一向に運行再開の目処が立たない、タイへの国際線フライト。
タイ航空、ANA、JALと立て続けに運休延長を発表した。
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タイ国際航空
日本発運休は9月1日まで。バンコク発が8月31日まで。
これが今回新たに運休延長が決まったフライトとなる。
札幌、仙台発、福岡発などの一部のフライトは、日本発が10月24日まで運休。
これは以前から変わらない。
ANA
ANAはぎりぎり粘ったようだが、7月末までの日本発バンコク行きフライトの欠航を決めた。
バンコク発羽田行きは、毎日運行を続ける。
8月以降については不明。
やはりぎりぎりまで調整を続けるものとみられる。
JAL
7月の日本発バンコク行きはすべて運休。
バンコク発日本行きは、一部運行を続ける。
(7月)
8月は、東京発バンコク行きフライトを一部にかぎり運行予定。
(8月)
ただし、「現在実施されている旅客便運行制限が継続された場合、日本発便は運休となります。」と注意書きがされてある。
また、関空・バンコク間のフライトは8月すべて運休が決定している。
(9月)
9月の運行予定は8月と同じ。
タイ政府の定める旅客便運行制限次第となる。
とりあえず、JALの関空便は9月いっぱいの運休が確定した。
エアアジア
エアアジアの公式声明は見つからない。
チケット販売から推測する。
成田発バンコク行きのフライトは、9月3日分から購入可能となっている。
ただし、毎回のように運休延長を繰り返しているエアアジアである。
9月3日から実際に運行を再開するかはかなり微妙。
チケットを購入できるからといって、慌てて購入するのは避けたほうがいいだろう。
また、タイエアアジアが9月2日からバンコク・福岡間のフライトを就航させると発表している。とはいえ、実際にフライト可能かは別問題。まだわからない。
なお、スクートについては未調査。
また、ノックスクートはすでに廃業を決定。
タイライオンエアは10月まで運休。
まとめ
タイへの国際線商業フライトは、タイ入国許可を得た乗客を搭乗させる便に限り運行が許されている。
一般旅客フライトは禁止されたまま。
8月以降のフライトがどうなるかは、まだ未定。
JALが注意書きしているように、フライト再開はタイ政府の方針次第。
今は、海外に足止めされたタイ人帰国便が最優先。それからタイ入国許可証を得た外国人が順次入国していくことになるが、一日にタイへ入国できる人数には制限があり、なかなか進みそうにない。
一般観光客の入国はそれ以降の話となる。
くどいようですが、各航空会社で航空券が購入できるからといって、慌てて購入するのは避けたほうがよい。
たとえチケットを購入してもフライトキャンセルとなる可能性が高い。もしも運行再開となってもタイ入国許可証がないと搭乗は不可。
今少し事態の推移を見守るべきかと思う。
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