5月1日にタイはほぼ全面的な開国となった。
空路だけでなく、陸路でも隔離と検査なしで入国できる。
陸路国境に関しては、タイ17県の常設国境チェックポイントがオープンすることになっているが、実際に運用開始となるかは別。
そんな中、5月1日にノンカイ国境が運用開始となった。
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ノンカイ・ラオス国境が2年ぶりに再開
5月1日、ノンカイ-ラオス国境がついに再開された。2020年3月に閉鎖されて以来、実に2年ぶりとなる。
タイ・ラオス友好橋を使い、ラオス・ビエンチャン側からタイ・ノンカイに入国できる。
ノンカイ桟橋とノンカイ駅のチェックポイントも利用可能とのこと。
ノンカイ県知事によれば、国境チェックポイントは毎日午前5時から午後9時までオープン。
ラオスからタイに入国するには、ワクチン接種証明書の提示が必要。
5月1日の再開初日は、わずかなラオス人だけが利用したとのこと。
参照:https://www.nationthailand.com/in-focus/40015141
これは、あくまでタイ側の国境がオープンしてラオスからのタイ入国が認められるということだ。
ラオス側の国境チェックポイントがオープンとなったかは別問題。
おそらくラオス人はラオスに再入国できるはずだが、外国人観光客がノンカイ・ビエンチャン国境を通過して、ラオスに入国できるとはかぎらない。
観光目的での外国人の入国は厳しそう。
もしタイとビエンチャンが陸路で簡単に往復できるようになれば、ビエンチャンでのタイビザ取得の道が広がるのだが。
タイ陸路入国
タイ陸路入国ルールについてはこちらで確認を。
関連記事:5月1日開始 タイ陸路国境開放で隔離と検査なし陸路入国可能に
パスポートを使う外国人はタイランドパスで事前登録すれば、隔離と検査なしでタイ陸路入国ができる。
条件は空路入国と同じだ。
ボーダーパスを持っているラオス人はタイランドパス登録も不要となっている。
タイの陸路国境チェックポイントは、以下の17県で5月1日オープン。
ルーイ、ナコンパノム、ノンカイ、ムクダハン、ブンカン、シーサケット、スリン、サケオ、チャンタブリ、トラート、ターク、カンチャナブリ、ラノーン、ソンクラー、ナラティワート、ヤラー、サトゥーン
このうち、ソンクラーのサダオは4月に実際に運用開始となっている。
ノンカイの国境もルール上は3月にオープンとなっていたが、実際の運用開始は5月1日となった。
タークにあるミャンマーとの国境チェックポイントは、現在再開に向けた準備中で、今週木曜日までには再開予定とのこと。
メーソート-ミャワディ検問所と、第2友好橋がオープン予定。
ミャンマー側との調整が必要としている。
その他の国境については情報が出ておらず不明のまま。
おそらく準備と調整が済み次第、順次再開していくはずだ。
サケオのアランヤプラテート国境の再開は近そうに思う。カンボジア側のポイペトにはカジノがありタイ人にも人気だ。
また外国人観光客にとっても、タイからカンボジアへの陸路国境越えの定番ルートだ。
カンボジアはすでに開国済みだが、陸路入国が可能かは不明。
陸路国境の状況は不確かな部分が多いため、事前の情報収集が必要だ。
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