2023年2月16日に就航したばかりのタイ・ベトジェットエアによるチェンマイ-大阪線に搭乗した。
チェンマイ空港から国際線で出発するのは初めてのことだ。
23時発のフライトだったが、チェンマイ空港国際線出発口近くにはラウンジがちゃんと営業していた。
プライオリティパスでも利用できるコーラルラウンジだ。
さっそく入ってみよう。
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チェンマイ国際空港のコーラルラウンジ
チェンマイ空港国際空港の国際線制限エリアに入ってすぐのところにコーラルラウンジがある。
イミグレーションで出国スタンプを押してもらって、ほんの30秒くらいでラウンジにたどり着く。
真正面の奥に見えるのがラウンジだ。
まあ近いこと。
正式名称は、The Coral Finest Business Class Loungeというようだ。
オープンしたばかりらしい。
ラウンジ利用可能対象
・プライオリティパス
・Lounge KEY
・The Coral
・ダイナースクラブ
・タイランドエリート
など
利用時間は2時間までという話だが、実際には特に何も言われない。
アルコール類は、生ビールのみ。
受付カウンター脇にサーバーが設置してあり、注文すればおかわり自由。
カウンターには、クッキーなどの菓子も置いてある。
スワンナプーム空港のラウンジに比べれば、かなり小さくてコンパクトな作りだ。
奥にはグループ用のテーブルもある。
各テーブルや椅子の近くにはコンセントあり。
トイレは1つだけ。シャワールームは無し。
料理はビュッフェ形式。
食器や飾りつけがなんだかヨーロッパの貴族風な感じだ。
グラスの入ったソーセージカクテル、ベトナムソーセージサラダなど、ちょっと小洒落た前菜が用意されている。
食パンの他にワッフルがある。
カオソーイを自分で作れるコーナーがあるのはいかにもチェンマイ。
ちょっとお高そうな紅茶も英国風。
ソフトドリンクは冷蔵庫内のものが飲み放題。
水、コーラ、フルーツジュース、牛乳など。
メインディッシュは、鶏肉のカレー粉炒め（ガイパッポンカリー）と焼き飯（カオパット）くらいなもの。
料理の種類は多くない。
自作カオソーイに惹かれたが、夕方にチェンマイ市内でカオソーイを食べたばかりなので今回はスルー。
食事
1回目のラインナップはこんな感じ。
ほうれん草のチーズ乗せは、温めなおしてもらえる。おいしい。
ソーセージカクテルとサラダはなかなかうまい。
ジュースはグアバにした。
ガイパッポンカリーは安定の味。
ワッフルには甘い蜜をかけていただく。
がっつり食べる必要もないが、貧乏性なせいか2回目へ。
ほうれん草チーズをまた食べる。これ、好きだなあ。
チャーハンとサンドイッチを追加。
もうすっかりお腹いっぱいだ。
これだけ食べれば、深夜フライトの途中で腹が減ることはあるまい。
最後はデザートとコーヒーで。
大満足です。
ちょっと珍しいサービスとして、15分間のマッサージが受けられる。
席に座ったまま、頭と肩と腕のマッサージのみとなる。
ラウンジ入り口脇には別のマッサージ屋があるが、そちらは有料。
20時半頃にラウンジに入った当初は、がらがらに近かった。
利用者は日本人が4,5人ほど。
そのあと、韓国人グループが続々入ってきた、一気ににぎやかになった。
まあそれでも大騒ぎするレベルではなく、ちょっと歓談する程度のもの。
タイ人利用者はわずかだった。
最後まで満席になることはなかった。
店内には出発案内のモニターが設置してある。
22時30分頃に、関空行きのベトジェットが搭乗開始になったと係員に声をかけられた。
でも慌てる心配はない。
ラウンジから搭乗ゲートまでは1,2分の距離だ。
チェンマイ空港国際線制限エリアは狭い。
びっくりするほど狭い。
でも、ラウンジもちゃんとあるし、免税店も揃っている。
すごくコンパクトで使い勝手がいい。
なお、航空会社のラウンジとでは、タイ航空のロイヤルオーキッドラウンジがある。
タイ航空のビジネスクラス・ファーストクラス搭乗者やスターアライアンスゴールドメンバー以上であれば利用可能のようだ。
まとめ
チェンマイ空港国際線制限エリアは意外といいかも。
出発3時間前にチェックインしたので、時間つぶしが大変かなあと思っていたが、ラウンジのおかげで快適に過ごせた。
スワンナプーム空港のミラクルラウンジに比べると、規模は格段に小さい。
料理の数も少ない。がっつり食べようと思えば食べられるが、ちょっと優雅な気分にひたりながら、搭乗までの時間を過ごすのがいいかもしれない。
プライオリティパスを持っている人は有効活用しましょう。
ラウンジが利用できなくても、制限エリアにはカフェもあるし、時間はつぶせるかと思う。喫煙所はないんで、ターミナルビル外で。
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