パタヤのブレックファーストシリーズはまだまだ続く。
いったい、パタヤにはいくつものファラン向けレストランがあることやら。
今回は、ファラン飯の集中エリアとして名高いソイレンキーへ。
THE HAVENというレストランだ。
ずっと気づかなかったが、ここのブレックファーストは安くて量が多い。しかもうまい。
ひょっとして、パタヤ最強かもしれない。
広告
THE HAVEN
ヘイブンは、天国じゃなくて、タックスヘイブンのヘイブンね。ヘイブン単体だと、港とか停泊地とかそんな意味。タックスヘイブンで租税回避地という意味。
看板
入り口
A TASTE OF THAILANDという文字が目印。
2017年12月時点の入口。サックスサンタがお出迎え。生け簀まで現れた。
テラス席は喫煙可能。
室内はわりとシックできれいなレストラン。上階はゲストハウスになっているようだ。
表側に手書きのブレックファーストメニュー立て看板
活字メニューもあり
小サイズブレックファースト
まずは、お試しで75バーツのスモールをオーダーしてみた。
コーヒーは大きなマグカップに注がれている。ミルクもたっぷりだ。
味はインスタントに毛が生えた程度だが、それなりにおいしい。しかもおかわり自由。
(追記:その後、コーヒーのおかわりは有料となった。)
つづいてトースト。
この山切りパンが大きい。安っぽいアメリカンブレックファーストの店では、コンビニで買えるような安っぽいパンを利用しているが、ここはボリュームたっぷりのトーストだ。
2枚食べると、これだけでお腹が膨れる。
本体は実にシンプル。
卵二つを使った料理とベーコンだけ。
卵の調理方法は指定可能。これはスクランブルエッグ。
別日にオーダーした目玉焼き(フライドエッグ、カイダーオ)がこちら。
ポーチドエッグにしているファラン客もいた。
ベーコンかソーセージもあらかじめ選択しておく。わたしはベーコンにした。
このベーコンは厚切りで、しかも大きい。脂身もあってちょっとしたステーキのようだ。
トースト2枚と卵2個とベーコン2枚。
これだけでお腹いっぱいだ。
しかもコーヒーおかわり自由。
室内は禁煙。
食後は、外のテラス席にコーヒーカップだけ持っていき、優雅に一服できる。
もちろん、最初からテラス席で食べてもよし。
75バーツでここまで腹いっぱいになれるブレックファーストはパタヤでも珍しい。
まあ、ほぼトーストの大きさが決めてだけど。
65バーツのセットもあって、これは卵3つとトースト3枚という投げやりなスタイル。
たぶん、75バーツのセットよりも腹がふくれるでしょうな。
(追記)
75バーツのセットは80バーツへ値上げ。
65バーツのものは70バーツへ値上げ
THE WORKS
後日、ザ・ヘイブン再訪。
ええい、こうなったら、さらに大きいやつもオーダーしておこう。
固有の名前があって、THE WORKSという。オーダーは、ワークスと伝えればオッケーだ。100バーツ。
コーヒーとトーストはまったく同じ。
本体が到着。
豪華になった。
卵2つとベーコン2枚は同じ。ソーセージ、焼きトマト、ポテト、マッシュルームが追加された。
イングリッシュブレックファースト度がアップ。
The Worksのネーミングの由来はよくわからないが、イギリスの労働者階級は仕事に出かけるまえにこんな朝食を取るんでしょうな。
ソーセージは、イギリス流だけど、それほど臭みはない。食べやすい。
焼きトマトはじゅくじゅく。
マッシュルームはちょっとしたアクセントかな。
個人的にはポテトがうれしい。
ポテトは2種類から選ぶ。HASH BROWNとHOME FRIESだ。ハッシュブラウンがいわゆるハッシュドポテトで、ホームフライが切ったポテトを揚げたもの。
わたしが頼んだのは、HOME FRIESのほう。ジャーマンポテトとも呼ぶけど、これはイギリス流でしょう。厚手のポテトチップスみたい。うまい。
ベーコンやソーセージは、ケチャップだけでなくて、ブラウンソースをかけて食べるのもおいしい。
パンをかじりつつ、おかずを平らげる。
75バーツの小サイズでもお腹いっぱいになったのに、これだけおかずが増えると、満腹感もさらに上昇。
お腹いっぱいどころか、いっそ苦しいほどだ。満足感より膨満感である。
これで100バーツ。
すぐ近くにあるRETOXの99バーツブレックファーストに匹敵するボリュームだ。
えげつないなあ、THE HAVEN。
が、この100バーツのTHE WORKSのさらに上位グレードのブレックファーストも用意されている。
160バーツのものが、本当のFull English Breakfastとなる。
The Worksの内容に、ソーセージが1本追加、豆も追加、そして、イングリッシュブレックファーストといえばお約束のFried bread(揚げパン)までついてくる。
ブラックプディングがあれば完璧なのに。
たぶん、おそろしい量だと思われる。わたしには無理っぽい。
あと、お持帰りもできるハンバーガーが気になるところ。
肉の量は、ハーフパウンドだそうな。227グラムくらいか。試してみたい。
227gのビーフバーガーで120バーツは安いと思う。
(2017年12月追記)
その後、何度かTHE WORKSを食べている。
値上げなし、100バーツのまま。
最新の写真がこれ。
ポテトはハッシュブラウンにしてみた。ぱりぱりに揚がってますが、元は冷凍ものでしょうね。おいしいけれど、よりポテトらしいのはホームフライのほう。
あと、たまたまただろうけど、トーストは焼きすぎ。
ベーコンはやや固くなったような気がする(これも焼きすぎか)。
ボリュームに変化なし。おかずは完食したが、トーストは半切れ残してしまった。それでも満腹、いや膨満感に数時間はさらされる。
おそるべし、The Works。
(2018年11月追記)値上げ後のTHE WORKS
2018年9月前後に価格の値上げがあった。
THE WORKSが110バーツ。
11月に再訪して、THE WORKSを食べてみた。
外観に変わりなし。
テラス席に呼び鈴が追加されたようだ。
あと、ベトナム料理が追加となっている。
代理販売みたいな感じだとは思うが、ベトナムソーセージとも言うべきネームや春巻きを取り扱っている。
新しいブレックファーストメニューがこちら。
THE WORKSはやはり110バーツ。
ちょっと見づらいが、トースト2枚、卵2個、ソーセージorベーコンのスモールセットが80バーツとなっている。
全体的に少し値上げとなっている。
ザ・ワークスをオーダー。
コーヒーはおかわり無料ではなくなったようだが、味と量は特に変らず。
本体も変わりなし。
ほんのわずかにベーコンが薄くなったような気がしないでもない。
相変わらずボリューム満点。
今回はタイ在住歴15年以上でタイで飲食店経営の経験もある友人を連れて行ってが、ここのブレックファーストを絶賛していた。
店内の雰囲気もいいし、ブレックファーストの質と量ともに満足していた。
10バーツ値上げはちょっと悲しいが、このレベルを維持してくれるなら、問題ないと思う。
地図
地図
ソイレンキーのサードロード寄り。
ソイブッカオからソイレンキーの入って徒歩3分くらいかな。
LKメトロから徒歩5分ってところ。
すぐ近くにあるRETOXのブレックファーストもおすすめだ。
関連記事:RETOXの朝食99バーツは王道イングリッシュブレックファーストで食べごたえあり
まとめ
100バーツで食べられるパタヤのブレックファーストとしては、わたしの知る限り、パタヤ最強であろう。
味もいい。
まあ、アメリカンブレックファーストなら、どこで食べても似たようなものだが、イングリッシュブレックファーストとなると、少々様相が異なる。
揚げパンやブラックプディングの入った本格的なイングリッシュブレックファーストなら、RETOXへ。
ややブリティッシュ寄りのブレックファーストを腹いっぱい食べたいなら、THE HAVENへ。
特にトーストをがっつり食べたい人にはおすすめですね。
100バーツ前後の価格帯に限定するなら、ソイレンキーで隣り合うこの2軒がパタヤのブレックファースト最強の双璧である。
(まとめ追記)
ワークスが110バーツへと値上げとなったが、それでもパタヤ最強レベルなのは間違いない。
安値でがっつり本格的なブレックファーストが食べたいなら、このThe Havenか隣のRetoxへ行くべし。
広告