中東情勢悪化を受けて、航空会社では運賃値上げと燃油サーチャージの値上げの動きが加速してきた。
運賃そのものを値上げするところもあれば、燃油サーチャージ分だけを値上げするところもある。
タイ航空はさっそく運賃値上げを実施した。
燃油サーチャージに関しては日本発着路線にかぎって言うと、ANAとJALだけでなく、外資系航空会社もすぐさま価格に反映することはない。
ANAもJALも4月から6月の燃油サーチャージは据え置きとなる。キャセイパシフィックでは、多くの路線で燃油サーチャージが2倍に値上げされるが、日本路線に関しては、4月1日から値下げされる。
ただし6月以降は一気に値上げとなる可能性あり。
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タイ航空の運賃値上げ
タイ航空の運賃値上げについては、先週半ばに10~15%の値上げを予定しているとの話が出ていたが、現在は実際に値上げが実施されている。
11月の関空発バンコク行きの運賃をチェックしてみると、往路では片道最安値で46,530円となっている。

往復では合計93,880円だ。

値上げ以前の運賃もたまにチェックしていたが、たしか8万円台だったような気がする。
やはり15%程度の値上げと見てよさそう。
より近い5月の運賃はさらに高い。

ゴールデンウィーク明けでも、往復で104,050円で、10万円を超えている。
燃油サーチャージは、往復で17,580円となっている。

2月1日から3月31日までの発券では、日本=タイ路線は片道55ドル(エコノミークラス)なので、往復で110ドル。たしかに往復で17,580円という計算になる。
燃油サーチャージ自体は値上げしていないが、4月1日以降は値上がりする可能性もある。
また、6月1日からは国際線旅客サービス料が大幅値上げとなる。
すでに6月1日以降のフライトについては、新しいサービス料がかかるようにシステムが更新されている。
5月31日までのフライトでは3620円だが、6月1日以降のフライトでは5500円だ。

11月のフライトでは総額で9万円台で、国際線旅客サービス料が値上げされていても、トータルでは5月よりも安くなっている。
それにしても、タイ航空のエコノミークラス往復で10万円前後が最安値とは、さすがに高すぎないか。
このさき航空運賃がさらに高くなる可能性もあるし、燃油サーチャージも上がるかもしれないが、この価格帯で購入するのは見合わせたほうがいいように感じる。どうしてもタイへ用事があり、レガシーキャリアの直行便でないと嫌だという人以外にはおすすめできない。
今年下半期の旅行予定であれば、もう少し値下がりするのを待ったほうがいいような気もする。といいつつ、さらに値上がりするかもしれないが。
安く上げた人は、やはりLCCがいい。
関空からバンコクへの直行便だと、Peach、タイ・エアアジアX、タイ・ベトジェットの3社が就航している。

安い日程だと、片道で2万円を切っている。
概ね往復で4万円ほどで予約できる。
10月下旬以降の冬期スケジュールに関しては、運航予定もはっきり決まっておらず、そこまで安くはなっていない。
今年遅くに旅行予定の人は、いましばらく運賃が落ち着くのを待ったほうがよさそうだ。
こればっかりは中東情勢次第によるため、値下げになるか値上げになるかは、不確定要素が大きすぎるが。
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