バンコク・スワンナプーム空港国際線制限エリアにあるコーラルラウンジを使ってみた。
Peach航空のバンコク発関空行きのフライト搭乗ゲートはC9だ。
いつも使っているミラクルファーストクラスラウンジだと少し遠くなるので、なるべく搭乗口に近いコーラルラウンジを選択。
コーラルラウンジのほうが高級感もあり、料理は豊富。生ビールの提供もある。
プライオリティパスで利用できるラウンジだ。
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The Coral Lounge
場所は、3階コンコースDイーストサイドの端っこあたり。
案内地図(赤丸のすぐ隣がコーラルラウンジ)
4階保安検査場を出て、3階に下りて、左へずんずん進む。
エアラインラウンジの案内には、Coralのロゴが載ってある。
3階のラウンジエリアを歩く人は少ない。
まず手前に1つ目のコーラルラウンジ。
少し進むと、2つ目のコーラルラウンジの入り口がある。
どちらも同じ案内板が掲示してある。
NOW OPEN
The Coral First Class Lounge & The Coral Finest Business Lounge
ラウンジ事情には詳しくないけれど、NOW OPENというからには最近オープンしたばかりかもしれない。
それに、The Coral Executive Lounge Welcomes PRIORITY PASS MEMBERSの看板も。
プライオリティパスがあれば無料で利用可能だ。
プライオリティパスのホームページ上での案内では、コンコースDにあるラウンジは、The Coral Finest Business Class Loungeという名称となっている。
今回入ったのは奥側にあるほうのラウンジ。
あとでわかったが、中ではつながっている。どちらも同じらしい。このあたりの詳細不明。
受け付けからして重厚かつオシャレは雰囲気だ。
入って左へ進むと、まず料理とドリンクの提供スペース。
バーカウンターもある。
奥にソファーやテーブルが並ぶ。
かなり広々とした作りだ。
ソファーはこのとおり。
横になって寝られるサイズだけど、さすがにここで眠ったらだめのような気がする。
さらに、個室のようなスペースがいくつもある。
調度品はヨーロピアン。
紅茶カップや食器はイングランド風。
これぞラウンジといった雰囲気だ。
先日ドンムアン空港国際線制限エリア内にあるコーラルラウンジを利用したが、雰囲気はよく似ている。
関連記事:再開したドンムアン空港のコーラルラウンジはやっぱり快適
奥まで進むと、隣のラウンジへ通じるドアがある。
午後11時30分時点では、がらがら。
利用客は全部で10人くらい。
うちパイロットらしき制服を来た航空会社スタッフが3人。
混雑や騒音とは無縁のラウンジらしい。
本当に静かだ。
料理とドリンク
料理コーナーはさほど広くないものの、種類は豊富。
サラダ、巻きずし。
サンドイッチ、アペタイザー、クロワッサン、バゲット、トースト。
カノムジンが作れるコーナーあり。カノムジン以外にもパスタも置いてある。
そういえばチェンマイ空港のコーラルラウンジでは、カオソーイが自作できたっけ。
関連記事:プライオリティパス利用可、チェンマイ国際空港コーラルラウンジを使ってみた
チェンマイ空港よりスワンナプーム空港のコーラルラウンジのほうがはるかに広い。
でも雰囲気は似たようなものだ。
ホットミールには、カオマンガイ。
ご飯と鶏肉が別々に用意してあるので、自分好みの割合で作ることができる。
他に、ガイトート(フライドチキン)、イカの炒めものなどのタイ料理がホットミール。
スイーツやアイスクリームもある。
お茶とコーヒー類。
紅茶の種類が豊富なのがいかにもイングランド風。
アルコール類は専用のバーカウンターがある。
ビールはサーバーから生ビールを注いでもらえる。
チャンビールと他にもヨーロッパの銘柄もあった。
ワイン、カクテルなどその場で作ってくれる。
これも全部無料って、なんかすごいな。
とりあえず、勢いにまかせて3皿も料理を取ってしまった。貧乏性。
生のチャンビールも。
個人的には、ヨーロピアンな前菜系が好き。
名称はよくわからないけど、クリームスピナッチパイみたいなやつと、ムール貝のグラタンみたいなやつと、ショットグラスに入ったフリッターみたいなやつ。
バゲットとクロワッサンと一緒に食べるとうまい。
クリーム系のソースをかけたパスタもなかなかいい。
ホットミールのタイ料理では、カオマンガイとイカとガイトートを少々。味はいたって普通。
でも、パタヤ長期滞在者としては、わざわざこんなラウンジでカオマンガイやガイトートはいらないかな。
それよりも洋食がいい。
とりあえず全部食べきって、軽くおかわりする。
これから搭乗するPeach便は当然機内食が出ない。有料なのでわざわざオーダーすることもない。
ラウンジで腹いっぱいにしておけば、日本到着まで十分持つ。
いやしいが、ラウンジ利用なんてそんなもの。
いやあ食べた食べた。
トイレも豪華
食後にトイレへ。
トイレ入口前には、テーブルや絵画。
なんやねん、このトイレに似つかわしくない雰囲気は。
トイレ内も豪華。
個室内も豪華。
妙に落ち着かないなあ。
残念ながらシャワールームは見当たらなかった。
あとで情報が寄せられたところ、奥にシャワールームがあるとのこと。
関連記事:スワンナプーム空港のミラクルファーストクラスラウンジが営業再開、深夜便搭乗前にシャワーを
退出して搭乗ゲートへ
コーラルラウンジでは、15分の無料マッサージサービスが受けられる。
座ったままなので頭と肩がメインとなるが。
すべてのテーブルではなさそうだが、コンセントも設置してあり、PC作業やスマホの充電が可能。
もちろん無料Wi-Fi完備だ。
少しパソコンを広げて作業。
気づけば、搭乗開始時間が迫っている。
Peachのゲートオープンは0時15分。
すでに0時13分だ。
11時半にラウンジに入ったので、滞在時間は45分くらい。
短い。全然足りない。
でもしょうがないので退出。
ラウンジからコンコースCへ向かう途中に免税店あり。
最後にタバコを購入してゲートC9へ。
ラウンジからゲート到着までは、免税店買い物時間も含めて約10分。
さくさく歩けば5分かからないかも。
コーラルラウンジはプライオリティパスがあれば利用可能。
利用時間は2時間半までということだ。
楽天プレミアムカードの会員になれば、プライオリティパスを無料でゲットすることができる。
PeachやZIPAIRやエアアジアやベトジェットエアなどのLCCで年に何度もタイと日本を往復する人なら、プライオリティパスのメリットは大きいと思う。
まとめ
スワンナプーム空港のコーラルラウンジを使ったのは今回が初めて。
チェンマイ空港とドンムアン空港のコーラルラウンジと雰囲気は似たようなものだが、スワンナプーム空港のほうがさらに広くて豪華な感じがする。
スワンナプーム空港定番のミラクルラウンジよりも、コーラルラウンジのほうがお気に入り。でもそこまで大差はないかな。
あとは、搭乗ゲートに近いほうが選べばいいかと。
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