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タイ旅行のリスク:PCR検査、陰性証明書、国内感染、濃厚接触[5月1日ルール変更アップデート版]

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5月1日よりタイは大幅に入国制限を緩和し、検査と隔離は一切不要となった。
日本帰国時はブースター接種済みで待機不要となる。
日本とタイは隔離なし往来が可能だ。
念願の隔離なし旅行が実現しているが、リスクはまだ残っている。
主にPCR検査と濃厚接触についてまとめておく。
日本出発前準備から日本帰国とその後まで時系列順に解説する。
(5月1日:タイ側のルール変更についてアップデートし、全体見直し)

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日本出国前のPCR検査⇒不要

4月1日よりタイ入国規則が変更となり、事前の陰性証明書取得は不要となっている。
よって、わざわざPCR検査を受けて、高い金額の海外渡航用英文陰性証明書は取る必要がない。
5月1日からはワクチン接種済みであれば、タイ到着時の検査は一切不要となった。

どうしても心配な人は、日本で検査を受けておいてもいいだろう。
陰性証明書は不要なので、安いPCR検査場でチェックをしておけばいい。
タイ入国にはなんの影響もないが、陰性であればちょっと安心できる。
ここで陽性となれば、素直にタイ旅行は一旦延期とするのがベター。再戦の時を待とう。

なお、ワクチン非接種者でもタイ隔離なし入国は可能。
ただし、出発前72時間以内のPCR検査陰性証明書が必要だ。
ここで陽性となれば旅行は断念するしかない。
いや、厳密には、隔離ありを選択すればタイ入国は可能だが、隔離4-5日目に検査を受けて陽性であれば、さらに10日間の病院隔離治療が必要となるだろう。
それ以前に陽性判定されていて飛行機に乗るのはおすすめできないが。

5月1日以降も、タイ渡航には事前のタイランドパス申請と承認が必要なまま。
タイランドパスさえ承認されれば、あとはタイ行きのフライトに搭乗するだけだ。

関連記事:タイ入国に必須 タイランドパス(THAILAND PASS)申請方法[5月1日アップデート版]

タイへのフライトでの濃厚接触者

タイランドパスが承認され。無事にタイ旅行がスタート。
次に心配なのが、同じフライト内に感染者がいた場合だ。
濃厚接触者に認定されれば、隔離が求められる。

タイでは、濃厚接触とはいわず、HRC(ハイリスクコンタクト)という定義を行っている。HRCの中に濃厚接触があるという形だが、ここではすべて濃厚接触ならびに濃厚接触者という呼称を用いる。

国際線フライトでの濃厚接触の定義が定められている。
・同一フライトに搭乗の感染確認者の左あるいは右の隣の席に座っていた乗客。もしくは1メートル以内でマスク無しで5分以上密接に接触していた乗客。
(タイ保健省2022年1月19日時点)

つまりは、すぐ隣の席に座っていた場合に適用される。前後列は関係がない。列を挟んで隣に座っていた場合ははっきりしない。

心配な人は、チェックイン時に隣に誰も座っていないか確認してもらうといい。

もしも友人知人同士で旅行する場合は、横並びの席にするのではなくて、最低でも一つ離して座席を取るのベターだろう。
話をする際はマスクをしておけば濃厚接触扱いとはならない。

小さな子どもがいる家族の場合はどうしようもないかもしれないが、それでも席は離しておいたほうが無難かもしれない。

タイ入国時の手続きでは、フライトと座席番号は報告することになっている。書類にフライト番号とシート番号を記入する。(2022年4月時点。5月以降はなくなる可能性あり)

もしも濃厚接触者となったら検疫所や保健局から連絡が来るはずだが、実際には連絡が取りようがないかもしれない。

2022年5月1日に濃厚接触者の隔離ルールが変更となった。
これまでは自宅待機7日間+自己経過観察3日間となっていたものが、自宅待機5日間+自己経過観察5日間に変更された。5日目にセルフATK検査して陰性であれば外出が認められる。ただ混雑した場所を避けるよう要請される。

現状では、日本からタイへのフライトで濃厚接触者となる可能性は極めて低い。
単独旅行だとほぼゼロといっていいほどだ。
このリスクは無視してもいいと思う。

関連記事:タイ隔離免除入国実践レポート(1)事前準備と関空からスワンナプームへのフライト

タイ到着初日検査⇒廃止

5月1日にタイ入国制度が大幅に緩和され、Test&Goは廃止となった。
検査も隔離も無しで入国が可能だ。

無事にタイに到着したら、空港ではタイランドパスの書類チェックと検温を行い、イミグレと税関を抜けて、あとは空港を出て即自由行動ができる。
以前のような空港送迎もSHA++ホテルでの検査と待機も不要だ。
よって、タイ到着時の検査で陽性と判定され、隔離される心配はない。

空港での検温で37.5度以上の発熱があり、咳などの症状が出ていれば、別室送りとなりさらなる健康チェックがあるかもしれない。このあたりの詳しい運用は不明。
もし空港での健康チェックでひっかかり、PCR検査を受けて陽性となれば、どうなるのか?
タイの伝染病法に従って適切な利用を受けるよう指示される。
症状がない場合は、ホテルでの隔離治療が指示されるはずだ。いわゆるホスピテル(Hospitel)へ送られる。
治療期間は最低10日間で、施設内で滞在しておく必要がある。外出は禁止で、必要な場合は担当者に通知しなければならない。
隔離治療の費用は利用者が負担する。これは、タイランドパス申請時に加入義務のある医療保険でカバーすることになる。
加入した医療保険証書は必ず印刷しておくよう推奨。
タイ在住者で隔離治療に適した環境があるならば、Home Isolationも選択可能となる。旅行者はホテル隔離となろう。

発熱や症状さえなければ健康チェックにひっかかることなく、普通に入国できる。
強制的な検査がなくなったので、タイ入国時の陽性結果によるリスクはなくなったといえる。

タイ国内での感染

5月1日のTest&Go廃止により、タイ入国後はすぐに自由行動が可能となった。
タイ国内はどこでも好きに旅行できる。
5月上旬ではタイ国内の新規感染減少傾向にあり、新規感染者は1万人を下回るようになった。
とはいえ、単純に感染リスクはある。
人混みが激しい場所に頻繁に出入りしていれば感染リスクは高まるだろう。
が、これは日本にいても同じこと。

滞在5日目のATK検査⇒不要

5月1日のTest&Go廃止により、それまで義務付けられていた滞在5日目のセルフATK検査は不要となった。
モーチャナアプリでの検査結果報告義務もない。

タイ滞在中に症状が出ているようならば、ATKキットによるセルフ検査をするようタイ政府は旅行者に対して推奨している。強制ではない。

ATKはセブンイレブンで49バーツで売っている。
念のため、1個くらい購入しておいてもいいだろう。

タイ国内でATK自主検査で陽性が出た場合は、すぐに感染確定というわけではなく、病院に行って診察とPCR検査を受けて感染確認される流れだ。
それから、病院に入院するなり、ホスピテルで隔離治療を受けるなり、自宅隔離治療することになる。
最近では、セルフATKで陽性となった際は、無症状ないし軽症ならば、病院にも行かずPCR検査も受けず、とりあえず自宅で待機して再度ATK検査を実施して、陰性ならばそれで終わりという方式に変わりつつあるようだ。

セルフATK検査は必須ではないため、自主的に検査をしないかぎり感染が発覚することはない。
ATKで陽性となり、どうしても心配な場合は、保健局に連絡するか、病院を訪ねて診察と検査を受けること。もしもPCR検査で陽性となれば、無症状であったとしても、原則として10日間の隔離治療となる。
短期旅行ならここで旅行はすべて終了し、日本帰国予定も延期となるだろう。

たぶん、ほとんどの旅行者はわざわざセルフATK検査を実施しないとは思われるが。

店舗入場時のATK検査

大きなバブやバーでは入店時にATK検査が必要なところがある。
あくまで店側による自主的な検査で、公的なものではない。

もしもATK検査結果が陽性であったら、店への入場が断られるだけで、保健所への通報は行われないことになっている。
再度ATK検査するなり、病院で検査を受けるよう言われるかもしれないが、あとの行動は客に任される。
どうしても心配ならば、病院にいって検査を受ける。ここで陽性ならば10日間の隔離治療となる。
短期旅行ならばやはりここで終了。

濃厚接触者

タイ国内旅行中の濃厚接触者認定については、旅行者は特に考えなくていいと思う。
たとえば食事や飲みに行ったレストランやバーで感染者が出たとしても、濃厚接触者認定されて連絡が来ることはまずありえない。

いちおう濃厚接触の定義は定められている。
・感染者と2メートル以内の距離で5分以上会話、もしくは感染者が咳やくしゃみをしている場合
・30分以上、換気の悪い閉鎖された空間、たとえばエアコン付きのバスや室内で感染者と一緒に過ごした場合
さらに隔離対象となるHRCは上記条件に加えてマスクを着用していないことも条件となる。

国内線フライトでの濃厚接触者定義は国際線と同じく左右隣の席に座っている場合だ。

タイ国内で普通に旅行しているぶんには濃厚接触者認定され、隔離を命じられるようなケースはまずない。(会社や学校などは別だが旅行者には関係ない)
たまにクラスターが発生した施設に訪問歴がある人はATK検査を受けてくださいといった通知が出るが、旅行者へ直接そのような通知が送られることもない。

濃厚接触による旅行終了のリスクはほぼ考えなくいい。
むろん、感染が疑われる強い症状が出ているのならば病院へ。

タイ出国前PCR検査

タイ旅行もそろそろ終了。
タイでの最後の関門が待っている。
セルフATK検査はスルーできても、日本へのフライト搭乗のための出発前72時間以内のPCR検査はスルー不可。
必ず受けないといけない。
5月1日にタイ入国ルールは大幅緩和されたが、日本側の水際対策と検疫措置は変更なし。
なおも陰性証明書が必要なままだ。

関連記事:パタヤで日本帰国用PCR検査陰性証明書取得
関連記事:バンコクとパタヤ 日本帰国用陰性証明書取得PCR検査場まとめ

ここで陽性結果が出るとどうなるか?
検査した病院やクリニック、保健所の指示に従うこと。
症状がなければ、ホスピテルでの隔離治療となるはずだ。
10日間は外に出られない。
医療保険適用期間中のはずなので、治療費の問題はないだろう。
が、帰国は不可。フライトはキャンセルとなる。

実際にパタヤでPCR検査を受けて陽性となった際の詳細レポートがある。

関連記事:タイ・パタヤ旅行 日本帰国のためのPCR検査で陽性になったらどうなるのか詳細レポート

隔離終了後のPCR検査でもなかなか陰性結果が出ずに、日本へのフライトに搭乗できなかった。
最終的に帰国可能となったのは、本来の予定日の15日後となった。

現在の海外旅行では、日本渡航のためのPCR検査が最大の関門といえる。
タイ入国には、出発前PCR検査は不要となった。
タイ到着時の検査も不要。
でも、タイ滞在中の行動パターンによるが、混雑した場所に多く出入りしているとなると、おのずと感染リスクは上昇する。
最後の最後で陽性となれば、帰国できなくなり、失うものはかなり大きい。

日本到着時の検査

タイでの日本渡航用PCR検査が陰性で無事に日本行きフライトに搭乗。日本に帰国を果たす。
最後の最後にもう一度空港検疫での検査が待っている。
これは無料での強制検査となる。PCR検査ではなく、抗原検査だ。
結果判明までは1-2時間ほどかかる。

関連記事:タイから日本への帰国全行程。日本での検疫の様子もレポート。

もし陽性となれば、空港近くの医療機関に搬送されて、診察や治療を受けることになる。
入院なのか宿泊療養なのか自宅療養なのかは医師や保健所の判断次第だろう。
日本入国は問題ないにしても、最低7日間は動くことができない。

厚生労働省では空港検査での陽性件数を発表している。

タイからの入国者での検査結果
(3/6-3/12)
日本国籍者 総検体数1,376 陽性検体数9 (陽性率0.65%)
外国籍者 総検体数390 陽性検体数1 (陽性率0.25%)
合計:総検体数1,766 陽性検体数10 (陽性率0.56%)

陽性率は0.56%となっており、ざっくり200人に1人が検査陽性となる。
確率は低い。ほぼ無視できるレベルだ。

なお、タイからの日本帰国では、ワクチンブースター接種済みであれば待機は不要だ。
空港での検査が陰性となれば、空港を出て即自由行動可能。
ブースター接種済みでない場合は、原則7日間の自宅待機で3日目に自主検査を受け陰性であれば4日目以降の待機は不要となる。

日本へのフライトでの濃厚接触者

日本到着時の空港検査で陰性であったとしても、すべてのリスクがなくなったわけではない。
日本行きフライトでの濃厚接触者リスクが残っている。
同じフライトに感染者が見つかれば、濃厚接触認定される可能性がある。

ただ、機内濃厚者ルールは3月30日に大幅に緩和されており、家族以外には濃厚接触認定しないことになっている。
これまでは前後2列(計5列)に感染者が座っていた場合は濃厚接触者認定としていたが、同行家族のみに限定する。
濃厚接触者待機期間も見直し。これまでは一律7日間の自宅待機だったが、入国後4日目・5日目の抗原検査で陰性なら待機解除とする。
このルール変更により、単身旅行者が機内で濃厚接触認定される可能性はなくなった。
大幅なリスク減少だ。

タイ側公式資料:https://www.tatnews.org/entry-thailand-frequently-asked-questions/
日本側公式資料:https://www.mhlw.go.jp/content/000814817.pdf

各リスク評価まとめ

5月1日:Test&Go廃止を受けて、大幅に見直しした。

日本出国前のPCR検査
4月1日より陰性証明書取得は不要に。
念の為に事前検査して陽性となれば、旅行出発前にキャンセル、返金手続き、休業などの手続きが必要。

タイへのフライトでの濃厚接触者
元々確率は極めて低いうえ、タイ到着時検査も不要となったため、濃厚接触者認定される可能性はほぼゼロに。もしも濃厚接触者となれば5日間はタイ国内旅行不可。

タイ到着初日検査
5月1日より到着初日検査は不要となり、陽性結果によるリスクは実質ゼロとなった。

タイ国内での感染
確率不明。行動によってはリスクは上昇する。症状がなければ、実質的な制限はない。症状があり感染確認されれば、10日間の治療期間が必要。治療費は保険負担。旅行日程によっては帰国フライトを変更する必要あり。

タイ出国前PCR検査
確率は不明。無症状でも検査必須のため、思わぬ陽性結果が出ることがある。やはり10日間の治療期間が必要で、帰国便はキャンセル。帰国後の仕事などの手配が必要。陰性結果が出るまでには日本帰国不可のため長期化する可能性もある。

日本到着時の検査
タイで検査済みのため、確率はかなり低い。検査陽性率は0.56%。旅行自体は終了しており、金銭的な直接的負担増はほぼないが、その後の仕事などへの影響は大きい。

日本へのフライトでの濃厚接触者
機内濃厚接触ルール変更により、家族連れ以外は濃厚接触扱いされる可能性はなくなった。リスクはほぼゼロといえる。もしも濃厚接触者認定となれば、自宅待機5日間となり、仕事などに影響する。

タイ旅行のリスク評価まとめ

日本とタイの隔離なし旅行は可能となった。
が、リスクはまだまだ残る。
リスク評価とその悪影響を鑑みると、タイ出国前の日本入国用PCR検査が最大のネックだという結論に至る。これは、Test&Goが廃止された5月からの隔離なし検査なしタイ入国でも同じ結論。
タイ国内で濃厚接触的な行動を繰り返していると確率は上がる。でも、細かいことを気にしていたら旅行は楽しめない。
難しいところだが、本来予定していた休暇期間とその後の仕事や家庭事情を考慮しつつ、リスク評価を行い、タイ旅行を実行するかどうかを決定するしかない。

仕事や家庭の事情で、旅行期間の変更は絶対にできないという人も多いだろう。
そういった人はこの状況下での海外旅行は避けたほうがいい。これはタイ旅行にかぎった話ではない。たとえ国内旅行でもリスクはある。
海外旅行では日本入国のための検査が必須ため、たとえ無症状でも検査で陽性反応が出てしまった場合は予定通りに帰国できなくなる。これが最大のリスクだ。
でもタイ旅行ではその確率はかなり低いだろう。100人中1人いるかどうかというレベルだと思う。
それを避けるべき大きなリスクと考えるか、それくらいは許容できると考えるかは人それぞれだ。

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