空路では全面開国したタイ。
世界各国からタイ各地の空港への国際線フライトで検査も隔離もなしで入国できる。
陸路国境も続々とオープン中だ。
次は海路での入国である。それもクルーズ船だ。
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大型クルーズ船でのタイ入国が再開へ
月曜日に関係部署が集まり、大型観光クルーズ船の再開のための手順について会合が開かれた。
その後、クルーズ船はもうすぐアンダマン海に戻ってくると発表された。
最終的には、クルーズ船の数はパンデミック以前の水準に戻るであろうとも。
来月には、アジア最大のクルーズ船であるSpectrum of the Seas号がタイに到着予定。
デッキが16、キャビンが2,100、乗客は4,188人収容可能の巨大船だ。
ヨーロッパがロシア問題で緊張しているなか、アジア太平洋地域を目指す観光客は多いだろうとの予測。
参照:https://www.bangkokpost.com/business/2314498/cruise-ships-will-soon-start-returning
なお、5月14日には、プレミアリーグのトットナムのオーナーが自家用の豪華ヨットでサムイ島を訪れている。
5月1日の入国措置緩和後、サムイ島に入国する初のヨットだった。
次は大型クルーズ船でのタイ入国を再開する予定だ。
どこに接岸するかは明言されていないが、おそらくはプーケットだろう。
思い返せば、2020年2月頃だったろうか、日本でクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号が大きな騒ぎとなったのは。
あれが日本でのパンデミックの端緒といえた。
タイでも似たようなクルーズ船到着の騒ぎがあった。
2020年2月にはプーケットに停泊したクルーズ船からの感染拡大が懸念された。
あれから2年数ヶ月。
いよいよ大型クルーズ船の入港が再開される。
今回の大型クルーズ船再開は、7月1日のエンデミック化計画によって実現するとのことだ。
パンデミックは終了し、元の生活に戻ることになる。
大型クルーズ船の再開はその象徴といえる。
タイはエンデミック宣言し、陸海空すべてのチャンネルで観光客を検査と隔離なしで受け入れる。完全開国だ。
日本がクルーズ船を再び無条件に受け入れる日はいつ訪れるだろうか。
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