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空港やバス関連

スワンナプーム空港での集団スリ事件に注意、日本人被害者も

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旅行者が戻り、混雑するバンコク・スワンナプーム空港。
保安検査場とイミグレーションの待ち時間や、空港タクシーのぼったくり事案など問題もぼろぼろと出てくる。
スワンナプーム空港より、日本人などがスリ被害にあったと発表された。

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スワンナプーム空港で外国人スリグループが逮捕

3月27日、スワンナプーム空港で乗客数人のバッグから金銭を盗んだとしてモンゴル人3人が逮捕されたと、スワンナプーム空港側から発表があった。
被害にあったのは、被害者は日本人男性2人、タイ人女性、カナダ人男性の4人。3月22日から23日朝にかけて財布や現金がなくなったとツーリストポリスに通報があった。被害総額は26万バーツ以上。
これを受けて、防犯カメラをチェック。
防犯カメラの映像では、被害者の周りを2人の女性が取り囲み、コートを使って荷物の視界をさえぎり、そのスキに3人の男性が荷物が現金を盗んでいる様子が映し出されていた。
被害者が両替した直後の両替所近くでスリ行為している様子が確認されたという。
警察と空港セキュリティ部門とタイ空港公社が共同で捜査にあたった。
スリ集団が再び現場に戻ると予測しており、3月24日に3人が空港に姿を現したところを確認。調査すると容疑を認めた。
他のメンバーは逮捕から逃れており、捜査を拡大するとしている。

空港側では、警備員に対して乗客の安全確保のために監視を強化するよう命令。また、すべての乗客に注意するよう促す。
もし、荷物や現金を紛失した場合は、空港のインフォメーションブースに連絡するか、ホットライン1155に電話を。

画像は、スワンナプーム空港より。

ニュース⇒https://www.nationthailand.com/thailand/general/40026095

スワンナプーム空港の両替

発表された監視カメラの映像を見てみると、被害者が両替所で両替しているところをスリグループが目視し、両替後の被害者のあとを追跡している。
そのあと人気が少ない場所で、女性2人が近づき、コートで被害者の視界を遮ったところを、男性3人がカバンから現金を抜き取るという手口だ。
またエレベーター内で犯行に及んだケースもあったようだ。

スワンナプーム空港にかぎった話ではないけれど、両替直後には細心の注意を。周囲から見えないように現金を隠すこと。
大金を両替して、そのままカバンに収納するところを見られたら、格好の標的となる。

スワンナプーム空港では、制限エリア内やバゲージクレームにも両替所がる。
旅行者以外は入れないエリアなので比較的安全だが、いかんせん、両替レートが悪すぎる。
税関を通過した先の到着ロビーにも両替所が多い。ここは一般人も入れるため、今回のようなスリのターゲットになりうる。到着ロビーの両替所もレートが悪い。

おすすめなのは、地下のエアポートレイルリンク駅の奥にある両替所コーナーだ。

スーパーリッチなど有名な両替所が並んでいる。

両替レートは、バンコク市内やパタヤとほぼ変わらない。バンコクの最良レートには及ばないにしても、空港制限エリア内の両替所と比べると雲泥の差。

一例。

スワンナプーム空港内の両替所が1万円=2,290バーツ

エアポートレイルリンク奥の両替所が1万円=2,550バーツ

1万円両替するだけで、260バーツもの差がある。
260バーツあれば、カオマンガイが5皿くらい食べられる。

エアポートレイルリンク切符売場のさらに奥まで進む必要があり、ちょっとわかりづらい場所なのが難点だが、ここまで行く価値は大いにある。
両替後のスリには要注意。

また、空港からバンコク市内へ移動する際の電車内でも注意が必要だ。

BTSやMRTの車内での財布やパスポートが盗まれる事案が多く発生していると、在タイ日本大使館から注意喚起されたばかり。日本円見せて詐欺にも注意だ。

関連記事:タイでの日本円見せて詐欺に注意ふたたび

日本でもATMで現金を下ろしたあとは周囲に注意するものだ。海外であれば、なおさら警戒しないといけない。
海外旅行が本格的に再開され、日本人海外旅行者も増えてきた。
それに伴い、日本人旅行者を狙う犯罪者も戻ってくる。
タイはさほど治安は悪くない。ごくごく普通に警戒していれば、被害は防げることが多い。でも油断は禁物ということで。

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