ハイシーズンが終わり、タイへの外国人観光客は減少している。
ミャンマー国境での特殊詐欺事件に影響により中国人観光客のタイ旅行キャンセルも相次いだのはつい最近のこと。
さらにはミャンマー大地震による影響も考えられる。
実は3月には日本人旅行者が大きく増えていて、ランキング上位に入った。
4月以降はどうなるのか。
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タイ訪問外国人観光客
まずはここ最近の公式データより。
タイ国政府観光庁が発表している統計だ。
2025年1月1日から3月23日にタイを訪れた外国人旅行者の総数は8,885,747人。
前年比では2.92%増加。
国籍別トップ5
1位中国 1,259,391人
2位マレーシア 1,057,438人
3位ロシア 667,905人
4位インド 498,341人
5位韓国 475,124人
2025年3月17日から23日の週間データ。
タイを訪れた外国人旅行者は、589,370人。
前週よりも7.36%減少。
国籍別トップ5
1位中国 67,580人
2位マレーシア 57,523人
3位ロシア 54,689人
4位インド 44,061人
5位日本 27,819人
日本人は、前週の7位から5位に上昇。
韓国人や台湾人よりも多くなっている。
おそらくは、卒業旅行や年度が変わる直前にタイを訪れる日本人が多くなったと思われる。
4月1日発表の最新データ。
2025年1月1日から3月31日にタイを訪れた外国人旅行者の総数は9,549,001人。
前年比では1.91%増加。
国籍別トップ5
1位中国 1,331,434人
2位マレーシア 1,153,496人
3位ロシア 722,202人
4位インド 543,770人
5位韓国 497,930人
2025年3月23日から30日の週間データ。
タイを訪れた外国人旅行者は、584,851人。
前週よりも0.77%減少。
国籍別トップ5
1位マレーシア 81,790人
2位中国 64,992人
3位ロシア 48,705人
4位インド 41,160人
5位イギリス 25,625人
いつもトップの中国人が2位となった。中国人観光客自体が減少しているうえ、イスラム休暇でタイを訪れるマレーシア人が増えたことが要因。
日本人はふたたびランク外となり、イギリスが5位に入った。
ロシアとインドは安定して強い。
先日プーケットを訪れたが、ロシア人だらけだった。
パタヤはインド人だらけ。プーケットにもインド人は多かった。
地震発生後の観光客
3月28日にミャンマーで発生した大地震はタイにも多くな影響を与えた。
特にバンコクでは、建設中のビルが崩落した他にも、高層ホテルや高層コンドミニアムが大きく揺れて、建物にヒビが入るなどしている。
各公共交通機関も一時的にストップした。
タイ観光スポーツ省によれば、すでに多くの観光客がホテルの予約をキャンセルとしたのことだ。
この数日間で1,000件以上のキャンセルが出たという。特に中国人観光客のキャンセル率が高いそうだ。
ホテル事業者は、政府に対して、建物の安全性を検査した証明書をホテルに発行するよう求めている。この点について、バンコク都とは調整済みで、政府と協議を行っている。
具体的にどれほどの観光客が減少するかはまだわからないが、かなりのキャンセルが出ているのは間違いなさそうだ。
ミャンマー国境での特殊詐欺グループによる中国人俳優誘拐事件以来、中国人観光客によるタイ旅行キャンセルが相次いでる。さらに地震が起きて、キャンセルが増加。
中国人旅行者は減少する一方だ。
といっても、現状でも、日本人の数倍の中国人がタイを訪れているのだが。
ソンクラーンイベントは予定通り実施
4月のタイといえば、ソンクラーンの開催だ。
一年を通してもタイ最大のイベントといえる。
基本的は、4月13日から15日までの3日間がソンクラーンにあたるが、その前後も各種イベントが実施される。
パタヤのあるチョンブリエリアでは、ワンライという巨大な水かけ祭りも実施する。パタヤでは4月19日まで水かけが続く。
タイ政府より、ソンクラーンイベントは予定通りに実施するとの声明が発表されている。
タイ国政府観光庁は、地震後の状況を調査したうえで、バンコクとタイの他の地域が通常に戻ったことを確認し、タイ全土のソンクラーンまつりが予定通りに行うことを改めて確認したという。
4月1日時点、バンコクの復旧状況。
BTSとMRTとタイ国鉄とエアポートレイルリンクは通常運転再開済み
すべてのバンコクの空港は完全運用中
鉄道および道路での移動は再開済み
MAHA SONGKRAN 2025 ワールドウォーターフェスティバルなど、イベントと祭りは予定通り開催予定
タイ政府としても観光産業促進に向けて、対外的に必死にアピールしているような状況だ。
実際のところ、パタヤは完全に平穏だし、普段とまったく何も変わらない。地震の影響はゼロといっていい。
ただ、バンコクや他のエリアではまだ影響は残っている。タイ政府の言うように、観光旅行には特に支障はないことは確かだが。
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