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フライト情報

スワンナプーム空港のセルフチェックインとセルフバッグドロップ(2024年3月31日)

投稿日:

バンコクのスワンナプーム国際空港のにぎわいは状態化している。
混雑改称のため、スワンナプーム空港では様々な取り組みを実施。
2023年10月末にサテライトターミナルがオープンさせ、12月には出国自動化ゲートを導入した。
より多くの利用者に対応できるようになっている。
チェックインの方法も進化させ、CUSSとCUBDの2つのシステムを拡張させており、セルフチェックインとセルフバッグドロップが可能な航空会社が増加中だ。
日本行きのフライトでも、わざわざチェックインカウンターに並んだり、預け荷物の列に並ぶ必要がなくなってきている。
(2023年11月、2024年1月の情報を2024年3月31日時点の最新版に更新)

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スワンナプーム空港のセルフチェックイン(CUSS)

スワンナプーム空港では、27の航空会社がセルフチェックインの使用を許可している。
セルフチェックインサービスのことを、Common Use Self Service(CUSS)と呼ぶ。

チェックインカウンターの前に大量に並べられたKIOSK(キオスク)端末を使って、セルフチェックインが可能だ。

どこにあるKIOSKを使えばいいのかは、フライト掲示板に案内されている。
ちょっとわかりづらいが、黄色地がセルフチェックの項目だ。

セルフチェックインの項目に振られたアルファベットが利用可能なKIOSKの設置場所だ。
タイ航空の羽田行きは、D,E,H,Jのカウンター前に設置されたKIOSK。
タイ・エアアジアXの大阪行きは、B-Gのカウンター前のKIOSK。
基本的には有人のチェックインカウンター前に設置してあるKIOSKならば利用可能と考えていい。

表記がないフライトはセルフチェックイン不可ということになる。

KIOSKのセルフチェックインでは、パスポートのチェック、搭乗券の発行、座席指定などができる。

操作は簡単で日本語にも対応している。近くに空港スタッフが待機していて、操作を助けてくれることもある。

KIOSKでセルフチェックインすれば、もはやチェックインカウンターの列に並ぶ必要はない。

以下、27の航空会社でKIOSKが利用できる。2024年3月31時点のスワンナプーム空港公式情報だ。

 

1. タイ・エアアジア
2. タイ・エアアジアX
3. エア・カナダ
4. エールフランス
5. 全日空
6. オーストリア航空
7. バンコクエアウェイズ
8. キャセイパシフィック航空
9. セブパシフィック航空
10. チャイナ エアライン
11. スクート
12. エミレーツ航空
13. エバー航空
14. フィンエアー
15. 日本航空
16. KLMオランダ航空
17. ルフトハンザドイツ航空
18. マレーシア航空
19. フィリピン航空
20. カタール航空
21. スカンジナビア航空
22. シンガポール航空
23. スターラックス航空
24. スイス航空
25. タイ国際航空
26. ターキッシュ エアラインズ
27. ベトジェット

2023年2月時点では22社、4月時点では23社、11月時点では24社、そして2024年1月時点で27社に増加している。
厳密にいうと、2023年12月いっぱいでタイ・スマイルはタイ国際航空に経営統合されており、タイ・スマイルは消滅済みだ。
2024年1月に追加となったは4社。エア・カナダ、エルアル・イスラエル航空、スカンジナビア航空、シンガポール航空。
2024年3月31日時点では、エルアルがリストから消えて、そのかわりにスクートが加わっている。合計では27社と変わらない。

日本直行便のある航空会社では、ANA、JAL、タイ・エアアジアX、タイ国際航空だ。
ベトジェットの記載はあるが、これはタイ国内線のみの対応のようだ。

日系LCCであるZIPAIRとPEACHならびにAirJapanはまだ対応していない。
ただし、ZIPAIRはモバイルチェックインが可能なため、預け荷物がなければ列に並ぶ必要はない。PEACHはモバイルチェックイン不可のため、必ず有人レーンに並ぶ必要あり。
2024年2月に就航したばかりのAirJapanは、オートチェックインを導入している。出発4時間前までに自動的にチェックインされ、メールでボーディングパスが送付される。このボーディングパスを提示すれば、そのまま搭乗口へ向かうことがでいる。預け荷物がある場合は、カウンターで預ける必要あり。

KIOSKでセルフチェックインすれば、紙の搭乗券まで発行される。
預け荷物がない場合は、その搭乗券を持って、そのまま出発ゲートへ向かえばいい。
有人のチェックインカウンターに並ぶ必要はない。

なお、タイ・エアアジアXによる日本行きはサテライトターミナルを利用するようになった。
チェックインは以前と同じようにメインターミナルにて実施する。むろん、KIOSKによるセルフチェックインが可能だ。

関連記事:バンコク・スワンナプーム空港でのエアアジアのチェックインと搭乗方法、XJ610便搭乗記
関連記事:スワンナプーム空港のサテライトターミナルとミラクルラウンジ利用レポート

また、タイ・エアアジアXなどではモバイルチェックインしておけば、Eボーディングパスが発行され、預け荷物がない場合は、チェックインカウンターによらず、KIOSKでセルフチェックインすることもなく、そのまま搭乗口へ向かうことができる。
ただ、結局は搭乗ゲートでパスポートチェックを受ける必要があるし、搭乗口へ向かうまでの保安検査場入り口や出国審査場でボーディングパスの提示が求められるため、いちいちスマホを立ち上げてEボーディングパスを表示させるのが面倒だ。モバイルチェックイン済みであっても、KIOSKで紙の搭乗券を発行しておくのがベターだ。

フィリピン航空やキャセイパシフィックなどの経由便で日本に帰国する場合は、セルフチェックインを利用すると、おそらくは経由地までのフライトの搭乗券しか発行されないと思う。
つまり、フィリピン航空であればバンコクからマニラまでの搭乗券となり、マニラで改めてチェックインする必要が出てくるかもしれない。
また、スワンナプーム空港の搭乗口で地上スタッフから確認される可能性あり。
経由便で日本まで向かう場合は、有人のチェックインカウンターに立ち寄るほうがいいだろう。経由地から日本までのフライトの搭乗券も同時に発行してもらえるので。

スワンナプーム空港のセルフサービスバッグドロップ(CUBD)

KIOSKではセルフチェックインだけでなく、セルフバッグドロップ用のタグも発行することが可能だ。
KIOSKで発行された預け荷物タグをつけて、自分でバゲージドロップのカウンターで荷物を預ける形だ。
これを、Common Use Bag Drop(CUBD)と呼ぶ。

CUBDが利用可能な航空会社も増えてきた。

2024年3月31日時点で13社が利用可能だ。

1. タイ・エアアジア
2. タイ・エアアジアX
3. エールフランス
4.オーストリア航空
5. バンコクエアウェイズ
6. エミレーツ航空
7. エバー航空
8. KLMオランダ航空
9.ルフトハンザ航空
10. カタール航空
11.スクート
12.スイス航空
13. タイ国際航空

2023年11月時点では9社が対応、2024年1月時点でも同じく9社。ただし、タイ・スマイルはタイ国際航空に統合されており消滅。カタール航空が新しく追加されたため、トータル9社に変わりはない。
2024年3月31日時点では、オーストリア航空、ルフトハンザ、スクート、スイス航空が使いとなり、合計13社となった。

日本行き路線では、タイ国際航空とタイ・エアアジアXはセルフバッグドロップに対応している。
KIOSKでセルフチェックインして搭乗券を発行し、預け荷物用のタグも発行して、自分で自動バゲージドロップにて荷物を預けることができる。

タイ国際航空のセルフバッグドロップカウンターはこんな感じだ。黄色が目印。

ANAとJALはセルフバッグドロップサービスに含まれていない。
たとえKIOSKでセルフチェックインして搭乗券が発行されても、預け荷物がある場合は、有人のチェックインカウンターに並ぶ必要がある。WEBチェックイン済みカウンター、バゲージドロップ専用のカウンターでいい。
それでも、通常のチェックインカウンターに比べれば、待ち時間は格段に少なくなるはずだ。

セルフチェックインにもセルフバッグドロップにも該当しない航空会社を利用する際には必ず有人のチェックインカウンターで手続きしなくてはいけない。
その場合でも、事前のWEBチェックインが可能であれば、必ずやっておこう。
WEBチェックイン専用のカウンターが利用できると、時間短縮になるからだ。

日本行きフライトのチェックイン方法まとめ

少しややこしいので、スワンナプームから日本への直行便が出ている航空会社のチェックイン方法についてまとめておく。

タイ国際航空:モバイルチェックインならびにKIOSKでセルフチェックインとセルフバゲージドロップ可。

タイ・エアアジアX:モバイルチェックインならびにKIOSKでのセルフチェックインとセルフバゲージドロップ可

ANA:KIOSKでのセルフチェックイン可、セルフバゲージドロップ不可。預け荷物がある場合は、荷物預けのためにカウンターへ。

JAL:KIOSKでのセルフチェックイン可、セルフバゲージドロップ不可。預け荷物がある場合は、荷物預けのためにカウンターへ。

タイ・ベトジェット:福岡行きの国際線を運航しているが、国際線ではどうやらセルフチェックインは不可だ。国内線では間違いなくセルフチェックイン可能。セルフバッグドロップは不可。

PEACH:KIOSKでのセルフチェックイン不可。事前のWEBチェックインもないため、預け荷物の有無に関わらず、必ず有人の一般カウンターで手続きする必要あり。

ZIPAIR:KIOSKでのセルフチェックイン不可。バンコク発成田行きはモバイルチェックインが開始されている。預け荷物がなければそのままモバイル搭乗券で出国することができる。預け荷物がある場合は有人カウンターで手続きする必要あり。

AirJapan:KIOSKでのセルフチェック不可。オートチェックインを採用しており、ボーディングパスがメールで送られてくる。預け荷物がなければメール添付のボーディングパスで出国できる。預け荷物がある場合はカウンターへ。

KIOSKでセルフチェックインが利用できる航空会社では、預け荷物がない場合は、KIOSKで搭乗券を発行しておけば、カウンターに立ち寄ることなく、そのまま保安検査場・出国審査場・搭乗ゲートへ向かえばいい。
前述のように、たとえモバイルチェックインでEボーディングパスを持っていたとしても、紙の搭乗券を発行しておくことを推奨。KIOSKに立ち寄って発行しておこう。
またチェックカウンターでパスポートチェックを受けていない場合は、搭乗口にて別途チェックを受ける必要がある。

タイ国際航空とタイ・エアアジアXは圧倒的に便利で楽になっている。
エアアジアの長蛇の列はよく見かけるが、そのような列に並ぶ必要性はなくなっている。しいてあげれば、座席を変更したかったり、追加で預け荷物があるケースなどだ。座席指定が有料のLCCでもチェックインカウンターでお願いすれば、窓際や通路側の席に無料で変更してくれるケースがあるので。

まとめ

便利さと快適さを増すスワンナプーム空港だ。
ぜひともKIOSKによるセルフチェックインとセルフバッグドロップを活用しよう。
2023年12月15日からはスワンナプーム空港での出国審査では自動化ゲートの利用が本格的に開始された。日本人は自動化ゲートが利用できるようになった。
セルフチェックインと自動化ゲートを併用すれば、誰とも会話せずに無言のまま出国できるようになった。英語が苦手な人でも安心といえる。
スワンナプーム空港などタイの主要6空港を運用するAOT(タイ空港公社)では、ドンムアン空港、チェンマイ空港、プーケット空港、チェンライ空港、ハジャイ空港でも、セルフチェックインとセルフバッグドロップのサービスを拡充させていくとしている。
すでにドンムアン空港やプーケット空港ではAOTによるKIOSKが設置されている。

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