タイから日本への帰国便はタイ・エアアジアXを利用する。タイ・エアアジアXはドンムアン空港発着だ。
パタヤからドンムアン空港へ行く必要がある。
パタヤからドンムアン空港へは、まずバスでスワンナプームまで移動して、それからドンムアン空港発スワンナプーム空港行き無料シャトルバスを使うことにした。
パタヤからドンムアン空港へ行く際はスワンナプーム空港経由の王道ルートともいえる。
ただ今回は新しく開設されたノースパタヤ発スワンナプーム空港行きのバスを利用することにした。
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パタヤからドンムアン空港への移動方法
帰国便はタイ・エアアジアの関空行きのXJ612便だ。
ドンムアン空港発が深夜1時10分となっている。
余裕をもって3時間前にはドンムアン空港についておきたいところ。ということは、前日夜10時あたりが目標だ。
スワンナプーム空港およびドンムアン空港とパタヤ間の移動方法については、こちらで詳しく書いてある。
関連記事:スワンナプーム空港=ノースパタヤバスターミナルのバス路線がネット予約開始
パタヤからドンムアン空港への移動方法をざっくりまとめる。
・タクシー
・ドンムアン空港行きロットゥー
・電車乗り継ぎ
・スワンナプーム空港行きバス乗り継ぎ
・トランスポート社のドンムアン空港行きバス
パタヤからドンムアン空港へ行くには、もちろんタクシー移動が一番楽なわけだが、一人利用だとどうしても割高となってしまう。
パタヤからランシット行きのロットゥー(乗り合いバン)でドンムアン空港まで行く方法も以前は有用だった。かつては何度も利用したものだ。
180バーツでパタヤからドンムアン空港まで直行できる。
ただ、本数が不安定だし、狭い車内も少々しんどい。
最安値を目指すならば、タイ国鉄を乗り継いでパタヤからドンムアンまで行く方法があるけれど、パタヤ発ファランポーン行きの1日1本のみ。実用的ではない。
2025年には、念願だったドンムアン空港とパタヤを結ぶ直行バスがようやく運行開始となった。運行はトランスポート社(ボーコーソー)だ。
関連記事:ドンムアン空港からパタヤへのバス、乗り方降り方完全マニュアル
乗り換え無しでパタヤからドンムアン空港へ大型バスで移動できる。
ただ、本数が少なく、最終バスも早い。
1日4本。パタヤ発が7時、10時、14時30分、17時だ。
所要時間は2時間30分くらいなので、17時のバスに乗ると19時半にはドンムアン空港に到着してしまう。
ドンムアン空港発のフライトが深夜便だと使い勝手が悪い。今回は使わない。
従来のバスを使った王道ルートだと、ジョムティエン(実際にはタップラヤ通り沿い)のエアポートバスターミナルからスワンナプーム空港行きエアポートバスでスワンナプーム空港へ移動して、スワンナプーム空港からドンムアン空港行きの無料シャトルバスに乗り換える方法となる。
エアポートバスは1時間に1本の割合で運行されているし、混雑している時間帯は増便もある。時間の融通はききやすい。
今回は、新しく運行開始となったノースパタヤバスターミナルからスワンナプーム空港行きのルンルアン社バスをはじめて実際に利用してみよう。
スワンナプーム空港からは無料シャトルバスを使うことに変わりはないため、パタヤからスワンナプーム空港への移動方法がちょっとだけ違うだけのこと。
トランスポート社では、スワンナプーム空港=パタヤ間の新しいバスも運行している。運賃122バーツ。
パタヤからスワンナプーム空港へは、1日4本。6時30分、10時30分、14時30分、16時30分。
これを利用して、まずパタヤからスワンナプーム空港まで移動して、それからドンムアン空港へ移動するルートを取ることもできる。パタヤからスワンナプームまでのバス会社が変わるだけのことだが。
北パタヤバスターミナルからスワンナプーム空港への新しいバス
いつの間にか、ひっそりと運行開始となったのが、ルンルアン社によるノースパタヤバスターミナル=スワンナプーム空港間のバス路線。
ルンルアン社のホームページから事前にネット予約ができるようになっている。
時刻表。
ジョムティエン発スワンナプーム空港行きと比較すると、まだまだ本数は少ない。
18時パタヤ発のバスに乗ることにした。
どうせガラガラだろうと、事前にチケットは購入せず。
当日の17時43分に北パタヤバスターミナルへ。
チケット販売ブースは、エカマイ行きとは別だ。
2番窓口へ行けばいい。
エカマイ行きの3番窓口は列ができているが2番は誰も並んでいない。
声をかけると、すぐにチケットを売ってくれた。
運賃は123バーツ。
シート番号は指定されていて、4番となっている。
乗り場へ行くと、ちょうど乗車が開始された。
若い中国人っぽいカップルが乗車するところだ。
大きなスーツケースは無料で預けることができるみたい。
持ち込み荷物だけで乗車する。
で、乗客はこれですべて。
わずか3人である。
スワンナプーム空港行きバスでこんな少人数なのはもちろんはじめてのこと。
チケット記載のシート番号は当然フル無視する。
後方の空いているエリアを独占させてもらった。
バスは新しいタイプで、座席も何もかもきれいなもの。
シートにはテーブルもついていて、しかも壊れていない。これだけでも感動してしまう。
実際に利用はしていないが、最後部にはトイレもあるようだ。
いやあ本当に快適だ。
18時5分、バスは出発。
本当に乗客は3人のままでの出発となった。
スワンナプーム空港までのルートは、ジョムティエン発エアポートバスと変わらない。
高速7号線をひたすら走るだけ。いつもの見慣れた光景だ。
ノンストップでスワンナプームまでまっしぐら。
すっかり暗くなった。
スワンナプーム空港が近づく。
19時40分、スワンナプーム空港4階出発フロア前に到着。
ノースパタヤからの所要時間は、1時間35分だった。
快適、いや、実に快適。
これで123バーツはお得である。
降車ポイントは、ターミナル入口に一番近いレーンではなくて、タクシーが主に使っている一番遠いレーンだった。
入口まではレーンを渡っていく必要があるのがちょっと面倒。
まあ、最近は車が増えてきて、停車する場所を探すのが大変になってしまったので、しかたないのかも。
4階出発フロア外の両端には新しい喫煙ルームができている。
まずはここで一服しておく。
他にもいろいろと調べ物があって、スワンナプーム空港内をいくつか見て回る。
4階から地下まで歩いてまわったため、30分ほど時間がかかってしまった。
まっすぐ移動すれば、20時発のドンムアン空港行き無料シャトルバスに余裕で間に合ったのだろうが、今回は20時30分発のシャトルバスにしよう。
スワンナプーム空港からドンムアン空港への無料シャトルバス
スワンナプーム空港からドンムアン空港への無料シャトルバスが運行されている。AOT(タイ空港公社)によるサービスだ。
シャトルバスを利用するには、ドンムアン空港を出発するフライトの航空券や予約確認書の提示が必要だ。
スワンナプーム空港のシャトルバス乗り場は、ターミナルビル2階にある。
3番ゲートから外に出るといいだろう。ターミナルビルのかなり端にあたる場所。
パタヤからのバスが4階に到着するため、2階のシャトルバス乗り場まで移動にちょっと時間がかかる。はじめての人は迷いがち。それでも10分あれば大丈夫だろう。
よって、19時40分にスワンナプーム空港に到着していれば、20時のシャトルバスに間に合う計算だ。
シャトルバスは30分の1本の運行間隔となっている。
今回は、22時17分にバス乗り場に到着した。
まず、受付でドンムアン空港発航空券のチェックを受けないといけない。
ドンムアン発関空行きエアアジア便の航空券はトリップドットコムで予約したが、トリップドットコムの日本語表示の予約確認書でも問題なかった。
チェックを受けると、シャトルバス乗車が認められる。
ちょうどシャトルバスがやって来た。
すぐに乗り込む。
車内は空いている。
何組かは滑り込みで乗ってきたけれど、それでもまだまだ座席に余裕あり。
20時31分、ほぼ定刻通りにバスは出発。
途中、バンコク市内の有料道路を走っていく。
バンコクの夜景がきれい。
21時23分、ドンムアン空港に到着。
所要時間は52分。
道路が空いている時間帯であれば、だいたいこれくらいだ。
渋滞していると、1時間以上かかることもある。
日中の移動では余裕をみておくのがベター。
ノンストップで走行していたので、タクシーを利用しても所要時間はさほど変わらないはずだ。
タクシーなら500バーツ以上かかるだろうけど、シャトルバスなら無料。ありがたい。
もし、ドンムアン空港発の航空券を持っていない場合は、シャトルバスが利用できないので、ローカルバスを使うことになる。
スワンナプーム空港のローカルバス乗り場は、ターミナルビルではなくて、ちょっと離れたところにあるトランスポートセンターというバスターミナルへ移動する必要あり。スワンナプーム空港のトランスポートセンターからドンムアン行きのローカルバスは554番ないし555番。バスの他にロットゥーも出ている可能性あり。ちょっとハードル高めなので、あまりおすすめはしない。
まあ、ドンムアン空港から日本へ帰国するフライトを利用するのだから、素直に無料シャトルバスを使えばいい。
というわけで、ドンムアン空港に到着。
国際線ターミナルビル出発フロアの入口前に横付けする。
中に入るとすぐにチェックインカウンターが並ぶ。
21時30分にはタイ・エアアジアXのチェックインを済ませることができた。
出発まではあと3時間半もある。
余裕でしたな。
まとめ
ノースパタヤバスターミナルのバスが18時発。
ドンムアン空港到着が21時23分。
今回の総所要時間は、3時間23分だった。
実際にはスワンナプーム空港で30分余計に時間がかかっており、普通ならば2時間53分でいけたはずだ。
まあ、3時間か3時間半見ておけば、パタヤからドンムアン空港へバスを乗り継いでいけますな。
もちろんベストは、トランスポート社のパタヤ発ドンムアン空港行き直行バスがいいけれど。
費用
・パタヤの部屋から北パタヤバスターミナルまでのBolt代:80バーツ
・北パタヤバスターミナルからスワンナプーム空港へのバス:122バーツ
・スワンナプーム空港からドンムアン空港へのシャトルバス:無料
合計:202バーツ
トランスポート社のパタヤ発ドンムアン空港直行バスなら155バーツ。
時間帯が合うならば、断然、こちらがおすすめ。
バスの本数が一番多いのは、従来のジョムティエン発スワンナプーム空港行きエアポートバスを利用すること。
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