関西国際空港と関西各地を結ぶバスサービスが関空リムジンバスだ。
パンデミック中に運休や大幅減便や相次いでいたが、海外旅行復活にともないバスの本数も増えてきた。
一番人気の路線は大阪駅線で、ハービス大阪ならびに新阪急ホテル前と関空を結んでいる。混み合う時間帯だとバスは満席となり、乗車できないことも多い。
2024年2月1日にダイヤが改正となり、便数が大幅増加となる。
が、3月1日からは運賃値上げとなる旨も発表された。
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関空リムジンバスダイヤ改正
関空リムジンは、2024年2月1日にダイヤが改正された。
・大阪駅前線 増便、運行時刻変更、一部便の減便および運行経路変更
・南港・USJ線 増便
・西宮線 運行時刻変更
大阪駅前線は、大幅な増便となっている。
kateが発表している新しい時刻表(赤字が増便)
朝の早い時間帯は。10分から15分に一本の割合で運行される。
6時30分から7時30分までは、10分刻みで出る。
これは、関空を午前中に出発する国際線が多いためだろう。
ここ最近の関空の午前出発便は本当に混雑している。空港も混雑しているのなら、関空へ向かうバスも混雑する。
早朝の新阪急ホテル発のバスは、満席で乗れないことが多い。バス乗り場は長蛇の列になっており、よほど早めにバス乗り場に到着しておかないと次以降のバスにまわされてしまう。
混雑緩和のためにバスを増便するのだろう。
素直に喜ばしい話だ。
大阪駅前線が増便していく一方で、運休のままの路線もまだまだ残されている。
あべのハルカス線、大阪城・日本橋線、天満橋線、南海なんば線、茨木線、東大阪線、学研都市線、大和八木線、岡山線、徳島線、高松線
これらは運休のままだ。
大阪駅前線との差があまりにも大きい。
関西空港リムジンバス運賃改定
2024年1月29日付けで、関西空港交通株式会社より、「関西空港リムジンバス運賃の改定について」というお知らせが出ている。
関西空港リムジンバスの各路線では、2024年3月1日に運賃改定を行うとのことだ。
現在運行中の路線が対象で、すべてが値上げというわけではないが、主要路線は値上げとなる。
(一部抜粋)
大阪駅前線 片道1,600円⇒1,800円
大阪空港線 片道2,000円⇒2,200円
なんばOCAT 片道1,100円⇒1,300円
神戸線 片道2,000⇒2,200円
京都線 片道2,600円⇒2,800円
などなど。
せっかく増便となったが、またもや値上げか。
梅田から関空まで1,800円はちょっと高いよなあ。
1,600円に値上げされた時はしょうがないかと特に気にならなかったけど、1,800円はさすがに気になる。
梅田や難波から関空への鉄道価格も見てみる。
JRの関空快速 大阪から関空 1,210円
JRのはるか 大阪から関空 2,410円
南海の空港急行 なんばから関空 970円
南海のラピート なんばから関空 1,490円
なお、大阪市内の地下鉄と南海の空港急行の組み合わせで1,020円で行ける「関空ちかトク切符」は、2023年9月30日をもって販売を終了したそうだ。
梅田から関空への移動を考えると、一番楽で手軽なのが関空リムジンバスだ。
関空の各ターミナルビルの目の前に横付けしてくれるのもいい。
でも1,800円への値上げは正直考えものだ。
次回からは電車利用に切り替えようかしらん。
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