5月1日から有効となる新しいタイ入国措置について、在東京タイ王国大使館が情報を更新している。
4月28日付けの更新となっているが、要件については4月25日現在のものとなっている。
なお、5月1日から有効となるタイ入国措置が官報入りして正式決定したのは4月29日のこと。一般に発表になったのが4月30日だ。
在東京タイ大使館の情報は官報入りする前のものとみられる。が、中身は変わらない。
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2022年5月1日以降にタイ渡航予定のタイ国籍を有しない方の入国手順
以下、タイ大使館のホームページより引用。
まず、タイ外務省のインフォグラフィックが貼り付けてある。
英語だがものすごくシンプルでわかりやすい。
もうこれで十分なくらい。
■要件(2022年4月25日現在)
1. タイ渡航をご希望の方はThailand Pass 申請システム https://tp.consular.go.th(click) にて渡航予定日の7日前までにご登録が必要になります。Thailand Pass システムにて登録後 QRコードが発行されますので、チェックインカウンターでの搭乗手続き時、及びタイ到着時の入国手続き時にご提示下さい。
** 2022年2月1日より出発国の制限なく、全ての国・地域よりタイへの入国が可能になっております。
2. 2022年5月1日よりTest&Go及びSandbox制度によるタイ入国制度が廃止され、ワクチン接種状況に応じて入国措置が2つのカテゴリーに分類されます。
(1)ワクチン接種を規定の回数終えている方
(2)ワクチン未接種もしくは規定の回数終えていない方3. Thailand Pass申請の際に使用するワクチン接種証明書について
ワクチン接種証明書は国の公的機関・地方自治体により発行されたもので、氏名・生年月日・国籍・パスポート番号・ワクチン接種詳細の全回数分が記載されているものをご使用下さい。紙版ワクチン接種証明書が推奨されます。
なお、マイナンバーカードをお持ちの場合は電子版ワクチン接種証明書を使用可能です。その場合、氏名・生年月日・国籍・パスポート番号・ワクチン接種の詳細情報をスクリーンショットにてご準備頂き、必ず「Certificate of Vaccination」欄に添付して下さい。新型コロナワクチン接種証明書アプリにて取得したICAO VDS-NC (海外用QRコード)を添付する箇所は「Vaccination certificate QR code」の欄になります。「Certificate of Vaccination」欄にQRコードのみ添付した場合は無効となりますのでご注意下さい。4. タイ入国に際し、タイ王国保健省により許可承認されたワクチン及び規定回数
5. タイ入国のためのThailand Pass 申請手順
【5.1】渡航日の14日前までに新型コロナウィルスワクチン接種を規定の回数終えており、ワクチン接種証明書をお持ちの方タイ入国後の隔離措置が免除になり、また渡航前及びタイ到着後のRT-PCR検査が不要になります。なお、各航空会社の新型コロナウィルス RT-PCR 検査要件が異なる場合がありますので、ご利用の航空会社に直接ご確認下さい。
以下の必要書類をご準備の上、Thailand Passをご申請下さい。
(1) パスポート
(2) 国の公的機関・地方自治体により発行されたワクチン接種証明書
(紙版もしくは電子版ワクチンパスポート)
(3) 1 万 US ドル以上の治療補償がある医療保険証(タイ国籍者は必要ありません)【5.2】新型コロナウィルスワクチン未接種、もしくは規定の回数終えていない方は以下の入国措置を選択可能です。
【5.2.1】隔離免除をご希望の場合、タイランドパス申請の際に渡航前 72 時間以内に発行された RT-PCR 検査による新型コロナウィルス非感染証明書をご提出頂く必要があります。タイランドパスが承認された場合は隔離措置が免除になり、またタイ到着後のRT-PCR検査も不要になります。
以下の必要書類をご準備の上、Thailand Passをご申請下さい。
(1) パスポート
(2)渡航前 72 時間以内に発行された RT-PCR 検査による新型コロナウィルス非感染証明書(英文、検査医師の直筆サインが必要)
(3) 1 万 US ドル以上の治療補償がある医療保険証(タイ国籍者は必要ありません)【5.2.2】渡航前にRT-PCR検査を実施しない場合は、Alternative Quarantine (AQ) ホテルにて 5 日間の隔離措置になります。
以下の必要書類をご準備の上、Thailand Passをご申請下さい。
(1) パスポート
(2) AQホテル の 5 泊分予約確認書(空港送迎(片道)、及びRT-PCR検査1回分 (4-5日目に実施)の費用が含まれることを明記して頂く必要があります。)
(3) 1 万 US ドル以上の治療補償がある医療保険証(タイ国籍者は必要ありません)
** なお、各航空会社の新型コロナウィルス RT-PCR 検査要件が異なる場合がありますので、ご利用の航空会社に直接ご確認下さい。
--------------------------------------------------------------------------■ 18歳未満の方に対するタイ入国措置 : 2022年4月25日現在
** 11歳未満の子供の場合、ワクチン接種証明書を提示する必要はありません。ただし、保護者と共に渡航する必要があります。
** 12~17歳の子供の場合、ワクチン接種を少なくても 1 回終えている場合はワクチン接種条件を満たしていると見なされ、ワクチン接種が必要となる入国カテゴリーにて一人で渡航可能になります。または、ワクチン未接種の場合は保護者と共に渡航する必要があります。
■ 新型コロナウイルス感染歴がある方に対するタイ入国措置
** 感染判明日より14日間経過後に渡航が可能になります。
** 感染後3ヶ月以内にタイへ渡航する場合、医療機関より発行された治癒証明書・健康診断書をご持参下さい(陽性判明日、療養期間、完治もしくは症状なしの記述、及び医師の直筆サインの記載があるもの)。感染後数ヶ月間陽性反応が持続する可能性があるため、渡航後タイ国内で陽性となった場合、療養期間を終えている証明になります。なお、陽性となった場合の措置に関しては、治癒証明書・健康診断書及びその際の症状等を踏まえてタイ疾病管理局の判断により決定されます。
** 感染後3ヶ月以上経過してタイへ渡航する方で感染前に新型コロナウィルスワクチン未接種の方は、感染後にワクチン接種を少なくても 1 回終えている場合、ワクチン接種が必要となる入国カテゴリーにてご渡航が可能になります。なお、感染前にワクチン接種を規定の回数終えている方については、ワクチン接種条件を満たしていると見なされます。
⇒https://site.thaiembassy.jp/jp/news/announcement/10866/
補足と解説
承認ワクチンの種類と接種規定回数は、タイ大使館発表のリストが古いため、タイ外務省発表のものを参考にすること。
とはいえ、ロシア製の一部ワクチンが除外されているだけで、日本人にはほぼ無関係だが。
(2022年4月28日時点)
原則として完全なワクチン接種を満たす条件は2回接種だ。ジョンソンエンドジョンソンは1回でいい。
3回ブースター接種は条件になっていない。
タイ大使館による発表が、日本語情報としては唯一公式といえるもの。
あとは在タイ日本大使館による官報翻訳情報も発表されるはずだが、まだ更新されていないようだ。
5月1日以降、タイ入国は検査も隔離も不要となった。
が、タイランドパス登録と医療保険加入義務は継続。
タイランドパス登録さえ済ませれば、あとは以前と同じように簡単にタイに入国できる。
関連記事:タイ入国に必須 タイランドパス(THAILAND PASS)申請方法[5月1日アップデート版]
検査も隔離もないため、空港を出て、そのまますぐに自由にどこでも旅行できる。
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