*

ナムトックムーは、豚肉の血と脂がしたたるハーブ和えサラダ。一度は食べておきたいイサーン料理。


パタヤは、イサーンからの出稼ぎたちであふれる町。
通りを歩けばイサーン屋台にぶつかる。

ソムタム、ガイヤーン、ラーブなどの有名イサーン料理と並んで、わたしが好きなのがナムトックムー。

ナムトックム (4)

ムーヤーン(豚肉を焼いたもの)にスパイスやハーブをまぜてサラダにしたもの。

焼いた豚のハーブ和えサラダ」といったところか。

いつも参考にしている「食べる指差し会話帳タイ」には「焼いた豚のスパイス和え ナムトックムゥー」と表記してある。

ややこしいが、クイティアオのスープのナムトックとは別物。
スープのナムトックは、豚(もしくは牛)の血入りスープ。

ナムトックムーという料理名の場合は、豚肉サラダを指す。

もう何なのよタイ料理名と呆れたくなるが、覚えるしかない。

さらに言えば、「ナムトック」と単体で言えば、滝の意味になる。ややこしい。

が、覚える価値はある。
うまいのだ。

SPONSOR LINK

屋台のナムトックムー

ナムトックム (3)

今回食べたのは、移動式屋台のナムトックムー。
バービアで飲んでいる時に、晩飯として購入した。

ナムトックム (2)

ちょっと画像ではわかりづらいが、このように焼いた豚肉のかたまりが置いてあるイサーン屋台なら、ナムトックムーを扱っていることが多い。

ガラスケースの一番下に陳列してあるのがムーヤーン。
ナムトックム (1)

この屋台では、ナムトックムーが60Bだった。

完成

ナムトックム (5)

見ての通り、焼いた豚肉をスライスして、たまねぎや香草と和えて、サラダ仕立てにしてある。

「ちょっとだけ辛くして(アオペットニッノイ)」と注文したので、唐辛子は少なめ。
わたしにはちょうどいい辛さになった。それでもやっぱり辛いけど。

付け合せには、何の種類かは知らないが、葉っぱが山盛り。画像では隠れているが、葉っぱの下にはキャベツもある。
口の中が辛さで満たされたら、キャベツをかじると幾分やわらぐ。

豚肉とたまねぎとハーブの相性が抜群である。
豚肉はちょっと脂身が多いけど、その脂がまたうまい。

豚肉は七輪でグリル焼きにしてあると思うが、焼いている最中はさぞ脂と血が滴り落ちていたに違いない。
どうやら、この脂と血が滴り落ちる様から、「ナムトック」と名づけたらしい。

ナム=水。液体全般をさす。
トック=落ちる。

基本的な味付けは、同じイサーン料理のラーブによく似ている。
ハーブの使い方が同じなのかな。
店によりけりだろうが、ラーブよりは酸味が少ないように思う。

ラーブはミンチ肉を使用して、内臓系の肉も入っていることが多い。癖のある味が苦手な人もいるかもしれない。
でも、ナムトックムーは、そこまで癖はない。
肉の味が強いんで、ラーブが苦手な人でも、がつがつ食べられるかと思う。

カオニャオとの相性もすばらしい。もちろん酒のアテにしてもいい。

ムーヤーンだけで食べても当然おいしいわけだが、ナムトックにするとさらに旨さが増すように感じる。
また、コームーヤーン(豚の喉肉焼き)を置いている店なら、ナムトックコームーヤーンも注文可能。

なお、通常のナムトックムーの場合、生の血は入っていないようだ。
タイ人に聞いたところ、イサーンでは生肉を利用したナムトックを食べることもあるそうだが、タイ人の間でもさすがに生肉や生血は敬遠する人が多いとか。
牛はともかく、豚はあまりにも危険なので、やめたほうがいいでしょう。
ただまあ、普通のムーヤーンでも、豚肉に完全に火が通りきっておらず、一部生焼けの部分が残っていることもあるけど、ご愛嬌ということで。

ブッカオとLKメトロ周辺でナムトックムーが食べられるところ

前述のとおり、イサーン屋台ならどこでもナムトックムーを置いているわけではない。
前提条件としてムーヤーンが必要。

ブッカオ周辺で食べられる屋台と店をいくつか紹介。

関連地図

ブッカオ側から入ったソイLKメトロ右手にある固定のイサーン屋台

ソイLKメトロ内のイサーン料理屋台 (1)

ソイLKメトロ内のイサーン料理屋台 (2)

シュガーシュガーの裏口の正面あたり。
昼過ぎから営業。閉店は夜9時くらいだろうか。

ここは英語メニューがあるので、タイ語が苦手な人でも利用しやすい。

ソイLKメトロ内のイサーン料理屋台 (3)

ナムトックムーは、メニュー番号6番の「Sliced grilled pork salada」のこと。50バーツ。
1から3番のmincedと書いてあるのは、ラーブのことだ。

屋台脇にテーブルが置いてあり、その場で食べることも可能。
調理のおばちゃんはかなりフレンドリー。

 

ソイダイアナのブッカオ近く、ニコムコート下にあるイサーン屋台

ソイダイアナニコムコート下イサーン屋台

ソイダイアナニコムコート前のイサーン屋台
ニコムコートホテルのレストラン前で営業している。隣はケバブ屋やハンバーガー屋。
昼頃から夜までの営業。あまり遅くまでは開いていない。
ここは持ち帰り用屋台で、いつもタイ人でにぎわっている。

この写真では、グリルに火が入っていないが、ふだんはモウモウと煙を上げて、ガイヤーンやムーヤーンを焼いている。
今回は食べていないが、以前はよく利用していた。ナムトックムーだけでなく、ソムタムなども食べたが、どれもおいしい。
メニューはないし、英語は通じにくいが、何とかなるでしょう。

 

ブッカオ北側のクランクコーナーを抜けた先の左手にあるイサーン食堂

ブッカオ北側のタイ料理とイサーン料理レストラン (2)

ちょっとわかりづらいが、左手にガラスケースが見える店がイサーン食堂となっている。
右隣り合わせにタイ料理屋があって、どちらの店の料理を頼んでも、テーブルまで運んでくれる。意外と便利で使い勝手がよい。
店先で塩を塗りたくった魚を焼いていることが多い。

ブッカオ北側のタイ料理とイサーン料理レストラン (1)

最近は注文していないが、以前に食べたナムトックムーがこちら。

ブッカオ北側イサーン料理食堂 のナムトックムー

えげつない色をしている。ここまでくれば、本場イサーン仕様だろう。激辛好きの人はチャレンジしてほしい。
おまけで、この店のソムタムはこんな感じだ。
ブッカオ北側イサーン料理食堂 のソムタム

フランドリア

フランドリア (4)

ブッカオのやや北側にあるベルギー料理&タイ料理レストラン「FRANDRIA」にも置いてある。
ムーガタの看板が目印。

実際に注文したことはないが、少なくともメニューには載ってある。

フランドリアのメニュー (4)

メニュー番号の619番「Spaicy salada slice grilled pork neck」

これは、豚の喉肉焼きであるコームーヤーンを使ったナムトックだ。ナムトックコームーヤーン。
牛肉のナムトックも置いてあるようだ。

 

他にも、イサーン屋台や小さな食堂に置いてある。探せばいっぱい見つかるが、タイ料理やパタヤ初心者には意外とハードルが高い。
上記の店なら比較的簡単に注文できるかと思いますよ。

あとは本格的なイサーンレストランへどうぞ。

おすすめは、サードロードにあるチェバーン(ジェイバーン、ジェバーン)だ。

チェバーンイサーン料理レストラン (1)

ここのイサーン料理はおいしい。味付き牛肉焼きやコームーヤーンがうまい。鍋物もうまい。基本的にどれもうまい。
ただ、全体的に料金は高め。屋台の3割増しくらいかな。
ブッカオから歩いて行けます。

というわけで、一度は食べておきたいイサーン料理、「ナムトックムー」のご紹介でした。

SPONSOR LINK

 

関連記事

The haven breakfast the works (3)

パタヤ最強かも。THE HAVENのブレックファースト100バーツ。

パタヤのブレックファーストシリーズはまだまだ続く。 いったい、パタヤにはいくつものファラン向け

記事を読む

ヤムルークチンつみれサラダ (6)

生乳入り豚つみれサラダ、ヤムルークチン

その屋台は、遠目には、おでんに見えた。 串にささったネタが、ずらりと勢揃い。 ま

記事を読む

pattaya-3rd-road-restaurant-omelet-2

サードロードのタイ飯食堂は、上品な味付けでおすすめ。ガパオがうまい。

ふと立ち寄ったサードロードの食堂。 ローカル食堂なんだろうけど、雰囲気は明るくて、どこかおしゃ

記事を読む

タマリンドシャーベット

タマリンド(マカームワーン)は、シャーベットにすると食べやすくておいしい。

タイはフルーツ天国。 市場に行けば、さまざまなフルーツが山盛りで売られている。 中には、

記事を読む

third-road-steak-loong-yai-2

サードロードの格安ローカルステーキ屋ルゥンヤーイmini。ハンバーグがそこそこおいしい。

パタヤサードロードは、ローカル向けの安くてうまい食堂やレストランの宝庫。 タイ料理だけでなくて

記事を読む

クィティアオ屋の煮込み豚肉

ソイレンキーの新しいクィティアオ屋は、薬膳スープと煮込み肉が名物。(追記)

パタヤ滞在中の友人二人と昼食を取りに行くことになった。 タイラーメンが食べたいとのリクエスト。

記事を読む

chapayom-2

CHA PAYOM(チャーパヨム)はどれでも1杯25バーツのカフェ。抹茶ミルクがおすすめ。

タイ全土でフランチャイズ展開している路上カフェー店が、CHA PAYOMだ。 読み方は、たぶん

記事を読む

チャイヤプーン食堂 (2)

ソイチャイヤプーンにある食堂。ぶっかけ飯、イサーン料理、洋食まで何でもそろって、日本語も通じるよ。

前回のパタヤ沈没でお世話になった食堂を紹介したい。 ソイチャイヤプーンにある食堂だ。 た

記事を読む

Banchaing chimchum (7)

サードロードのチムチュムとムーガタの店、Banchaing

パタヤのチムチュム&ムーガタ店の新規開拓シリーズです。 今回はサードロード沿いの店へお邪魔しま

記事を読む

ブッカオ火金市場のクイジャップ (4)

ブッカオ火金市場の屋台群にあるクイジャップがおいしかった

ブッカオとパタヤタイ交差点近くで、火曜日と金曜日限定で開かれる市場がある。 通称、ブッカオ火・

記事を読む

アドステア

Comment

  1. 芽キャベツ より:

    今夜ボッカオタラート(常設)で食べたばかりです、ナムトック・ムーを食べ終えたら残りのおつゆにカウニャウをつけて食べたら2度美味しいです。

    • pattayan night より:

      市場でも買えますね。残りのおつゆもうまいですね。キャベツを漬けて食べたりもします。

  2. Silver Bullet より:

    コームヤーン、日本の豚トロみたいで大好きです
    パタヤで食べられるんですね

    • pattayan night より:

      屋台ではコームーヤーンはなかなか見かけませんが、レストランには置いてますよ。喉肉なんで、ほとんど豚トロと同じですね。焼き肉の豚トロよりおいしいです。

アドステア

Udonthani Fried egg Khaikata (1)
ウドンタニー名物料理のカイガタは、パンも付いて35バーツ

ラオス・イサーン旅行記19 (18「ノンカーイからウドンターニー

Walking street 20170626 (6)
規制強化には開店繰り上げで対抗。ウォーキングストリートのゴーゴーバー開店時間調査。

当局の強い指導により、閉店時間が午前3時となったウォーキングストリート

Nongkhai to Udonthani Bus (6)
ノンカーイからウドンターニーへはロットゥ(ミニバン)で

ラオス・イサーン旅行記18 ノンカーイは1泊だけですます。

Pattaya klang Thai food (2)
タイローカル屋台初心者におすすめ。カオカームー、カオマンガイ、クイティアオ、何でも揃ってそこそこ美味しい屋台@パタヤカン。

パタヤカン(セントラルパタヤロード)のセカンドロードからソイブッカ

Nongkhai Night life (2)
ノンカーイの夜遊び2017年。バンガロー置屋からラオっ娘を持ち帰り。

ラオス・イサーン旅行記17 (16「ノンカーイは意外なグルメタウ

→もっと見る

PAGE TOP ↑