
パタヤへ
シーロムでタニヤ嬢と一夜の逢瀬を楽しんだあとは、パタヤへ向かう。
ナントラシーロムホテルのチェックアウトは鍵を渡すだけでノーチェック。
簡単なものだなあ。
まずBTSサラデーン駅からエカマイのバスターミナルを目指す。
Siam(サイアム、もしくはサヤーム)駅で乗り換えてエカマイまで、42バーツ。
慣れないもんだから、巨大なサイアム駅で一瞬迷いそうになってしまった。田舎者だな。
エカマイバスターミナルに到着したものの、パタヤ行きバスのチケット売り場は長蛇の列。
しかも、一つ前に並んでいるファランが一気にチケット8枚をお買い上げ。一人だと思っていたが、油断ならないやつ。
なんとか40分後のバスチケットを購入できた。席は一番うしろ。ぎりぎりだった。108バーツ。
そういえば、アヌサワリーのロットゥ乗り場が縮小された影響か、エカマイから出るロットゥが増えている。
パタヤ行きも増発されているような気がする。このPATTAYA VANは以前はなかったような。料金は130バーツだったかな。1時間毎の出発。
安全上の理由からあまりおすすめはしませんが、どうしてもバスの待ち時間が長いときはロットゥ利用もありかも。この路線は多少荷物が多くても大丈夫そう。たぶん、終点はパタヤタイあたりだが、詳細不明。
ガソリン休憩
バスは20分遅れで出発。
2時間ほど順調に走る。そろそろパタヤかなと思っていた矢先、ガソリン補給のため立ち止まってしまう。
グーグルマップで確認すると、ナックルアの少し手前側。おいおい、もうちょっとだろうに、最後まで走れよ。
文句を言ってもどうしようもない。ここで20分休憩。
まあタバコが吸えるし、軽い食事も取れるから良しとする。
サービスエリア価格で、ムーピン1本15バーツ。カオニャオは10バーツ。そこそこうまかった。
結局、エカマイから2時間半かかって、パタヤバスターミナルに到着。
そそくさとソンテウでビーチロードまで行き、マイクショッピングモール前で下車して、セカンドロードを渡り、ソイダイアナを通って、ソイブッカオへ。
まずは、今晩の宿、SUTUS COURTへチェックイン。
過去に泊まったことがあるけれど、まあ、今も変わらず昔ながらのパタヤの安ホテルですな。
詳細なレポートはこちらから。
⇒ソイブッカオの老舗格安ホテル、Sutus Court(サタスコート)宿泊レポート
友人と合流
すでにパタヤ入りしている友人と合流すべく、連絡を入れる。
長年パタヤで一緒に遊んできた友人が一人。あと、今回が初タイ訪問だという友人の友人も一緒だった。バンコクをすっ飛ばして、いきなりパタヤ。最近、このパターンが増えてきたかも。
前日パタヤ入りした二人は、初日にバービアでペイバー済み。
お相手はどちらも30代のバービア嬢だったが、ショートで1500Bと言われたそうな。
うむ。近頃はバービアでも1500という言い値が増えてきたかも。20代のバービア嬢よりも、むしろ30代前半のバービア嬢のほうが言い値が高い印象。安売りはしない方針なのか。
3人で合流してから、まずはバービアへ。
それもなぜかアクションストリートだ。
あまり人気のないバービアで、初パタヤの知人にビリヤードをやってもらおうという理由。
バービアといえば、ビールとビリヤードだろうと。
さすがパタヤを代表する寂れたバービア群、アクションストリートだ。客は限りなく少ない。
一人のバービア嬢が、知人のビリヤードの手ほどきをしてくれた。ええ子や。
わたしは一人で屋台飯。
パットママームー。つまり、豚焼きそばですな。50バーツ。やや高い。
パタヤ初心者の知人は、ここで今晩のお相手を確保。
ビリヤードの手ほどきをしてもらったバービア嬢だ。手が早いなあ。
20代半ばのバービア嬢で、言い値はロング2000B。まあ、そんなもんでしょう。
英語もタイ語もダメなパタヤ初心者だし、このあたりで手を打つのが無難というもの。
このあとウォーキングストリートへ遊びに行く予定だったので、先にバーファインだけ払っておきブッキング。
時間を指定しておき戻ってくることに。
こうしておけば、とりあえず、他の客に連れて行かれる心配はぐっと減る。もし、約束を反故された場合はママさんにクレームをつければバーファイン代は返金してもらえるはず。バービアだけでなくゴーゴーバーでも似たようなテクニックは使える。
はじめてのウォーキングストリート
はじめてのウォーキングストリート訪問となる知人は、その迫力に圧倒されていた。
たしかにこのネオンの洪水と呼び込みの嬌声はすごい。
なるべくなら露出度が高くて、派手に遊べるところがいいだろうということで、Gスポットやらクレイジーハウスなどにご案内。
タイははじめてだけど、フィリピンや中国では海外夜遊びの経験があるそうで、全然物怖じせずにがんがん攻めている。
いきなり、狼藉三昧。
胸揉みやら指入れやらやりたい放題。
で、ほどよくきっちりとドリンクも進呈している。
遊びココロをわきまえているなあ。
これまで初パタヤ、初ゴーゴーバーの友人知人を何度か案内したことがあるけれど、いきなりここまで馴染んでいる人は珍しい。
もう50代後半だそうだが、現役感ばりばり。
こういう人はパタヤですぐに楽しむことができる。
そして、ゴーゴーバー店内で遊ぶだけなら、ものすごく安上がりだと感動していた。
自分のドリンク代がドラフトビールならせいぜい70バーツほど。つまり220円。
レディドリンクが150バーツで500円弱。合計800円もいかない。
ドリンク2杯奢っても、合計1300円。
これで、一種のセクキャバ遊びができるわけで、そのあまりの安さにびっくりしていた。
まあ、感動できるのは最初のうちだけで、そのうちこれが当たり前になってきて、さらにゴーゴーバーですら高く感じてしまい、他へ流れていくことになるのだが。
でも狼藉系の遊びをするなら、ゴーゴーバーは優良だと思う。
やっぱり、何だかんだと言って、パタヤ夜遊びはまずウォーキングストリートのゴーゴーバーからだよね。
数軒はしごしたところでウォーキングストリートのゴーゴーバーめぐり終了。
わたしの友人は、音のうるさいゴーゴーバーはあまり好きではなくて、これが限界。わたしもだいたい4軒くらいがいいところ。それ以上は疲れる。
パタヤはじめての知人も大満足したようで、ちょうど良かった。
バービアとタニヤ嬢
二人はアクションストリートへバービア嬢を迎えに行って、わたしは一人で知り合いのバービアへパタヤ帰還の挨拶へ。
せいぜい二週間ぶりの再会なんで、特になんの感傷もないけれど、知った顔に再会できるのは嬉しいもんである。
あとは、だらだらとバービアで飲んで、この日はおしまい。
おっと、仕事を終えたタニヤ嬢から電話が入ってきた。
これはここ毎日ずっと続いていること。
わたしが日本にいてもパタヤにいても同じだ。
どうやらバンコク人の彼女の頭の中では、「パタヤ=女遊び」という図式ができあがっているようで、「女と一緒でしょ」と猜疑している。
ま、当然の疑念だけど。
「ユーコンディアオ(一人でいるよ)」と何度も説明して、彼女をなだめすかす。
本当に一人なんでやましいことは何もない。
今回は特に新規でペイバーする気もなかった。
タニヤ嬢に操を立てる意味がちょっとだけ。
あと、今回は急遽の訪タイだし、友人たちと一緒だし、フライト代で余計にカネがかかったしで、節約しつつだらだら飲むだけでもいいかなと。前回は遊びすぎて予算オーバーしたしね。
よほど素晴らしい出会いがあれば別だけど。
まあ、パタヤだし、だらだらやります。