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タイ陸路国境

メーサイ・タチレク陸路国境がついにオープン

投稿日:

3年にわたり閉鎖されたメーサイ・タチレクの陸路国境検問所がついに開放された。
2023年2月20日のことだ。
実は、国境が開放される直前に、わたしは現地を訪問している。
その状況も合わせてレポート。

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閉ざされたメーサイ・タチレク国境

2023年2月中旬、メーサイにやって来た。
どうしても国境の様子を見たかった。

メーサイ・タチレク国境は2020年3月24日に閉鎖された。
以来、ずっと閉鎖されたままだった。
他のタイ・ミャンマー陸路国境がオープンしても、ここは閉鎖が継続された。

チェンライからメーサイに到着。

大きな国境検問所である。

チェンライで事前情報収集していたが、やはり国境ゲートは固く閉じられている。

ゲート脇には、タイ最北端のモニュメントが設置されている。

ここからタイ・ミャンマー友好橋が見える。

橋の入口のゲートは閉鎖。

橋の上を歩く者は誰もいない。

ほんのわずか歩くだけでミャンマーへ行けるのに。

3年に渡り国境は閉ざされ、誰も橋を渡れない。

まさに断然の壁である。

違う方向から橋を眺める。

ミャンマーまでのわずかな距離が遠い。

ちなみに、国境付近のレストランや商店街はほぼ再開していた。
思ったよりも観光客は戻ってきている。

国境開放

そして、2023年2月20日、国境がついにオープンとなった。

現地にいた時はそんな様子は微塵も感じなかった。
食堂で働いている人やソンテウのドライバーに聞いたが、閉鎖されたままとしか言われなかった。
寝耳の水の国境開放だ。

あと数日待っていれば、国境を通過できたのに。

2月20日の再開当日はタイ・ミャンマー友好橋で記念式典が開かれた。

国境検問所は、午前6時半から午後6時半まで。
いずれは午後9時まで延長される予定とのことだ。

タイ側からミャンマーに入国するには、国境通過許可証の申請が必要。
ワクチン接種証明書あるいは迅速抗原検査による陰性証明書の提示しないといけない。
ワクチン接種証明書は、デジタル形式は不可で、紙媒体が必要とのことだ。
タイでワクチン接種を受けるとモープロムによるデジタルワクチン接種証明書が利用できるが、スマホでのモープロム提示は認められないという。
ミャンマーからタイに入国する際はワクチン接種証明書も陰性証明書も不要となっている。

なお、タイ人とミャンマー人以外がタイ側からミャンマーへ入国できるかははっきりしない。
おそらくは日本人は通過できるとは思われる。

パンデミック前は、まずタイ出国時に国境検問所にて国境通過許可証を取得していた。費用は500バーツ。
パスポートを預けて、顔写真の撮影があり、証明書を発行してもらえた。
その証明書をもって、ミャンマーに入国し、タチレクエリアにかぎり日帰りないし数日程度の滞在が認められるという形だった。
ミャンマーのビザがあれば、パスポートにスタンプを押してもらい、パスポートを持ってのミャンマー入国が可能で、ミャンマー国内を移動できるという話もあったが、現状がどうなっているかは不明だ。

また、ミャンマー入国にあたっては、紙媒体のワクチン接種証明書を持参すること。アプリでのワクチン接種証明書だと拒否されそうだ。
念のため、在ミャンマー日本大使館から情報を収集すること。
ミャンマー国内情勢は非常に不安定だ。
タチレクだけなら問題なさそうだが、情勢には注視のほどを。

なお、メーサイへのバスやロットゥーは通常運行されている。
たとえば、チェンライからメーサイへのロットゥーは50バーツだ。
メーサイバスターミナルから国境まではソンテウが運行されており、一人30バーツ。
パンデミック前と同様の移動手段が取れる。
実際に利用してきたので、詳細は近々ブログ記事にする。

まとめ

ともかく国境開放だ。
メーサイ・タチレク国境のオープンを待ちわびていた人も多いと思う。
事前の情報収集と現地での対応には慎重を期したほういいけれど、国境が開くのは大歓迎である。
個人的にはタッチの差で開放当日を逃してしまったのが悔やまれる。機会があれば、再訪したい。というか、また行く。

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