タイへの外国人旅行者数
2024年1月1日から6月2日まで
タイ訪問外国人旅行者数：14,951,006人
6月2日時点で約1500万人となった
6月5日時点では、すでに1500万人を突破しているはずだ。
国別トップ5
1.中国 2,943,455人
2.マレーシア 2,060,561人
3.インド 855,558人
4.ロシア 853,532人
5.韓国 813,397人
この1年はおおよそこのような順位のままだ。
中国がダントツで多い。マレーシアを抜いてからは、中国の独壇場となった。
インドも強い。
5月27日から6月2日の一週間の統計
1.マレーシア 150,821人
2.中国 111,793人
3.インド 45,045人
4.韓国 27,797人
5.ベトナム 24,235人
祝日の関係で東南アジアからの旅行者が増えた。
週間統計ではロシアはランク外になったが、インドは安定して多い。
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ビザ免除措置と新ビザ制度導入
タイ政府広報より。
政府報道官によれば、ビザ免除措置によりインドからの旅行者が増加しているという。
インドからのタイに入国するには観光目的であってもビザが必要であったが、今年5月11日まで期間限定でビザ免除措置が適用されていた。この一時的な措置が11月11日まで延長された。
現在も、日本と同じようにビザ無しでタイに入国することができる。
このビザ免除措置により、インドからより多くの旅行者をタイに引き付けているとタイ政府は述べている。
Airbnbによる調査では、人気の目的地はバンコク、プーケット、チェンマイ、クラビ、サムイ島とのことだ。
タイ政府は、経済を刺激し、観光を促進するために、3段階のビザおよび旅行促進措置を承認したばかりだ。
1段階目の短期措置は３つ。
・ビザ免除対象国を93カ国に増やし、滞在期間を30日から60日に延長する
・到着ビザ対象国を31カ国に増やす
・長期旅行者やデジタルノマドなどを対象した5年有効ビザであるデスティネーション・タイランド・ビザ（DTV）を新設する
これらの措置は6月下旬に発効予定とのこと。
当初は6月1日開始と見られていたが、実際にはノービザ入国での滞在期間は30日のままだった。
タイ政府広報の発表では、6月下旬もしくは7月上旬に開始予定という話になった。
さらに本日のタイ政府広報のお知らせでは、7月上旬の文言が消えて、6月下旬という表記になった。
新しいビザで外国からの人材誘致を
政府報道官に最新の発表が出ている。
タイ政府は、より多くの海外の人材を誘致するために新しいビザを提供するということだ。
すでに実施されているのは、LTRビザとスマートビザだ。
最長10年滞在可能なLTR（長期居住者）ビザの保有者は4,000人以上。
アメリカ人791人、ロシア人479人、イギリス人332人、中国人277人、ドイツ人236人、日本人207人、フランス人198人。
スマートビザ保有者は2,170人。主にアメリカ、ロシア、イギリス、日本、ドイツからとのことだ。
LTRビザは、専門家や高所得者などポテンシャルの高い外国人を呼び込むためのもの。
何度でもタイに入国可能で、労働許可も得られるビザとなっている。また、個人の所得税率が最大17％におさえられ、通常90日ごとに必要なイミグレーションへのレポート（いわゆる90日レポート）は年に1回でいい。
さらにタイ政府は、デスティネーション・タイランド・ビザ（DTV）を導入する。DTVは今月開始予定とのこと。
参照⇒https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2805235/pm-eyes-visa-shift-to-draw-more-talent
タイ政府報道官からの発表では、新しいビザ制度は6月中には開始されそうな雰囲気となってきた。
でも正式な開始日時の発表はまだない。
また、DTVの詳細については明らかとなっていない。現在時点で判明しているのは、ビザ代が1万バーツで、ビザは5年間有効、一度の入国で180日間まだ滞在できて、さらに180日の延長ができるということ。
LTRビザやスマートビザよりは取得要件がゆるいとは思われるが、現状でははっきりしない。
とりあえず、ノービザ入国での滞在期間延長開始は、おそらく6月末までには開始となる可能性が高そうということだけ。
本当に開始にならないと何も確かなことは言えない。
そして、タイにインド人は増えているということは確かだ。
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