テパシット通りからソイコーパイ(Soi Thep Prasit 6)に入ると、何やら赤提灯と竹の暖簾を発見。
見るからに日本料理屋だな。
店頭では、サーモンなどの刺し身が並んでいる。
でも、その横では普通のタイ料理の厨房もあるなあ。
とりあえず入店してみた。
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エビ天ぷらカレー
うむ。どこか怪しいながらも懐かしい赤提灯たち。こんなに乱立させるものじゃないよ。
だらけた雰囲気が漂う。店内にビーチベッドを置くんじゃない。
メニューは一枚もの。表と裏がある。
寿司、ラーメン、餃子、カレー、とんかつ、天ぷら、などなど。うなぎまであるなあ。
サードロードにある日本食屋台のラーメンチャンピオンによく似ている。暖簾分けかな。
メニューはタイ語表記のみ。注文はテーブル上に紙に自分で書くスタイルだが、店員を呼んで口頭で伝えても大丈夫。
やっぱりカレーだろうと、エビフライっぽいやつがのったカレーライスを注文してみた。79バーツ。
店員が復唱すると、はっきりと「テンプラ」と発音していたが、まあどっちでもいいか。
ほい、完成。
ちゃんとカレーですな。見た目はなかなか豪華。
カレールーに埋もれてしまいわかりづらいけど、たしかに天ぷらだ。
向きを変えてもう一枚。
カレーには、じゃがいもと鶏肉がごろごろ。
予想はしていたが、カレーは甘い。ひたすら甘口である。どうやったらここまで甘くできるのか。日本のカレーを甘く舐めているのか。いや、まあ、甘口であることをのぞけば、普通に日本のカレーの味なんだけど。そういえば、サードロードのラーメンチャンピオンのカレーも似たような甘口だよなあ。作り方やインスタントルーが同じなのか。
辛口スパイスを持ってきてふりかければ、そこそこの味になりそうなのだが。
エビてんぷらは、衣が多いものの、きちんとしたエビてんぷらとなっている。
が、尻尾ごと衣をつけるのはやめてほしい。そこは別にしてほしい。尻尾は別に食べたくない。
これまた予想していたが、この甘口カレールーとエビ天ぷらは明らかにミスマッチである。まったく合わない。
テーブルの上に置いてあった醤油を天ぷらにかけてみると、おお、一気に天ぷら味が復活したぞ。
が、醤油と甘口カレーはやっぱり合わない。
少々文句もあるが、79バーツならこんなもんでしょう。ボリュームはけっこうあります。
ソイコーパイなんていうローカルエリアでは善戦しているとさえ言えます。
次回食べることがあれば、天ぷらカレーはやめてカツカレーにしようと思う。
地図と行き方と湯の森温泉
場所はだいだいです。このあたりに行けばすぐ見つかります。
この地図だけで、どこだかすぐに分かる人には説明不要。
ごく一般的なパタヤ短期旅行者のほとんどの人はわからないはず。
わたしもこのエリアまでたどり着くのに初パタヤから5年以上かかってますんで。
行き方はバイクがあれば簡単。パタヤタイからソイコーパイに入ってひたすら直進、もしくは、テパシット通りを走ってソイコーパイで左折するだけ。
ソンテウを乗り継いでも行ける。
ウォーキングストリート近くから出るジョムティエンビーチ行きソンテウをテパシット通りの交差点で下車。そこからテパシット通りに入って、スクンビット方面行き乗り合いソンテウに乗り換えて、ソイコーパイ入り口で下車すればいい。
(ソンテウの新ルートが軍によって定められたが、現状ではみんな無視している。つい先日も、テパシット入り口で従来通りスクンビット方面行きソンテウが客待ちしていた。10バーツ。)
まあ、この説明だけで行き方が分かる人は、かなりパタヤの地理に詳しいだろうから、やっぱり説明不要。
看板によれば、営業時間は午後5時から午前4時まで。宵っ張りすぎでしょう。
なお、近くのテパシット通りには、湯の森温泉ができてますね。
わかりづらいけど、夜の湯の森温泉
湯の森温泉内にも日本料理レストランがあるみたい。でも、あえて、このローカル日本料理屋で食べるカレーも乙なもんです。ひとっ風呂浴びてから、超甘口カレーをどうぞ。
関連記事:ローカル日本食レストラン・ラーメンチャンピオンのカツカレーは、具だくさんで79バーツ
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