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2017年2月パタヤ沈没日記

パタヤラストナイト。じゃんけんに勝ったらショート1500Bでいいというゴーゴー嬢をペイバー。

投稿日:

沈没日記12
11からの続き)

早くもパタヤラストナイトだ。
やはり3週間の日程は短い。
最低でも2ヶ月はほしい。

ここ数日、カラオケ嬢から音沙汰がない。
ラストナイトは一緒に過ごそうかと思っていたが、まあ別にいいか。前回もパタヤ最終日にすっぽかされたし、こちらも好きにさせてもらおう。

よし、遊ぶ。決めた。
ここまでノーブンブンで過ごしてきたが、最後の最後になって、やっぱり我慢できなくなってきた。

予算的には多少の余裕がある。

いい相手が見つかれば、ウォーキングストリートのゴーゴーバーで普通にペイバーしたってかまわない。

22歳ゴーゴー嬢

実は、前日のうちに候補は見つけていた。

ウォーキングストリート、某シャーク系列のゴーゴーバー。
そこで働く22歳のダンサーと仲良くなっていた。
そこそこ美人。シリコン鼻の金髪系で色白。いかにも日本人や韓国人から人気がありそうなルックスだ。
10日雇用コヨーテとして、ウォーキングストリートやLKメトロのゴーゴーバーを転々としているそうだ。以前は、サファイアクラブにもいたとか。うーん、たしかにサファイアっぽい顔をしている。
スレ嬢かと思いきや、レディドリンクを奢って話をしていると、そうでもなさそうな雰囲気。
ほどよいスキンシップをはかってくるし、愛嬌もある。
わたしにしては珍しくレディドリンクを2杯も進呈してしまったほどだ。
すごく楽しい時間を過ごせた。

その22歳をパタヤラストナイト記念にペイバーしてみようかと画策しだい次第である。
ま、ダメならダメで諦めてもいい。こんなものは流れで決めればいいんで。

パタヤラストナイト

パタヤ最終日の夜。
まずは、知り合いのバービア数軒に別れの挨拶をしておく。
どうせすぐに戻ってくるんだけどね。

晩飯を食べる時間がなかったんで、屋台で購入したクイティアオをバービアへ持ち込む。

noodle soup

けっこううまかった。

あまり時間がない。
午後11時過ぎ、ようやくウォーキングストリートへ。

Walking street201702
やっぱり、パッポンよりも断然ウォーキングストリートだよね。
テンションの上がり方が違う。

bypass gogo

パーティをやっていたバイパスで軽く1杯飲んでおく。
サンドイッチとデザートを持ってきてくれた。おかげで腹が膨らむ。

それから、昨日のゴーゴーバーへ。
着席したものの、昨日の彼女が見あたらない。
たまたま近くで待機しているゴーゴー嬢に話を聞くと、彼女は用事ができて帰ったというではないか。
他の客にすでにペイバーされたのかもしれない。たしかに、ずっと待っていてもステージに彼女が現れる気配はない。
しょうがないか。そういうこともあるさ。タイミングが悪かったんだよね。

しばらくぼーっとしていると、私服姿の彼女が店に入ってきた。
奥の控室に消えたと思ったら、すぐに衣裳に着替えて、フロアに戻ってくる。

さっそく召喚。
彼女は酔っ払っていた。
なんでも、友人の誕生日パーティがあって、2時間ほど店を抜けていたとか。で、ヤードーンをしこたま飲まされて、酔っ払ったという。しかも空きっ腹で。

ヤードーンとは、タイの自家製ハーブ酒みたいなやつで、かなり強烈。

ヤードーン見本(ラベルと中身は無関係)
ヤードーン

パーティがあると、これをショットで回し飲みするのがタイ人流の酒の飲み方。
深甚なるダメージがくらう。

本人は「マオ ニッノイ(ちょっとだけ酔った)」と申告しているが、けっこうしんどい様子。特に空きっ腹で飲んだのがこたえたようで、しきりに腹が減ったと繰り返している。

まあ、よくわかる。
空きっ腹にヤードーンはきついよなあ。

と言いつつ、さらに彼女にテキーラを飲ませる。
もう限界みたい。
酔った表情もなかなか色っぽい。

ペイバー交渉とじゃんけん勝負

と、軽い口調でペイバー関連の料金を確認してみた。
バーファインは1000バーツ
なるほど。これはしょうがないな。
で、肝心のチップ。
彼女の言い値は、ショート3000バーツ。指を3本立ててアピールしている。
まあ、これまた現在のウォーキングストリートでは鉄板の言い値価格だ。いまさら驚きはしないが、やはり高い。

彼女の目をじっと見つめながら、「ん?」と一言。
すると、彼女は指を2本にして、それから5本しめす。つまり2500バーツだ。まだ高い。
さらに目ヂカラを強めながら、「ん?」と一言。
彼女の手のひらがピースサインのまま動かない。2000バーツだ。
ふむ。ここまでは楽勝だな。
3000を2000に下げる交渉に言葉は不要。目ヂカラと「ん?」だけでオッケー。

もうひと押ししてみよう。
わたしも指を動かす。まずは人差し指一本を立てて、それからパーに開く。
ついでに口も開いて、「パンハー(1500)」と。
「ご飯も奢ってあげるから」とも付け足しておく。

彼女は一瞬考えこみ、そして、わたしにジャンケン勝負を挑んできた。
パオインチュプしようと。

パオインチュプとは、タイ語でじゃんけん(グーチョキパー)のことだ。

パオ イン チュプの掛け声とともに、最後のチュプのところで勝負となる。日本のじゃんけんぽんと一緒の要領だ。
ゴーゴーバーでは、ワンツースリーの掛け声でテキーラじゃんけんがよく行われているけど、タイ語だとパオインチュプだ。

で、わたしがパオインチュプで勝ったらショートのチップは1500バーツでいいと言うではないか。そのかわり、彼女が勝ったら2000バーツでお願いと。

ははは、おもしろい。そう来たか。

よし、その勝負のった。

せーの
パオ イン チュプ!

彼女はパー。
わたしはチョキ。

はい、わたしの勝ち。
一発で勝負は決まった。

ショート1500でペイバー決定。
速攻でママさんを呼んで、バーファイン1000バーツを払う。

「えーん、シアチャイ(悲しい)」と泣きマネをしながらも、どこか彼女は嬉しそうだ。
早々に奥へ着替えに戻った。
ま、たぶん、本当に腹が減っていて酒にも酔っているから、早く店を出たかったんだろうね。
べつにわたしがモテているわけではない。たまたまタイミングが良かっただけだろう。
ラッキーにラッキーが重なったに過ぎない。
この調子だったらショート1000でもいけたかもしれないが、1500で手を打っておくのが無難というもの。

ショート3000を1500ないし1000に下げるのはけっこう難しい。でも、何とかなる。

パオインチュプで賭けをするのは、意外と使える手かもしれないなあ。

と、そんなことを考えていると、私服に着替えた彼女が登場。
さくっとお持帰りだ。

ベッドの上でパオインチュプ

おっと、約束のご飯をおごってあげねば。
彼女のご所望はルークチン。つみれのこと。
屋台でよく売っている。
つみれを油で揚げて、ルークチントートとなる。

ルークチントート見本
ルークチン屋台 (2)

よほど腹が減っているのか、50バーツ分お買上げ。
ま、食事代の追加が50バーツで済むんだから安いものだ。

部屋に戻って、彼女はルークチンをばかばか食べていた。
わたしは、最近、油っぽいルークチントートが苦手に思えてきた。以前は大好きだったんだけど。
2,3個つまんだだけでお腹いっぱい。
彼女は一人で残りを完食していた。若いって、いいね。
でも、しきりに腹回りと体重に気にしていた。

服を脱ぎ捨てて、裸になり、さらにお腹の脂肪を気にしている。
と、突然、わたしにしがみついてきて、抱きかかえろと命令。

わたしが抱っこしてあげると、「ナック マイ(重たい?)」と聞いてくる。

いやいや、重たいなんて返事できるわけなかろうが。
「マイナック マイナック(重たくない重たくない)」と繰り返す。

いや、ほんとはけっこう重たいのだが。

そのまま一緒にシャワーを浴びる。
で、あとは夜の営みへ。

スレ度まったく無し。
サービス良好。

というか、彼女は自分から積極的に絶頂へ行こうとしていた。
たぶん、酔っているせいだろうなあ。

上に乗っかってきて、がんがん上下に振られる。

彼女に負けじとこちらもがんばる。
が、持ちませんでしたな。
ひさしぶりのブンブンで、このハードな攻めに対抗できるわけもなく、あえなく玉砕のセッレーオ。

ベッドの上のパオインチュプ勝負は、彼女の勝ちだったようで。

もう動けません。
彼女も同様で、事後、そのまま抱き合ってベッドに横たわる。
最後は、あいこで。

10分ほど抱き合ったまま寝る。
彼女はちょっと寝息を立てている。
ほんわかと幸せな時間だ。

このまま、なし崩し的に朝までコースになるかなと思ったが、このあと友だちの誕生日パーティの続きがあるそうで、やっぱりショートで帰るそうだ。

わたしが先にシャワーを浴びる。
その後、彼女が起き出してシャワーへ。

すると、浴室から嗚咽が聞こえてくる。
リバースしているみたい。

戻ってきた彼女はすっきりした顔で、吐いちゃったと。
50バーツのルークチンのうち40バーツがパイレーオ(行っちゃった)。でも、10バーツはここに残っているよ、と笑いながら自分のお腹をさすっている。
おもしろいやっちゃなあ。

きっちりとショート代の1500バーツを渡す。
時刻は深夜3時半。
これからムーガタを食べにいくそうだ。わたしも誘われたが、さすがにお断り。こんな時間からムーガタ食べたら、確実に太るぞ。

連絡先を交換してバイバイ。
いやあ、楽しかった。

大当たりだった。
バーファイン1000Bにチップ1500Bのトータル2500Bは、わたしにしては大盤振る舞いと言うべき出費だが、これなら文句なし。

やっぱり、パタヤは楽しいな。
こんな出会いあるから、夜遊びはやめられない。
飲むだけでもいいけど、ブンブンもしないとね。

パタヤラストナイトは大満足で幕。
あ、そういえば、カラオケ嬢からの連絡はまったくないなあ。
まあいいか。

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