関西空港利用者に便利なのが関西空港リムジンバスだ。
空港ターミナルビルの目の前に到着ならびに出発してくれるので、楽々移動できる。
現在本数が激減中だが、ようやく増便の発表があった。また運賃改定も発表になった。
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関空リムジンバスの現状
先日、タイからベトナム経由で日本に帰国した。
関空利用だ。
検疫を終え、入国したのが午前9時半頃。
到着ロビーはがらがらだった。
店もほとんどやっていない。
ターミナルビルを出たところが関空リムジンバス乗り場となっているが、こちらもがらがらだった。
ほぼ無人状態である。
バスチケット売り場で話を聞いてみると、旅行者減少のため、バスも減便しているそうだ。
最大人気路線であるはずの大阪駅前行きは1時間に1本だと言われる。
以前は20分に1本あったのにねえと、売り場のおばさんもちょっと悲しそうに話していた。
バスはやめてJRか南海電車で移動したほうが早いよとアドバイスしてくれた。
到着したのが朝の中途半端な時間帯だったせいもあるだろうけど、それにしても1時間に1本とは。
まあ、到着ロビーとバス乗り場の寂れっぷりを見ていると、利用者がいないのはよくわかる。
減便も当然だ。
旅行者が増えてこないことにはどうしようもない。
関空リムジンバス増便
そんな寂しい関空リムジンバスだが、7月16日からのダイヤ改正が発表されている。増便だ。
対象となるのは、大阪駅前線、上本町線、尼崎線だ。
7月16日からの大阪駅前=関西空港線の新しい時刻表
赤字が増便分だ。
手薄だった午前9時台が増えている。
また最終バスも23時半まで延びた。
とはいえ、まだまだ本数は少ない。
1時間に1本しかない時間帯もある。
へたすると1時間半に1本だ。
寂しすぎる。
詳細⇒https://www.kate.co.jp/info/detail/402
関空リムジンバス利用の際は時刻表にご注意を。
ひさびさに海外へ行く人は、昔のままの感覚でバスに乗ろうとすると思わぬ事態になりかねないので。
8月1日からの運賃改定とダイヤ改正
7月12日付けで、8月1日の事業計画変更がアナウンスされた。
まず、運賃の改定だ。
対象となるのは、大阪駅前線、上本町線、南港・USJ線、大阪空港線、神戸線、西宮線、尼崎線、京都線。
大阪駅前線は普通乗車券の値上げはないが、往復乗車券の割引率が引きげられて2,900円に値上げとなる。
京都線は、普通乗車券が2,800円に値上げだ。
また、ダイヤ改正も実施される。
京都線は増便。
京都発は赤字だらけ。ということは今までほとんどが運行していなかったわけだ。
枚方、寝屋川線は運行再開となる。
詳細⇒https://www.kate.co.jp/info/detail/406
まとめ
大阪駅前線は7月16日より増便。
他の路線も順次、増便や運行再開していく。
特に8月1日以降は、関空を利用する旅行者が増えていくと関空リムジンバスでは見ていることになる。
でも復活にはまだまだ遠い。
関空が活気を取り戻すにはどれだけ時間がかかることか。
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