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タイ入国情報

タイに足止めされる外国人旅行者が数千人、タイ入国審査強化と空港混雑対策

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緊迫する中東情勢の影響で、タイでも多くの影響を受けている。
中東の空港が閉鎖され、フライトがキャンセルされたことで多くの外国人旅行者が帰国できずにタイに取り残されている。
スワンナプーム空港のイミグレーションでは大きな混雑も発生。
タイ出入国管理局は、タイ入国審査の強化と空港混雑緩和のための10の措置を発表した。

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タイで足止めされた外国人が数千人

中東情勢の悪化により、中東の空港は閉鎖され、フライトはキャンセルされた。
タイ発着のフライトも多くが欠航となっている。

3月2日にスワンナプーム空港発着便でキャンセルとなったフライトはトータル47便。
出発が24便、到着が23便だ。
航空会社は、エルアル・イスラエル航空、エア・アラビア、エミレーツ航空、カタール航空、エティハド航空、ガルフ・エア、クウェート航空、ワールド2フライ。

2月28日から3月2日までのトータルでは、全108便が欠航となった。
出発が58便、到着が50便。
(情報は、2026年3月2日午後2時時点)

ドンムアン空港発着便は、タイ・エアアジアXによるリアド線がキャンセルとなっている。
プーケット空港発着の中東路線もすべて欠航。その数は30便以上。

これだけの便が欠航となったため、タイから帰国するフライトに乗れなかった旅行者も多く存在する。
バンコク、プーケット、サムイ島、クラビなどに数千人が取り残されているとのことだ。
タイ旅行代理店協会では、旅行会社がホテルや関係当局と調整し、足止めされた旅行者に宿泊施設などのサービスを提供できるよう支援しているとのこと。

帰国できずにいるのは、中東から旅行者だけではない。
ヨーロッパからの旅行者も多数含まれている。タイとヨーロッパを結ぶ直行便は出ているが、運賃はかなり高い。そこで運賃の安い中東系航空会社の経由便を使って旅行している。
日本からヨーロッパへ旅行する際に中東経由便のほうが安いのと同じ理由だ。
中東経由便でタイへ行く旅行者の予約は完全にキャンセルされてしまった。
これはタイへの長距離旅行全体の約50%に相当するという。

ヨーロッパからの旅行者は、タイからヨーロッパへの直行便に振り替えができれば帰国できるのだが、実際に変更可能な人は少ないという。いまだにハイシーズンであり、ほとんどの便が予約で埋まっているからだ。空席があっても、運賃は高額となる。
アメリカから中東系便でタイに来る旅行者も多い。

中東からプーケットへの航空便を利用する外国人は、全到着数の約10%を占めるとのこと。
月曜日時点で5,000人以上の観光客がプーケットに足止めされているとのことだ。

サムイ島やパンガン島では1000人以上の観光客が足止めされており、滞在延長すると予想されている。

足止めされた旅行者の中には帰国の目処が立つまでにビザ滞在期限が切れてしまう可能性がある。
そこで入国管理局を含む関係当局と協議していくとのこと。

入国審査強化

タイ入国管理局より、新たな措置が発表された。
中東情勢緊迫化を受けて、外国人の入国審査を強化し、コールセンター詐欺の取り締まりを強化し、空港混雑緩和のために10の措置を取る。

現在、タイの空港、特にスワンナプーム空港では入国審査場が大混雑している。
理由は、カンボジアから拠点をタイに移そうとする外国人コールセンター詐欺集団を阻止するための厳格な審査と、中東からの渡航者に対する審査強化によるものとしている。
コールセンター詐欺集団への取り締まりをさらに強化するよう命令が出された。

空港における外国人旅行者の混雑状況についても会議において評価した。
2025年後半以降、スワンナプーム空港、ドンムアン空港、プーケット空港において外国人旅行者の数が大幅に増加している。
1日平均の旅行者が6万人から7万ないし8万人へ増加しており、約16%増となっている。特に中国人旅行者が増えたほか、ロシアやヨーロッパからの避寒旅行者も増加した。
これにより、午後2時から午後7時、午後10時から午前1時までのピーク時間帯に旅行者が集中。スワンナプーム空港では1時間あたり5000~6000人の旅行者が到着し、入国審査場に絶えず人が集まることになる。審査場入口がボトルネックとなり、混雑が増す一因となっている。
平均すると最大待ち時間は50分と記録される。

また、タイから中東へ向かうフライトが突然欠航となり、タイを出国できない乗客が出国スタンプを取り消すために、入国審査場に集まったことにより、混雑がさらに増加する可能性もある。

空港混雑緩和措置

混雑緩和のために、入国管理局は10の措置を導入した。

1 タイに足止めされた外国人への救済措置。空域閉鎖のために出国できない外国人はオーバーステイの罰金を免除する。一時的な滞在延長を希望する人は、大使館の証明があれば、30日間の滞在延長が認められる。

2 航空会社に対して、乗客がチェックインする前にTDAC(タイデジタル到着カード)登録を完了していることを確実にするよう要請する。

3 到着ビーク時間帯にはすべての入国審査カウンターに係官を配置する。

4 入国審査場の混雑を管理し、乗客の流れを均等に分散させるために係員を配置。

5 身長120cm未満の子供、高齢者、障害者、妊婦、タイ人と一緒に旅行する外国人家族などに向けた優先レーンを設ける。

6 突然の欠航が発生した場合、通常到着便との混在を防ぐために、出国スタンプを取り消すための専用エリアを指定する。

7 航空会社に対して、緊急の国内乗継便を利用する旅行者のために、入国審査官と調整するスタッフを配置するよう義務付ける。

8 AOT(タイ空港公社)と連携して、発着枠の割り当てを管理して、到着便の集中を避ける。

9 外国人旅行者に対するAutomatic Border Control(ABC)システムの導入を加速させる。

10 中東紛争に関連する安全保障上のリスクをもたらす可能性のある外国人のみ地際対策を強化する。

入国管理局では、コールセンター詐欺グループや中東情勢の混乱の中でリスクをもたらす可能性にある個人に対する審査体制を強化する必要があるため、一時的に審査処理のスピードに影響を与える可能性があるとしている。

タイイミグレーションからの発表は以上。

日本からのタイ旅行の注意点

日本からの旅行者もスワンナプーム空港の混雑には要注意だ。
昨年後半からスワンナプーム空港でのタイ入国イミグレーションは大混雑していると悪い評判が立っている。時間帯によっては本当に混雑している。

2番目の措置であるTDACについては、必ずチェックイン前に済ませておこう。
これまでは、日本の空港でタイ行きフライトにチェックインする際には、「TDACは済ませてますか?」と質問されることはあっても、実際に確認されることはなかった。
これからはTDACの登録を完了していないと、チェックインしてもらえない可能性もある。指摘されたら、その場でやればいいのだが、無駄に時間がかかるだけ。出発前日には済ませておこう。
また、TDAC自体はスワンナプーム空港やドンムアン空港に到着した際にも設置されたTDAC専用キオスクで登録もできるが、日本出発前にやっておくのがベター。

9番目の措置のABCとは、出入国の自動化ゲートのことだ。
外国人はタイ出国時の自動化ゲートが利用できる。日本のパスポートは利用可能だ。
スワンナプーム空港では以前から導入済みで、ドンムアン空港にもつい最近導入が開始されたばかり。

あとの措置は日本人旅行者には直接的な影響はなさそう。

日本からタイへ旅行するぶんには、空港の混雑以外では、今回の中東情勢悪化による影響はほぼない。
今のところは、特に心配はいらない。
普通に旅行すればいいと思われる。
スワンナプーム空港から出発する際は、出発3時間前には空港に到着しておくこと。

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