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日本帰国情報

日本帰国の税関手続きと関空での所要時間(2024年1月)

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2024年1月の日本帰国の最新状況について。
バンコク発大阪行きのタイ・エアアジアXのXJ610便で関空に戻った。
関空を出国する際には保安検査場で大混雑していたが、日本入国時はどうなのか。関空での税関手続きについても確認しておく。

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関空到着

XJ610便が関空に着陸したのが21時59分。

22時17分、降機。
ターミナルビルに入ってからは、シャトルは使わずに、徒歩で入国審査場へ向かう。これは前回のフライトでも同じだった。

一度に多くの乗客が降りて来ており、それほど広くない廊下でキャリーケースを引きながら歩く人もいる。
先を急ぐ場合は人並みをかき分けながら進むことになる。
終電に間に合わせたい人はとにかく急ぐ。

入国

さくさくと歩いて5分ほどで、入国審査場へ至る階段を下りる。
一つ下に降りたところが「到着」フロアだ。

ほぼ形だけになった検疫カウンターの脇を抜ける。
日本の水際対策は2023年4月29日に完全撤廃済みだ。
2021年に帰国した際は関空到着時に唾液を採取して検査を受けた覚えがある。
それを思えば、本当に楽になった。

次にイミグレーションだ。
入国審査は、外国人レーンと日本人レーンに分かれる。
日本人は自動化ゲートが利用できる。台数が7,8台あって、待ち時間はほとんどない。せいぜい1分ほどで順番になった。

パスポートを読み取らせて、顔認証を行う。認証されると、自動でゲートが開き、これで入国手続きは完了だ。
ゲート通過後に、職員が待機しているブースがあり、入国スタンプを希望する場合は押してもらえる。
日本帰国後に役所での手続きや海外旅行保険の申請を行うならば、スタンプは必ず押してもらっておきましょう。
スタンプが不要ならば、そのままスルーで問題なし。

税関

次にバゲージクレームと税関だ。
また一つ下のフロアへ行く。

預け入れ荷物があるならば、荷物が出てくるのを待つ。
Visit Japan Webで税関電子申告をしている場合でも、まず荷物の受け取りを済ませてからでないと、KIOSK端末での登録はできない。
羽田空港の税関では荷物受け取り前に端末操作が認められるそうだが、関空では先に荷物を受け取ってくれと言われる。

預け入れ荷物がない場合は、そのまま税関へ向かうことができる。

税関申告の方法は2種類。
・従来の紙の税関申告書を記入し、有人の税関ブースへ行く
・Visit Japan Webで税関電子申告をしておき、QRコードを使って、自動ゲートを通過する

どちらでもかまわない。
厳密にいうと、税関電子申告のQRコードを使って有人の税関ブースを通過することも可能だが。

タイ・エアアジアXの機内では、紙の税関申告書は配られなかった。Visit Japan Web導入後はずっと配られていない。
ベトジェットエアも同様に配られない。
日系のPeachは税関申告書配布があったように思う。

税関申告書はバゲージクレームと税関ブースのあいだのエリアにたくさん置かれている。
Visit Japan Webで税関電子申告をしていない人は、ここで記入しておこう。荷物が出てくるのを待っている間に済ませておくといいだろう。

関空の税関エリアはかなり横に広い。
大きく二つの区画に分かれている。

今回は、入国審査場から見て右側のエリアに降りてきた。
が、最寄りの区画は有人の税関ブースも自動ゲートも閉鎖されており、利用不可。
反対側の奥まで進む必要があった。微妙に面倒くさい。

今回も出発前にVisit Japan Webで税関電子申告を登録済みだ。もう慣れっこになっていて、登録はすべて合わせても1分ほどでできてしまう。税関申告書に記入するよりは楽でいい。
税関電子申告のQRコードはスクショでも大丈夫だ。ネット接続が必ずしも必要ではない。

最初に、KIOSK端末でQRコードとパスポートを読み取る。それから自動ゲートへ向かうと、顔認証が行われて、ゲートが開くシステムだ。

二度手間となっており、少々面倒くさい。
でも、Visit Japan Webでの税関電子申告はすごく簡単だ。慣れてしまえばもう紙には戻れない。

今回は、有人の税関ブースも自動ゲートも待ち時間はゼロだった。誰も並んでいない。
まだ預け入れ荷物が出てきておらずに待っている人が多数。それに、Visit Japan Webを使っていない人も多くて、紙に記入しないといけない時間ロスもある。
来日外国人は入国審査に時間がかかっており、まだバゲージクレームに降りてきていない。
預け荷物無しでVisit Japan Web登録済みの日本人は真っ先に税関を抜けることができる。

万が一、自動ゲートのほうが混んでいるようであれば、有人ブースに並べばいい。紙の税関申告書を記入するか、Visit Japan WebのQRコードをかざすことで有人ブースを利用できる。
時間短縮のためには、どちらか選択できるようにしておくことが重要。

なお、税関職員に聞いたところ、大きく2つに分かれている税関ブースだが、時間帯や混雑具合にとってどちらもオープンさせることもあるそうだ。
この時間帯は到着が少なく、片方だけのオープンとのこと。
昨年に比べると、関空の税関自動ゲートは大幅に台数が増加している。KIOSKも増えた。
でもオープンしているのは半分だけ。もったいない話だが、まあこの時間帯はそれでも問題ない。実際、待ち時間ゼロだったし。
人員不足のため、すべての税関ブースをオープンさせるのは難しいかもとも話されていた。

自動ゲートの数はいまでも充分のよう感じた。あとは自動ゲート前に認証が必要なKIOSKの台数をもう少し増やせばいいと思う。

現状では、Visit Japan Webの税関電子申告のほうが便利なのは間違いない。
Visit Japan Webの税関電子申告が開始されてから何度も関空で帰国しているが、並んだような記憶は一度もない。

預け入れ荷物がなく、Visit Japan Web登録済みならば、税関を通過するのに2,3分もあれば充分。早ければ1分台も可能かも。
預け入れ荷物が出てくるのを待っていたり、税関レーンが混んでいると、もっと時間がかかる。
また、到着便が重なると、どうしても混み合ってしまう。
それでも以前に比べると、格段にスムーズに進むようになっていると思う。

帰国完了

今回もあっさりと通過。

22時26分、出口に。

無事に到着ロビーに出る。
降機から到着ロビーまでの所要時間は9分。
ここ最近は10分を切ることが多い。

関空は出発時の保安検査場の大混雑が問題となっているけれど、到着に関しては全然問題なし。
毎回さくっと入国できている。
降機から9分で、外に出られれば文句なしでしょう。

ターミナルビルを出ると、日本の冬が待っていた。
寒い。
南国パタヤから冬に日本に戻ると、冷たい風がさらに冷たい感じる。

夜10時半だと、終電にはまだ間に合う時間帯だ。
ターミナルビルに戻る。

到着ロビーはがらがら。この時間帯は到着便が少ない。
空港内を少しうろうろする。すき家は24時間営業中なので、帰国記念の牛丼でも食べようかと思ったが、そこまでの余裕はなかった。
コンビニでホットコーヒーを購入。

温かい缶コーヒーを持参して、バスに乗車。
日本に帰ってきて最初に飲む缶コーヒーが至福のひとときだ。
それにしても、日本は寒い。

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