パタヤのソイレンキーは、ソイブッカオとLKメトロに近くて、とても便利な立地。
格安ホテルやゲストハウスが密集していて、パタヤ沈没のメッカとさえ言える。
今回泊まってみたのは、ニューニコムコートだ。
友人が定宿にしていて、当ブログでも以前少しだけ紹介したことがある。
価格のわりに部屋は広くて快適。
ソイブッカオ愛好家にとってはたまらない条件の良さである。
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目次
ニュー ニコム コート (New Nikom Court)
ソイブッカオからソイレンキーに入り、少し進んで右手にある。
見た目は小さなホテル。
間口は狭くて奥に長い作りとなっている。
駐輪場は、入り口脇のスロープを登っていった奥にある。建物1階の屋根付きのスペースにとめる形となる。
アゴダで予約していき、チェックインは簡単。
パスポート提示して、書類にサインするだけ。
デポジットなし。
鍵だけを渡されて、自力で部屋へ。
エレベーターなし。階段のみ。
3階の部屋だった。
なるべく2階か3階の部屋をリクエストしたほうがいい。4階はしんどい。
廊下
左側がニューニコムコート、右側は別のホテル。
廊下の端からはソイレンキーを見下ろすことができる。
ダブルスタンダードルーム
予約したのはダブルスタンダードという名称。
アゴダでの取り扱いは一種類のみ。他のグレードがあるかは不明。
普通のシリンダー錠。
キーホルダーを挿し込むと通電するタイプだ。
ドアを開けたところ
カーテンを閉めるとこんな感じ。
広さは十分だと思う。
調度品は木製が多く、やや老朽化しているが、特に不潔感はない。
ダブルベッドの両脇にテーブルとコンセントあり。
バスタオルが2枚。ハンドタオル無し。
エアコンの他に、ベッドの真上の天井にファンがある。
扇風機はありがたい。
エアコンは壁のスイッチでオンとオフをするだけ。リモコンが見当たらず温度設定ができなかった。効き目はばっちりでむしろ寒いくらい。
ある程度部屋が冷えたら扇風機だけで快適に過ごせたけれど、エアコンのリモコンはやっぱりほしい。
テレビは旧式のブラウン管。
テーブルと椅子のセットあり。
テーブルの上には、トイレットペーパーと灰皿。
室内禁煙の表示がなく、どうやら喫煙可能のようだ。
冷蔵庫の中はからっぽ。無料の水が2本置いてあるだけ。
年季の入った化粧台とクローゼット。よく見ると、壁に栓抜きが固定してある。
クローゼット内にはハンガーのみ。セーフティボックスはない。
レセプションにセーフティボックスがある。
浴室
間仕切りのない一体型の作りだが、広さは十分。
アメニティは、固形石鹸2個と小さなボトル入りシャンプーのみ。
シャワーは電気式だが、水圧と温度は問題なし。
シャワーを浴びるとトイレの床は濡れるが、洗面台の床は大丈夫。
バルコニー
広くはないがバルコニーあり。
流し台もついている。
椅子やテーブルは置いていない。
周囲を建物に囲まれており景観はのぞめない。
眼下に見えるスイミングプールは、隣のホテルであるJ&P Court Pattayaのものだ。
ソイレンキーにあるプール付きの格安ホテルとしてはオペイデプレイスがおすすめ。
部屋の広さや設備は、ニューニコムコートとオペイデプレイスは似たようなもの。
プールがほしいなら、オペイデプレイスのほうがいい。
関連記事:オペイデプレイス パタヤ (Opey De Place Pattaya)宿泊レポート@ソイレンキー
なお、夜はとても静か。
ソイレンキーは車の往来が多いけれど、部屋は奥まっているため、ほとんど騒音は聞こえない。
また、宿泊客は単身旅行のファランがほとんど。騒がしい客はいなかった。
Wi-FiとJF無料
Wi-Fi無料。スマホ接続してみて、動画サイトは普通に見ることができた。
ジョイナーフィーはむろん無料。
IDカードチェックもないが、ケースバイケースかも。
夜中でもレセプションには人が常駐していて、ガードマンもいるが、寝ているケース多し。
バイクで奥まで直接入ると、すぐ脇が階段。
ガードマンがいても普通にスルーできる。
心配な人はレセプションでIDカードを預けるようにしよう。
館内設備
ロビーはやや広くて、ソイレンキーの往来を眺めながら、のんびり過ごすことができる。
あとは何もない。
プールもない。ジムもない。レストランもない。
周囲に食べるところはいくらでもあるし、とりわけブレックファーストやステーキなどの洋食はパタヤ屈指の激戦区である。
地図と周辺施設
地図
ソイブッカオまで徒歩1,2分。
LKメトロも至近距離。泥酔しても余裕で帰ってこられる。
ウォーキングストリートへは、ソイブッカオに出てソンテウに乗れば1本で行ける。
ウォーキングストリートからの帰りは、セカンドロードで降りて、ソイダイアナを徒歩で戻ってこればいい。
コンビニはソイレンキーの中にファミリーマート、さらにソイブッカオ沿いにはセブンイレブンなど多数あり。
レストランは数しれず。
パタヤ最強クラスのブレックファーストがこの周囲に固まっている。
関連記事:RETOXの朝食99バーツは王道イングリッシュブレックファーストで食べごたえあり
関連記事:パタヤ最強かも。THE HAVENのブレックファースト100バーツ。
関連記事:新規オープンのCHEAP CHARLY'Sのブレックファーストが安くてボリューム満点
タイ料理ならソイレンキー入り口近くにあるカオマンガイ屋がおすすめ。ヤムガイセーブもうまい。
関連記事:朝からやっているカオマンガイ屋@ソイレンキー入り口
関連記事:カオヤムガイセーブは、唐揚げ辛口サラダ載せご飯。ソイレンキー入り口屋台食堂でどうぞ。
宿泊料金と予約先
アゴダで1泊650バーツだった。
現地で聞いたところウォークイン価格も650バーツ。
どうせ泊まるなら、アゴダとクレジットカード払いによるポイントをためるのがベターかも。
シーズンによって料金は異なる。
通常時は700から800バーツほどか。
2年前の大晦日は1泊1,000バーツだった。
マンスリー価格は未調査。
まとめ
いかにもパタヤの格安ホテルといった感じだが、部屋の広さと快適さは格安ホテルとしては申し分なし。
タイの格安ホテルに慣れている人なら特に文句の出しようもないレベル。
エアコンの調整ができないのが唯一の難点かも。まあ扇風機があるし、そっちのほうが体にはやさしい。
プールもないし、景観もないし、リゾート感を求める人は泊まってはいけません。
ほどほどに安いホテルに泊まって、ソイブッカオやLKメトロを中心に夜な夜な飲み歩きたいという人にはおすすめできる。
ソイレンキーの便利さに慣れてしまうと、もう他には行けなくなってしまうほどだ。
なお、ソイブッカオとソイダイアナの交差点に建つ、ニコムコートとチャーリープレイスは姉妹ホテル。
チャーリープレイスには宿泊したことがあるが、部屋はニューニコムコートのほうがちょっと綺麗だと思う。
関連記事:めざせブッカオ沈没ファラン!チャーリー プレイス (Charlie Place)宿泊レポート
このあたりの格安ホテルをおさえておけば、短期滞在といえど、ソイブッカオ沈没生活が満喫できるだろう。
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