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日本帰国情報

水際措置撤廃後の日本帰国:Visit Japan Webと検疫と税関の現状について

投稿日:

日本の水際対策は2023年4月29日に前倒しで撤廃された。ワクチン証明書も陰性証明書も不要となった。
5月8日には5類相当への引き下げも実施されており、空港検査と陽性者に対する療養命令もなくなった。
パンデミック前の状態に戻ったといえる。
そんな中で実際にタイから日本に帰国してみた。

関連記事:Peach航空でバンコクから関空へ日本帰国、水際対策撤廃でさくさくと

関空第2ターミナルでの日本到着時の様子はざっくりと記述しておいた。
ワクチン証明書の確認はないし、Visit Japan Webの確認も当然ないし、何もない。
パンデミック前のようにずんずん進んで入国するだけ。
細かく考える必要はない。
税関も昔のままで紙に書いて申告すればいい。
何も考えずにパスポート一つでさくっと帰国すればいいだけだ。
まあそれでもいろいろと細かいことはある。
今回はちょっと細かいところまで考えたい人向けに書く。

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Visit Japan Webって必要?

海外から日本に帰国しようとする人を悩ませてきたのがVisit Japan Webの立ち位置だ。
なんともあやふやな存在で、Visit Japan Webの登録は必要なのか不要なのか、よくわからない人が多いようだ。
悩みを抱えているであろう人たちから、当ブログにも大量のアクセスがあった。

関連記事:日本の水際対策終了:4月29日より証明書提示不要、Visit Japan Webのファストトラック廃止
関連記事:Visit Japan Webのファストトラックが消滅、日本帰国はパスポート一つで

まず、Visit Japan Web自体は継続している。
4月29日の水際対策撤廃後も、5月8日の5類引き下げ後もVisit Japan Webは存続している。この先も続くだろう。

現状では、日本人がVisit Japan Webで使える機能は、税関申告のみ。
(厳密には海外在住日本人にかぎり免税手続きで使える機能もあるが、日本在住者である圧倒的大多数の日本人旅行者には関係ない)

税関電子申告をしたい人だけがVisit Japan Webに登録しておけばいいという結論になる。
Visit Japan Webで税関申告を登録してQRコードを出しておけば、税関の自動電子ゲートを通過できるようになる。
詳しくは後述するが、税関では、昔ながらの紙の申告書に記入して、税関職員のいる有人ブースを通過することもできる。
よって、Visit Japan Webの登録はしていなくとも、何の問題もない。
Visit Japan Webの登録が面倒に感じる人は、完全に無視しても構わない。

外国人は登録しておいたほうが入国手続きがスムーズになるため登録推奨だが、日本人は不要。
税関電子申告したい人だけがVisit Japan Webを使えば良い。
これで決まり。

また、海外を出発する空港でのチェックイン時には、Visit Japan Webの画面の提示を求められることはない。
むろん、ワクチン接種証明書や陰性証明書の提示も不要だ。
水際対策変撤廃直後には混乱があったかもしれないが、さすがにもう2週間も経過している。
各国の空港で日本の水際対策撤廃は浸透しているはずだ。

機内で配られる税関申告書

今回利用したPeachでは、機内で税関申告書が配られた。
希望者のみに渡すという方式だ。
正しくは、「携行品・別送品申告書」と呼ぶ。

Visit Japan Webの税関申告未登録に人はもちろん、Visit Japan Web登録済みでももらっておいたほうが無難だ。
紙の税関申告書は、空港の税関にも置いてあるけれど、機内で先に書いておいたほうが手っ取り早い。
また、Visit Japan Web登録済みでも、紙で申告したほうが早いケースもある。
なるべく早く税関を抜けるためには、Visit Japan Webと紙の税関申告書の両方を用意しておくのがベターだ。

なお、エアアジアやベトジェットエアの日本行きフライトでは、機内で税関申告書の配布はなかった。

検疫

水際対策は撤廃され、5類への引き下げも実施されたため、いわゆるコロナ検疫はなくなった。
4月29日の水際対策撤廃後も、5月7日到着までは検疫を続けていた。空港到着時に明らかに症状が出ている人に対しては検疫官が検査を実施して、もし陽性であれば検疫所が指定した施設にて治療が必要だった。強制隔離と言っていい。

厚生労働省のホームページでは、毎日の空港検疫の結果が報告されていた。

5月7日到着分の最後の検疫レポートがこちら(掲載は5月8日)。

症状が見られる到着者に対して検査を実施し、陽性となった患者を報告している。
行動歴ではタイが2人いる。

5月8日到着分からは、この空港検疫の報告がなくなった。

5類引き下げにより強制的な検査が実施できなくなったし、また陽性者に対しても指定施設での隔離治療を強制できなくなった。
5月8日以降は、任意による感染症ゲノムサーベイライスを実施するとのことだ。

さて、実際の空港での検疫はどうなっているのか。
検疫自体が完全になくなったわけではない。
検疫は常に行われているものだ。

関空第2ターミナル到着時には、パンデミック前と同じように、検疫ブースが設置されていた。

ブース手前には、体調の優れない人は検疫官に申し出てくださいといった注意書きが掲示してある。

ブースには検温用のサーモグラフィーが設置してあり、検疫官2名が目を光らせている。
到着者は2列に分かれて、ブースを通過することになる。
ほどんどの人は何も言われずにそのまま進む。
実際に見かけたが、中にはもう一度検温するからと止められる人もいた。

発熱や症状が見られれば、おそらくはPCR検査するよう助言されると思う。
でも、強制措置ではない。あくまで任意での検査だ。
感染症ゲノムサーベイライスとして活用されることになるはず。かりに陽性結果が判明しても、適切な治療を受けるようアドバイスされるにとどまる。

検疫で発熱や症状が見られたり体調不良を自己申告する場合に、診察や検査を実施するのはパンデミック前から通常に行われてきたことだ。

というわけで、空港検疫は元に戻った。

ちなみに、関空第2ターミナルでは検疫ブース通過後に、靴底を消毒するためのマットが敷かれていた。
これも昔からあった。

日本入国手続き

税関のあとは、日本入国手続きとなる。
これはパンデミック前も水際対策強化中も変わっていない。
日本人は自動化ゲートを使ってパスポート一つで通過できる。
帰国スタンプを押してもらい人は有人カウンターに立ち寄って、押してもらえばいい。スタンプ不要ならスルー。

税関は電子申告か紙かどっちが早い?

最後にバゲージクレームで荷物を受け取り、税関へ進む。
最後の最後に、Visit Japan Webが活躍する場面がようやく登場する。
Visit Japan Webで事前に税関申告しておくと、QRコードが発行される。

このQRコードを読み取ることで、税関電子ゲートを通過できるようになる。

ちなみに、今回はVisit Japan Webでの事前税関申告は登録済みだ。アプリでQRコードを出せるようにしてある。
機内でもらった紙の税関申告書も記入済み。

税関には、電子ゲートと有人ゲートに分かれている。
どっちを利用していもいい。
空いているほうを選ぶ。
さあ、電子と紙のどっちが早いんだい?

これはもう紙の圧勝だった。

有人ゲートは誰も並んでいない。すっからかんだ。
一方、電子ゲートはどうかということ、これも無人。しかし、電子ゲートを通過する前には、電子申告端末にてQRコードの読み取りとパスポートの顔写真ページの登録が必要となっている。

(関西空港ホームページより引用)

⇒https://www.kansai-airport.or.jp/flight/route/t2_intarr.html

この電子申告端末に列ができていた。各端末に5,6人ほど並んでいる。
電子ゲート自体は誰も並んでいないので、電子申告端末での登録を済ませれば、電子ゲートをすぐに通過できる。
でも、その前の電子申告端末に列ができているため、電子ゲートに進めないのだ。
ダメだこりゃ。

紙の税関申告書を持って、有人の税関ゲートへ向かう。
誰も並んでおらず、すぐに対応。
パスポートも一緒に提示して、少し質問されただけで、すぐに通過。
電子申告端末を使っていたら、まだ列に並んだままだっただろう。
紙の圧勝であった。

とはいえ、Visit Japan Webの事前税関申告によるQRコードはは決して無駄ではない。
あまり知られていないかもしれないが、有人の税関ゲートでも、QRコードの読み取りは可能だ。
Visit Japan WebのQRコードを提示して、読み取ってもらえば、紙の税関申告書の代わりとなる。
パスポートは税関職員に提示する。
紙の記入せずとも、有人ゲートの利用ができるわけだ。

税関職員によれば、関空第2ターミナルの税関では、すべての有人ゲートで、Visit Japan Webの税関申告QRコードの読み取り対応ができるそうだ。
たしかに有人ゲートの台の上には、読み取り機械っぽいものが設置されていた。
これ、本当に広報されていないよなあ。

税関職員に、紙と電子とどっちが空いているのか質問してみたが、答えは聞くまでもなかった。
電子申告端末の列を見れば、一目瞭然だからだ。
職員は同意しつつ苦笑いを浮かべていた。

今回の結論。
税関申告は、紙に書いたほうが手っ取り早い。
Visit Japan Webの事前税関申告は面倒くさいだけ。
紙のほうが早い。
いや、たしかに電子ゲートは便利だとは思う。
でも、電子ゲートを通る前に電子申告端末の列に並ぶのが本当に無駄だ。

まあ、タイミングによっては、有人ゲートが混んでいて、電子ゲートのほうが空いていることもあるはず。
Visit Japan Webの登録が苦痛でなければ、事前税関申告のQRコードも用意しておくのがベターだとは思う。
紙でも電子でもどちらでも対応可能にしておき、いざ現場についた時の状況で選択すればいいわけなんで。

降機から税関通過まで11分で済ませることができた。
途中、様子見のために立ち止まったりしたので、さくさく歩けば、たぶん10分を切れたと思う。
それくらいに日本入国はスムーズになった。

まとめ

というわけで、日本帰国の現状について詳しくみてきた。
Visit Japan Webは不要と言っていい。検疫は昔の状態に戻った。税関はVisit Japan Webをスルーして紙での申告だけを考えてもいい。
難しく考える必要はなく、事前準備は何もせず、パンデミック前にようにパスポート一つで帰国できる。

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