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フライト情報

無駄なく快適に安くタイ・エアアジアX XJ613で関空からバンコクへ

投稿日:

今回のタイ渡航ではひさしぶりにエアアジアの直行便で行くことにした。
関空発バンコク行きのタイ・エアアジアX XJ613便だ。
このところは、LCCならばPEACHかベトジェット、FSCならばタイ航空かベトナム航空を使ってばかり。エアアジアでタイへ直行するのは、2年ぶりになるだろうか。
変更点があるのかどうかも含めて、フライトを楽しんでみよう。
2024年6月のタイ・エアアジアXの詳細な搭乗レポートをどうぞ。航空券購入からタイ到着まで、かなりの情報濃度となっております。

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タイ・エアアジアXの関空発バンコク行き

タイ・エアアジアXによる関空=バンコク便は、最大で1日2便出ている。
9時55分発の午前便と、19時15分発の夜便だ。曜日によっては1便のみとなる。
夜便だとバンコク到着が23時15分となり、夜間の行動がほぼできない。スワンナプーム空港からバンコク市内行きのエアポートレイルリンクの終電(24時頃)に間に合うかも微妙なところ。
朝便はスワンナプーム到着が昼なので時間的余裕が出るものの、早朝に関空に着いておかないといけないのがネックだ。自宅が遠い人は始発でも間に合わないかもしれない。こちらは始発は全然問題ないけれど、がんばって早起きするしかない。

というわけで、午前便を購入した。

XJ613便 関空発09:55 バンコク・スワンナプーム着14:05

エアアジアのホームページでの直接購入よりも、トリップドットコムのほうが安かった。

片道14,570円の表示。

さらに、タイ国政府観光庁とトリップドットコムが共同で実施している「今からタイへ!」キャンペーンの3%割引クーポンを利用する。

すると、片道14,130円に。

なんだか満席になりそうな予感がしており、念の為に窓際の席を事前予約しておくことにした。

トリップドットコムで購入時に座席指定もできる。2,430円だ。
預け荷物も追加できるが、今回は持ち込み手荷物のみとする。

航空券と座席指定を合わせると、16,560円となった。
まずまず安く購入することができた。
エアアジアのホームページで購入するとクレジットカード決済手数料(800円くらい)がかかるが、トリップドットコムでは無料。
エアアジアのチケットならば、「今からタイへ」キャンペーンを使ってトリップドットコムで買うのが一番安上がりになるはずだ。

キャンペーンは、2024年12月31日まで。
対象航空会社が3%割引となり、ホテルは最大7%オフだ。

トリップドットコム 今からタイへ!専用ページ

エアアジアのWEBチェックインとEボーディングパスについて

出発の前日にエアアジアのWEBチェックインをしておく。

トリップドットコムの予約画面で、航空会社予約番号(PNR)が表示されているはずだ。この番号を使って、エアアジアのホームページないしアプリでWEBチェックインできる。トリップドットコムの予約番号ではない点に注意。

エアアジアのWebチェックイン画面に入り、航空会社予約番号と名字を入力すると、チェックイン開始だ。
パスポートは更新したため、新しいパスポート番号を入力しておく。
ちなみに、パスポート取得前やパスポート更新前でも航空券の予約はまったく問題ない。パスポート記載の姓名ローマ字表記と生年月日さえあっていれば、本人確認できる。パスポート情報はチェックイン時に登録すればいい。

Webチェックイン時に座席変更や受託手荷物の追加などのオプション購入もできる。
特に難しいことはなく、Webチェックインは完了。

e搭乗券が発行できるようになっている。
PDFで印刷するか、エアアジアアプリMoveでEボーディングパス表示させる。

関空出発のタイ・エアアジアX便は、赤字で注意書きが表示される。
「入国書類確認のため出発空港チェックインカウンターへお立ち寄りください」
旅行書類確認 Travel Document Verficationとも大きく書いてある。

搭乗の流れを見ると、荷物を預けない客でもパスポート情報の登録が必要となるため、8時55分までにチェックインカウンターで登録を済ませることとなっている。
つまりは、Eボーディングパスを使っても、必ずチェックインカウンターに立ち寄って、手続きをしないといけない。Eボーディングパス提示で保安検査場と搭乗ゲートへ直接向かうことは不可となる。
あとでエアアジアのチェックインカウンターで確認したが、関空ではEボーディングパスの使用は不可とのこと。スワンナプーム空港では使用可。

というわけで、搭乗の準備は整った。
新しいパスポートでの初のタイ渡航だ。

関空でチェックイン

出発予定が9時55分、チェックイン開始が6時55分となっている。
関空の混雑が心配だし、7時30分には関空に着いておきたい。
寝坊防止のため、一睡もせずに早朝に家を出た。朝便はこれがしんどいよなあ。

7時20分頃、関空第1ターミナルへ。
エアアジアは第1ターミナルを利用する。Peachは第2ターミナルだ。

午前9時台はアジア方面のフライトが集中している。

出発フロアは大混雑しというほどでもないが、帰国便利用のアジア旅行者が多い印象だ。

タイ・エアアジアXのバンコク便のチェックインカウンターは、A。一番端っこ。追いやられている印象。でもタイ航空もAカウンターだ。

チェックインカウンターはかなり空いていた。
列は3つに分かれている。

プレミアムフレックス、WEBチェックインバックドロップ、チェックインだ。
通常のチェックイン列は、WEBチェックインしていなかった人が並ぶ。10人待ちくらい。
Webチェックイン済みならば、預け荷物の有無にかからわず、Webチェックインバックドロップの列に並べばいい。
Webチェックインの列は待ち人数が1組のみ。
隣のプレミアムフレックスがすぐに空き、そちらへ回されたため、実質待ち時間は1分ほどだった。

パスポートを提示して、あっという間に書類確認を終了。
紙の搭乗券を渡される。
Eボーディングパスは不可と改めて確認した。
PDFファイルを印刷しておいても無駄なのでやめておきましょう。スマホに情報だけ保存しておけばいいかと。
チェックイン時にはパスポートだけがあればいい。

今回は受託手荷物は無しで、機内持ち込みのみ。
重量制限7kgまでと規定があるけれど、カウンターで重量を測られることはなかった。
キャビンゼロ44Lというバックパック一つだけなので、スルーされたと思う。大きめのスーツケースだと計量される可能性高し。
重量オーバーが発覚すると、その場で追加料金を払って、受託手荷物にする必要がある。気をつけよう。

関連記事:LCC向け最強バッグのキャビンゼロ44L、7年使い倒してもまだまだいける

なお、関空にはセルフチェックインのキオスクが設置してある。

エアカナダ、エールフランス、JAL、大韓航空、KLM、ANA、アシアナ航空、タイ航空、シンガポール航空、トルコ航空、ユナイテッドだ。
これらは、セルフチェックインで搭乗券発行が可能。パスポート情報も登録される。
預け荷物がない場合は、そのまま搭乗口へ向かうことができる。
セルフチェックインはLCCには未対応のようだ。
Eボーディングパスが不可でも、セルフチェックインは早く導入してほしい。
関空からエアアジアに乗るならば、WEBチェックインは必ずやっておきましょう。
チェックインカウンターでの待ち時間が大幅に短くなる。

出発まで

搭乗前に腹ごなし。
ターミナル2階のレストランエリアへ降りる。時刻はまだ7時39分。

恒例となりつつあるすき家で朝ごはん。

関空限定メニューである牛まぜのっけ丼をいただく。480円。
牛丼並盛が500円もする空港価格なので、少しでも安くしておこう。
KIX-ITMカードを提示すると、ドリンクが1本無料となる。

牛まぜのっけ丼といいつつ、牛肉の量の少ないことよ。
温泉卵と漬物を食べている気分になった。いや、味はけっこう好きなんだけどね。

腹が膨れたので、さっさと出国を済ませておこう。

国際線出発口の保安検査場はまだリノベーション工事が終わっていない。
出発口1と3がオープンしている。

一時期は大行列していた関空保安検査場だが、今回はかなり空いていた。

午前8時過ぎ、出発口1はちょっと列ができているだけ。
数分並んで保安検査場の中に入ると、ほぼ待ち時間ゼロですぐに荷物を機械に通す。
次に出国審査場だが、自動化ゲートが利用できるため、待ち時間は2分ほど。
保安検査場に並んでから出国審査を抜けるまでの所要時間は10分だった。
早くなったものだ。

出国審査場の先に待っているのが両替所。

タイバーツは、4.79というレート表示だ。
1万円が2087バーツにしかならない。
バンコクでは2300くらいにはなるので、大幅に損。関空で両替してはいけません。

エスカレーターを降りて、搭乗口へ。

関空第1ターミナル国際線制限エリアは昨年末に大幅リニューアルされている。

ウォークスルー型の免税店エリアとなっていて、見違えるように綺麗になった。
ただ、一番大きな免税店はインバウンド客で大混雑していて、レジは長蛇の列。
チェックインカウンターや保安検査場よりも免税店のレジが一番混んでいる。
タバコを購入予定だが、ここで買う必要はなく、搭乗口近くにある免税店ならば列はほとんどできていない。
ハイブランドショップは人気のため、入場制限を実施していた。入口では外国人が列を作っていた。

新しくオープンした飲食店もインバウンド客で人気だ。
オニギリバーガーという店のメニューをみてびっくり。

神戸牛関西風すき焼き、お値段なんと3,000円。
空港価格とはいえ、すき家で牛まぜのっけ丼食べておいてよかったよ。

タイ・エアアジアXの搭乗口は16番。
シャトルでは中間駅が最寄りとなるが、シャトルは使わずに歩いて行く。

中間駅の真下には、カードラウンジのアネックス六甲がある。

が、満席との表示だ。
このところ、カードラウンジは満席になりがち。特にフライトが集中する時間帯はいつも満席表示という印象だ。
でも一人利用なら席はあるそうで、無事に着席。

駐機場を見ながら、コーヒーとお菓子でまったり過ごす。

カードラウンジで食べる無料せんべいのおいしいことよ。

搭乗

搭乗開始時刻は午前9時15分。
搭乗時刻20分前にはゲートがクローズされる。

ラウンジでまったりしたり、免税店でタバコ買ったりしていると、9時15分を過ぎてしまった。

エアアジアの機体はとっくに待機済みだ。

搭乗ゲートに着くと、搭乗はすでに始まっていた。しかも最後のグループ搭乗も開始。すべてのお客様を機内をご案内しています、とのアナウンスだ。

ゲートでは10人待ちほどで、通過。
今回は行程のほとんどで並んでいない。楽でいい。

9時24分、機内へ。

すでに座席はほとんどが埋まっている状況だった。
最後部は見ていないが、真ん中付近は満席状態。
3人席の窓側に座ったが、隣2席はもちろん埋まっている。
あらかじめ座席指定おいて正解だったかも。

機材は、A330‐300。
LCCというと狭いシートピッチが定番だけど、この機材はシートピッチ広めで、特に狭く感じることはない。
前の座席に下に足を伸ばすこともできるほどだ。

エアアジアの座席にはUSBポートや電源はついていないのが難点。
スマホの充電は事前に済ませておこう。もしくはパワーバンク持参で。

搭乗は順調に進み、予定より早くドアクローズ。

9時43分には、機体は動き出した。
プッシュバックからのタクシングで、さくさくっと滑走路へ。

順調そのもの。
9時57分に離陸。

あっという間に空の上へ。
青い海と青い空が気持ちいい。

機内ではシートベルト着用を

ほどなくして、安定飛行に入り、シートベルト着用サインが消える。

アナウンスでは、サインが消えたあとでもシートベルト着用を続けるように念入りに繰り返していた。
つい先日、シンガポール航空が乱気流に遭遇して大きな事故になったばかりだ。シンガポール航空機が緊急着陸したのがバンコク・スワンナプーム空港だった。
タイ行きフライトにかぎった話ではないけれど、あらためてシートベルトの常時着用が望ましいと悟った事故だった。
いつもは安定飛行に入ると、シートベルトを外しがちだが、今回は常時着用しておいた。
まあ、フルサービスキャリアで機内食を食べている際には、どうしても外したくなってしまうものだが。無料ビールなんかを飲んでいる時などは特に。

今回はLCCだ。機内食のオプションもつけていない。
飯はすき家で済ませて、ラウンジでお菓子も食べた。

昨晩は一睡もしていない。
ここで寝ないとどこで寝る。
というわけで、安定飛行に入ると、シートベルトをつけたまま寝るモードへ入る。

事前にダウンロードしておいたPrime Videoで映画を見ていると、睡魔が襲ってくる。
いつの間にか寝入っていた。
LCCでは睡眠に徹するのがベストな暇つぶし方法だ。

なお、機内食はその場で購入もできる。
焼き鯖弁当なんてのもあるなあ。250バーツ。

カップラーメンが80バーツ。
これを頼んでいる人がけっこう多い。
周囲にカップラーメンのスープの香りが広がっていく。LCCらしい風情があってよろしい。

ドリンクは、水やコーラが60バーツ。
コーヒーが90バーツより。

機内サービスは一切関知せず、とにかく眠り続ける。
途中、カップラーメンの匂いで目が覚めることがあったが、また眠りに落ちる。
気づけば、インドシナ半島上空に入っていた。

眼下には陸が広がる。
タイはもうすぐだ。

着陸態勢に入り、改めてシートベルト着用サインが点灯し、シートポジションを下に戻すよう言われる。窓のブライドも開ける。
離着陸だけでなく、シートベルトは常時着用しましょう。

スワンナプーム空港サテライトターミナル到着

タイ時間で13時41分、スワンナプーム空港に着陸。

予定より24分早い到着となった。

なにもかもが順調に進んだフライトだった。

タイ・エアアジアXは、スワンナプームの新しいサテライトターミナルを利用している。
スワンナプーム出発便ではサテライトターミナルを利用した経験があるけれど、到着便はこれが初めてだ。

13時55分、降機。

サテライトターミナルからメインターミナルまではシャトルで移動する必要がある。

サテライトターミナルのコンコースをひたすら歩く。
流れに沿って進むだけなので、初めてに人でも迷う心配はない。

シャトル乗り場までは、かなりの距離がある。
動く歩道を2,3個乗り継ぐ。
遠いなあ。

シャトル乗り場は地下にあるため、エスカレーターで降りる必要あり。
トランスファーデスクもエスカレーター近くにある。

この付近には、SIMカード売り場などがあった。
免税店は見当たらず。
SIMカード売り場も免税店もバゲージクレーム付近にいつくもあるので、ここで慌てる必要はない。

14時0分、シャトル乗り場に到着。降機からここまで6分かかった。

ちょうどシャトルが到着しており、ぎりぎり間に合う。

シャトルは2分でメインターミナルに到着。
地下の乗り場から、メインターミナルの2階到着フロアを目指して、エスカレーターを上がっていく。

エスカレーターを上りきると、イミグレーションの正面に着く。

14時4分に、イミグレーション前到着。
シャトルを降りてから2分足らずだ。
降機から計算すると、ここまで11分かかったことになる。

シャトルがイミグレーション近くに到着する点はすごく便利だと思う。
サテライトターミナルの到着ゲートからシャトル乗り場まで歩く距離は長いものの、シャトル到着後はほとんど歩く必要がない。
歩く距離に関しては、メインターミナルとあまり変わらないかも。
メインターミナルの端っこに到着した場合だと、サテライトターミナルのほうが短くなりそう。
メインターミナル到着がコンコースDあたりだとサテライトターミナルのほうがはるかに時間がかかる。
メインターミナルは到着コンコース次第で大幅に歩く距離が変わる。

シャトルを降りた乗客が一度に向かうため、イミグレーションの手前には少々人だかりができてしまった。
実際の列はかなり分散するために、そこまで長くならない。

14時20分に入国審査を終えて、バゲージクレームへ。

XJ613便の荷物はまだ回ってきていない。
すでに荷物待ちをしている乗客も多くいる。
さくさくと出国審査を終えても、結局は預け荷物が出てくるのを待つことになりそう。

今回は手荷物だけなので、バゲージクレームは横目に見ただけで、税関を抜ける。

これにて無事にタイ入国となった。
時刻は14時21分。
バンコクの太陽は高いままだ。

まとめ

タイ・エアアジアXJ613便は、きわめて順調なフライトとなった。
関空でのチェックインに始まり、保安検査場も出国審査場も待ち時間がなく、搭乗もスムーズならばフライトもスムーズ。
スワンナプーム空港サテライトターミナルからの移動は、少々時間がかかるが楽なもの。イミグレーションもさほど混んでおらず入国できる。
まだタイ時間で昼の2時半だ。
バンコク市内ならば半日近く自由時間があるし、パタヤへも明るいうちに余裕で移動できるだろう。
夜便にせず、朝便を選択して正解だったかも。早起きというか徹夜明けのフライトはちょっとしんどいけどね。
というわけで、関空発バンコク行きのXJ613便搭乗予定の人は参考までに。
ここで記載された方法を実践すれば、安く快適に無駄なくタイへ飛ぶことができます。

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