スワンナプーム空港とパタヤを結ぶバス路線が増えてきている。
いつの間にか運行開始されたのが、Roong Reuang Coach(ルンルアン)によるスワンナプーム空港発ノースパタヤバスターミナル行きのバスだ。
運賃は123バーツと安いうえ、バス乗り場が北パタヤにあるためけっこう便利。
しれっと開始されていて、時刻表の提示もなく、ネットでの事前購入もできなかった。
が、このたび、事前のネット予約が開始され、バスの増便も明らかとなった。
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スワンナプーム空港=北パタヤバスターミナルのバス
おそらく2025年5月頃に運行開始となっている。
従来のスワンナプーム=パタヤバスといえば、ジョムティエンのバスターミナル行きか、Bell TravelによるVIPバスだった。
それに加えて、トランスポート社によるパタヤ行きバスも運行開始となった。
さらには、今回のルンルアンによる北パタヤバスターミナル行きのバスも加わった形だ。
復路にあたるノースパタヤのバスターミナルからスワンナプーム空港行きのバスも当然出ている。
運賃123バーツ。
2-2のシート配列で、座り心地は良好。
まだまだ知名度が低いため、車内はがらがらのことが多いようだ。
事前ネット予約
運行開始からしばらくはRoong Reuang Coachのホームページにも運行スケジュールが掲載されておらず、詳細がよくわからなかった。
事前のネット予約もできなかった。
が、ようやくネット予約を開始している。
事前にクレジットカードで決済できるため、日本を出発する前に予約して購入しておけば、バスが満席で乗れなくなるという事態は避けられる。
Roong Ruang Coach
⇒https://rrcticket.com/customer/Webhome
予約システムは、Bell Travelのものを使っている。
スワンナプーム空港発の場合は、From BANGKOKを選択。
Departure From(出発地)は、Suvarnapuhumi Airport
To(目的地)は、Roong Ruang Coach-North Pattaya Rd.
日付と乗客数も選択する。
すると、予約可能なバスの一覧が出てくる。
7時30分、9時30分、11時30分、13時30分、15時30分、17時30分、18時30分
1日7便となっている。
6月に調査した時点では1日6便だったが、18時30分の便が追加となったようだ。
事前予約しても運賃は123バーツと変わらず。
便を選択して予約をすすめる。
メールアドレス、氏名、連絡先(タイの電話番号)、国籍などを入力。
次の画面で詳細を確認。
Online Service Chargeは、0バーツとなっている。
支払いは、クレジットカードもしくはタイQRコードとなっている。
一般旅行者はクレジットカード払いとなろう。マスターカードかVISAが使える。
支払いが完了すれば、バウチャーないし確認書が発行される。
当日は、スワンナプーム空港1階8番ゲート付近にあるチケットカウンターでバウチャーを提示する。
パタヤ行きバスのカウンターはいくつかあるけれど、North Pattaya行きのカウンターに行けばいいはずだ。
バス搭乗開始は出発15分前に開始されるので、それまでにはバスカウンターへ着くようにしよう。
Roon Ruang Coachでは、入国審査や税関検査で時間がかかることを想定して、フライト到着予定時刻から90分後以降のバスを予約することを推奨。
予約していたバスに乗り遅れた場合は予約は無効となる。
ただし、一人あたり30バーツの手数料を払えば、次に利用可能なバスに振り替え可能となる。それ以外では新規にチケットを購入するしかない。返金は不可。
ノースパタヤ発スワンナプーム空港行きバス
Roong Reuang Coachによるバスは、ノースパタヤバスステーションからスワンナプーム空港行きも当然運行されている。
事前予約可能だ。
7時、8時、10時、12時、14時、16時、18時、21時
1日8本に増便されている。
スワンナプーム空港発より1便多い。最終日が午後9時なので、スワンナプームから深夜に出発するフライトに搭乗する予定の人には便利かもしれない。
バスの乗り場は、北パタヤバスターミナル内だ。
エカマイ行きとモーチット行きのバス乗り場と同じ並びから出発する。
事前にチケット予約をしていた場合は、当日にバスチケット売り場の窓口でバウチャーを提示すること。
他のスワンナプーム=パタヤバス
スワンナプーム空港=パタヤのバスは他にも運行されている。
従来からのエアポートバスであるジョムティエンバスターミナル行きは健在だ。
こちらもRoong Reuang Coachのサイトで予約可能。
Roong Ruang Coach
⇒https://rrcticket.com/customer/Webhome
スワンナプーム発Jomtien Bus Station行きを選択して予約する。
運賃143バーツだ。
始発6時で、最終が22時。1時間ごとの出発。
Bell Travelによる送迎サービスもある。
スワンナプーム空港から北パタヤバスターミナル行きのバスだ。
事前予約可能だが、予約先は異なる。
⇒https://belltravelservice.com/
8時30分、10時30分、12時30分、14時30分、16時30分、18時
1日6便
運賃は190バーツ。
1-2のシート配列のVIP仕様だ。
スワンナプーム空港でのバスチケット売り場は、今回の新しいバス路線と同じブースとなる。
また、Bell Travelでは、追加オプションで110バーツを払えば、北パタヤバスターミナルからパタヤ市内の宿泊施設まで送迎してもらえるサービスをつけることができる。これだと合計300バーツになる。
あとは、トランスポート社(ボーコーソー)によるスワンナプーム=パタヤ路線も運行。
スワンナプーム空港のバスチケット売り場は、1階8番出口付近のパタヤ行きバスチケット売り場が並んでいるところ。
ピンク色をしているのですぐにわかる。
1日4便のみ。運賃122バーツ。
パタヤの降車場所は、スクンビット通り沿いで数か所あり。ドンムアン空港から出ているパタヤ行きのトランスポート社バスと同じだ。
関連記事:ドンムアン空港からパタヤへのバス、乗り方降り方完全マニュアル
こちらは、ボーコーソーの予約システムを使えば、事前予約が可能となっているが、クレジットカード決済がはじかれるため、一般旅行者が日本から予約購入するのは難易度高め。
まとめ
これで新しいスワンナプーム=パタヤバスの情報が揃った。
バスは増便され、事前予約もできるようになった。
従来のジョムティエン行きバス、ベルトラベル、トランスポート社のバスも合わせて、自分に都合のいいバスを選べばいいと思う。
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