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10月20日に、特別観光ビザ(STV)の枠組みによる初の外国人旅行者がタイに到着した。上海を出発した中国人39人だった。
入国後は、スワンナプーム空港からASQ(代替隔離検疫)施設へ直行。
そこで14日間の隔離を受けた。
利用したASQホテルは、バンコクのロイヤルベンジャホテル。
料金は45,000バーツとなっている。
隔離中でも、ジムに利用は可能だったとのこと。
さらに、隔離中に実施される2回目の検査が陰性だった宿泊者のために、ホテルのプールでロイクラトンのイベントを開催したそうだ。
その14日間の隔離がいよいよ終了となった。
最後の検査でも陰性だった場合、隔離期間終了後は、自由な行動が許される。
TAT(タイ観光庁)長官の話では、中国人グループの一部はビーチを訪問する予定だという。ただ、その場所は秘匿のため、公表されない。
また、TAT長官は、今年の終わりまでSTVビザで入国する外国人観光客の数を月1200人までに制限しているという。
参照:Thai PBS
ロックダウン以降はじめて外国人観光客が入国し、ついにはタイの街中を自由に行動できるようになった。
実に7ヶ月ぶりのことだ。
中国人たちがどこへ向かうかは不明だが、おそらくパタヤにも来るだろう。
すでにパタヤには中国人の姿が増えつつある。とはいえ、以前のような中国人だらけという状況からはほど遠い。
が、これから徐々に増えていくのは間違いない。
日本はつい先日、感染低リスク国リストから外されて、特別観光ビザでのタイ入国が不可能となった。
関連記事:日本は中度感染危険国指定、日本から特別観光ビザでのタイ入国が不可に
なお、11月1日にスカンジナビアからSTV旅行者がやって来ると言われていたが、まだ到着していないもよう。
TATによれば、ヨーロッパからのSTV旅行者は低リスク国であるスカンジナビアからやって来ることを期待しているとのこと。長期滞在で一人あたりの支出も大きくなると見られる。最新の報告では少なくとも120人からのSTVの要求があったとのことだ。
どうやらまだあまり前進していないように見える。
本当に中国からの観光客ばかりとなっていきそうだ。
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