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タイ入国情報

タイ訪問外国人観光客トップ10、日本はランク入りするか

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2021年半ばから順次観光開国していったタイ。
2022年10月1日にはすべての規制を撤廃して、完全に自由に入国できるようになった。
タイを訪れる外国人観光客は確実に増加中だ。
今年1月からは中国の海外旅行解禁により、さらに外国人が増えている。

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タイへの外国人旅行者数トップ10

観光スポーツ省による統計結果をタイ政府広報が発表している。

2023年1月から4月にタイを訪れた外国人旅行者は8,596,452人。約860万人だ。
外国人旅行者による支出は、約3500億バーツにのぼる。

4月だけで外国人旅行者は2,130,715人。

国籍別旅行者トップ10
1.マレーシア367,530人
2.中国328,375人
3.インド131,230人
4.ロシア115,743人
5.韓国95,229人
6.ベトナム84,221人
7.アメリカ70,977人
8.イギリス70,089人
9.ラオス68,204人
10.香港67,771人

今年は、Visit Thailand Year 2023:Amazing New Chaptersと題したキャンペーンを実施して、さらなる外国人旅行者の誘致を目指すという。

以上がタイ政府広報より。

マレーシアからは陸路でタイ入国する人が多いから、空路入国では中国がダントツ1位だろう。
中国政府は自国民の海外団体ツアーを今年2月になって解禁した。タイは団体旅行先として真っ先に認められた。
2月のタイではそれほど中国人団体客を見かけなかったが、3月4月と徐々に増えていった。
インド人もまだまだ多いけれど、以前に比べるとそこまで目立たなくなった。
中東からの旅行者も多いものの、国籍は様々なのでトップ10入りはしない。
韓国人旅行者は本当に多い。団体旅行は少なく、数人程度の個人旅行が目立つ。スワンナプーム空港での韓国行きフライトは長蛇の列となっている。日本行きフライトにタイ人が多いのとは対称的に韓国人が大半。5位にランクインは納得だ。
あと人口規模を考えると香港は多いなあ。

日本人はトップ10入りしなかった。
ゴールデンウィークの前半でタイ入りした日本人は多いはずだが、それでもランクインできず。
水際対策撤廃前倒しをもっと早く発表していれば、海外旅行者は増えたかもしれないが。

TAT(タイ国政府観光庁)によれば、中東からの旅行者をターゲットにしてキャンペーンを実施するそうだ。
2022年の中東からタイを訪れた観光客は314,882人。うちサウジアラビアからが約10万人、UAEからは約66,000人。
中東からの旅行者はタイ滞在期間が比較的長く、支出は多い。
2019年ではUAEからの旅行者の平均滞在日数は11.4日で、1日あたり220ドル以上を消費した。

参照:https://www.bangkokpost.com/business/2567831/tat-targets-middle-eastern-tourists

金持ち外国人旅行者をターゲットにして、効率よく稼ごうとするのは当然のこと。
日本人はさてどうなんでしょう。

あと、中国人団体客が増えているものの、いわゆるゼロドルツアーが問題視されている。
中国の旅行代理店が激安料金で団体ツアーを募集し、中国人観光客をタイに連れて行く。そしてタイ国内では、中国資本のツアー運営会社のバスを利用して、中国人のガイドを違法に使い、中国資本のレストランや施設や土産物に連れ回して、観光客に強要的にカネを使わせて、売上は中国の会社がすべて吸い上げていき、タイ国内にはカネが落ちていかないというものだ。
単純に観光客の数が増えればいいというものではないらしい。

TATの予想では、今年の観光収入は2兆3800億バーツ。これはパンデミック前の2019年の約80%に相当する。うち外国人観光客からの収入は1兆5000億バーツ。
2019年にタイを訪れた外国人観光客は約4000万人だった。
今年の外国人観光客は2500万人から3000万人からと予想しているという。

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