タイを訪れる日本人旅行者が一気に増加した。
国別ランキングでトップ5に入るほどだ。
もちろん、お盆休みによる大型休暇での大幅増だ。
さて、どれだけの日本人がタイを訪れたのか。
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タイを訪れる外国人旅行者数
タイの観光スポーツ省が、タイを訪れる外国人旅行者数の統計を毎週発表している。
2024年8月5日から8月11日まで
外国人旅行者の総数は751,419人。
国別トップ5
1位中国 169,355人
2位マレーシア 65,869人
3位韓国 37,414人
4位日本 37,017人
5位インド 36,908人
日本とインドとマレーシアは夏の休暇シーズンにあたり、観光客が増加したとタイ観光スポーツ省は報告している。
日本のランクは4位だ。5位以内のランク入りは珍しい。前週比で79.39%も増加している。さすがは盆休み。
3位の韓国は14.55%減少だが、それでも日本人よりも多い。
でも日本人がインドを抜いたのはすごいことだ。
お盆休みを前倒しして多くの日本人がタイを訪れた。
ほんの一週間であっても、日本人旅行者のほうがインド人旅行者より多かったのだ。タイの各観光地でのインド人観光客の多さを体感していると、信じられない思いだ。
次の週はどうか?
2024年8月12日から8月18日まで
外国人旅行者の総数は677,409人
日本の盆休みなど各国の夏の休暇シーズンが終わり、前の週より9.85%減少したとのこと。
国別トップ5
1位中国 156,639人
2位マレーシア 82,468人
3位インド 38,718人
4位韓国 38,265人
5位日本 30,363人
日本は5位に下がった。前の週より17.98%減少。
インドは増加して、3位に上昇。あっさりと日本を抜き返した。
8月12日から14日あたりにタイに入った日本人旅行者は多かっただろうけど、そのあとは減っていく一方だったはず。
しかも、ちょうどお盆休み終了間際には、日本に大型台風が接近し、多くのフライトがキャンセルされた。日本からタイへ行けなかった人、日本へ帰国するのに苦労した人もたくさんいた。
8月5日から18日までの2週間でタイを訪れた日本人は、67,380人となった。
盆休み期間中にかぎると6万人ほどだろうか。
円安で海外旅行者が減少しているとはいえ、やはりタイへ行く日本人はまだまだ多いことがわかった。
次の週のランキングでは、日本はまたトップ5から陥落しそうだが。
なお、今年これまでの統計も出ている。
2024年1月1日から8月18日
外国人旅行者の総数は22,474,1729人
トップ5
1位中国 4,555,262人
2位マレーシア 3,104,092人
3位インド 1,294,076人
4位韓国 1,193,255人
5位ロシア 1,053,724人
タイを訪れた外国人は2200万人超えとなっている。
ぶっちぎりなのは中国からの旅行者だ。
日本はトップ5に入らず、詳しい人数は不明。
タイと陸路国境を接しているマレーシアからの旅行者が多い。
ラオスからの旅行者も増えているとのことだ。
これは、陸路国境検問所でのタイ入国の際にも出入国カードの提出が不要になったことも大きな理由とのこと。
たしかに、ラオスのビエンチャンからタイに入国する際に出入国カードは不要となっている。
日本人旅行者が年間を通してトップ5入りする日は来るのだろうか。
がんばれタイ好き日本人旅行者。
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