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タイ入国情報

ピパット観光大臣のタイ開国プランが続々登場。4月1日開国せよと。

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タイ開国派と呼べばいいのか、過去何度となく外国人観光客受け入れ再開案を提唱してきたタイ観光スポーツ省のピパット大臣。
数え切れないアイデアを出してはその都度却下され続けてきたが、決してへこたれない。
それどころか、ここに来て、俄然息を吹き返してきた。
保健大臣が強制隔離期間短縮を提案し、政府としても10月1日全面再開を目指すと発表している。
今が押し時である。

今週のピパット大臣の提案と、タイ入国関連情報をまとめておく。

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サンドボックスモデルでプーケット再開して中国人を呼び込む

ピパット観光大臣が新たな計画を立ち上げた。

その名も、Sand Box プロジェクト。

10月以前にプーケット、パンガー、クラビのアンダマン3県において隔離無しで外国人観光客を受け入れる計画だ。

タイは他の国とのCity-to-cityあるいはIsland-to-islandトラベルバブルの実現可能性について交渉中で、これによりワクチン接種済み旅行者が、指定された都市や島にかぎり隔離無しでタイを訪れることができるようになるという。

このプロセスは、3月19日のCCSA会議に提出される。

承認された場合、サンドボックスモデルは、タイ南部の3県が最初の対象となる。
このサンドボックスモデルの条件は、各地域の70%の人がワクチン接種を受けていること。
そのために約300万回分のワクチンが必要となる。
国は10月から国境を再開する計画を立てているが、それよりも早く観光客受け入れを再開したい。
プーケットでは7月に実現したい。そのためには45万人分のワクチン90万回分が必要になる。

参照:https://www.nationthailand.com/news/30403576

このサンドボックス計画の主なターゲットは中国人団体旅行者であるとピパット大臣。
先日、中国ではデジタルワクチン接種証明書を発行すると発表した。
これを受け、ピパット大臣は中国当局と話し合い、WHOのガイドライン策定を待たずに、中国と二国間協定によるトラベルバブルを開始したいとしている。そうすれば、最初に隔離無しでタイに入国して来るのは中国人旅行者となるかもしれないともいう。
もし6月にトラベルバブルが開始できれば、今年中に800万人の中国人がやって来ることも期待できる。
中国当局が海外旅行を許可するかどうかにかかっている。

参照:https://www.bangkokpost.com/business/2081683/tourism-eyes-chinese

昨年あえなく挫折したプーケットモデルを思い出す。
今回はサンドボックスモデル。
うまくいけばいいが。

ヴィラ検疫は成功のうちに終了

タイ初のヴィラ検疫が3月8日に無事に完了したとタイ国政府観光庁(TAT)が発表している。
58人の外国人旅行者はプーケットで検疫期間を終えて、タイ国内を自由に旅をすることになった。

今回実施されたヴィラ検疫では、旅行者は最初の5日間はヴィラホテルの部屋内で隔離される。
最初の検査で陰性ならば、6日以降は、指定ゾーン内にあるレストランでの食事、テニス、フィットネス、ビーチ、散歩といった5つのアクティビティが自由に利用可能だった。
ホテルは、検疫エリアである「バブル」(レッドゾーン)と非検疫エリア(グリーンゾーン)に分けられた。
旅行者58人とホテルスタッフ92人がバブル圏に入っていた。

ピパット大臣は、ヴィラ検疫の成功を大変喜ばしく思うとコメント発表している。

参照:https://www.tatnews.org/2021/03/thailand-successfully-completes-first-villa-quarantine-pilot-project/

どうやら、旅行者と接するホテルスタッフも14日間ホテルエリア内から外に出ることができないようだ。
全員が同じバブル圏内で行動していれば、外に感染が広がることはない。

このヴィラ検疫は、エリア検疫として、さらに5県で実施される計画がある。プーケット、チョンブリ(パタヤ)、スラタニー(サムイ島)、クラビ、チェンマイが候補地だ。むろん、ピパット大臣の計画である。
隔離期間中でもあっても、ビーチに行ったり、運動ができたり、レストランで食事ができるなら、長期滞在希望者から多少の需要がありそうだ。
レストランがオッケーなら、バーも営業すればいいのに。
バーの接客担当も14日間はずっとエリア内に滞在することにすれば、バブル圏の完成だ。

なお、クラビとスラタニーとホアヒンの各空港は国際線フライト受け入れ準備が整ったと発表があった。
海外からクラビやサムイ島への直行フライトが就航すれば、サンドボックスモデルなりエリア検疫なりで外国人観光客を受け入れることが可能となる。

4月1日から開国せよとピパット大臣

ピパット大臣、最新の提案が4月1日開国案だ。
4月1日より、中程度リスク国からの観光客に限定してタイ入国を認めるようCCSAに提案するとピパット大臣。
中リスク国は70カ国以上。
メインターゲットは、中国、インド、ドイツなど。

この要求は3月19日に開催のプラユット首相が議長をつとめるCCSAの本会議にかけられるとのこと。

参照:https://www.nationthailand.com/news/30403632

まとめ

政府のタイ全面開国の目標は10月1日。
でも、10月1日では遅すぎる。
プーケットではサンドボックスモデルで、7月いや6月から中国人を受け入れたい。
いやいや、いっそのこと4月1日でいいではないか。
保健大臣が提案する隔離期間短縮が4月スタート。
ならばリスクが低いとされる国からの旅行者は4月から受け入れればいい。
4月1日開国だ。
ピパット大臣の提案はどんどん激しくなってきた。
やけっぱちのような気がしないでもないが、とにかくピパット大臣は提案好きだ。
なんとかタイの観光業を復興させようと必死なのである。
がんばれピパット大臣。

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