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フライト情報 日本帰国情報

昼便で日本帰国 バンコク発関空行きタイ・エアアジアX XJ610便搭乗レポート

投稿日:2023年10月12日 更新日:


今回の日本帰国はひさびさにエアアジアを利用する。
最近はPeachを使う機会が多かった。また、ベトジェットの乗継便やタイ・ベトジェットのチェンマイ-関空便やマニラ経由で帰国していた。
エアアジアの関空行きは久々の利用となる。しかも今回は深夜便ではなく、午後2時出発という昼便だ。この便を使うのは初めて。
関空着が夜遅くなるため、バスや電車の終電に間に合うのか微妙なところ。
さて、結果やいかに。
日本入国事情もまとめてお届け。

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タイ・エアアジアX XJ610便

タイ・エアアジアXによるバンコク・スワンナプーム空港発関空行きは2便ある。

XJ612 バンコク発0:55 関空着08:40 (毎日)
XJ610 バンコク発14:00 関空着21:55 (日・月・水・金)

深夜便は過去何度か利用した。今回は昼便を使ってみたかった。

21時55分関空着というスケジュールだ。
ディレイして関空着が遅くなると、帰宅する電車やバスがなくなる恐れがある。最低でも1時間は余裕があるので大丈夫だとは思っているが、LCCだけに油断はできない。
まあディレイしまくって終電がなくなったら、関空で野宿すればいいやと割り切る。

スワンナプーム空港チェックイン

11時25分にスワンナプーム空港に到着。

この時間帯の出発フロアはそこまで混雑している感じではない。
早朝や深夜のほうが混む印象だ。

XJ610便はすでにチェックインオープンしている。
有人のチェックインカウンターはQ。
セルフチェックインはB-GにあるKIOSKで可能だ。

今回のチケットはトリップドットコムで購入している。
詳細なチェックイン方法はこちらですでに解説。

関連記事:トリップドットコムで予約したエアアジアのチェックインとEボーディングパス

簡単にいえば、トリップドットコムで購入しても、エアアジアのホームページで直接購入しても、チェックイン方法は変わらない。
事前にWEBチェックインしておけば、わざわざチェックインカウンターに並ぶ必要はない。

預け荷物がなく、アプリでEボーディングパスを表示させれば、チェックインカウンターは完全スルーして、直接搭乗口へ向かうことができる。

KIOSKでのセルフチェックインもできる。
紙の搭乗券が発行される。
預け荷物がなければ、このまま搭乗口へ向かうことが可能だ。

今回はEボーディングパスも表示済みで、預け荷物もないけれど、座席変更希望のために有人カウンターへ行く。

チェックインカウンターは、通常のチェックインと、ドキュメントチェック・バゲージドロップの2つに分かれている。
厳密には、VIP専用のカウンターもあるが、これは事前に申し込みが必要だ。

通常チェックインの列はかなり長い。ゆうに30分はかかりそう。
バゲージドロップの列は空いている。WEBチェックイン済みで預け荷物がある場合は、こっちの列でいい。

10分足らずで順番になったが、残念ながら座席変更はできなかった。指定されていたのは通路側だったので、窓側に変更したかったのだが。
フライトはほぼ満席らしくて、空きがないとのこと。まあしょうがない。
紙の搭乗券だけ発行してもらい、チェックイン手続き完了。

一度外に出て、最後の喫煙。

ターミナルビルの端っこに喫煙所がある。ちょっと面倒。
でもここから眺める景色が好き。

出国へ向かう。

この時間帯の保安検査場とイミグレーションは空いている。
待ち時間は少ない。

11時55分、制限エリア内へ。

搭乗ゲートは、コンコースDにあるD6。近くて便利だ。

タイ・エアアジアXはサテライトターミナル利用に

注意:
今回の搭乗は2023年9月下旬のこと。サテライトターミナルがオープンする直前だった。

2023年9月28日からは、タイ・エアアジアXの日本行きフライトは、新しくオープンしたサテライトターミナルの搭乗ゲートを利用するようになった。

イミグレを抜けた先のある乳海攪拌像の向こうのエスカレーターを降りて、サテライトターミナル行きのシャトルに乗る必要がある。

関連記事:スワンナプーム国際空港サテライトターミナルは本日オープン、動画と写真で見る利用方法

チェックイン手続きは、これまで通りにメインターミナルのチェックインカウンターで行い、搭乗ゲートはサテライトターミナルという形だ。
メインターミナルからサテライトターミナルまでは移動に少し時間がかかるため、タイ・エアアジアXの日本行きフライトを利用する場合は要注意。

ミラクルラウンジ

ボーディングタイムは、13時20分の予定。
まだまだ時間がある。

出発までは、コンコースDにあるミラクルファーストクラスラウンジで過ごす。
ここはプライオリティパスでも利用可能なラウンジだ。
座席は多いし、シャワーもあるし、かなり使い勝手がいい。

ホットミールでは、ローストポークとスープが好き。
店内で焼いているクロワッサンとデニッシュもおいしい。

コーンスープがおいしくて、おかわりしたほど。
レッドカレーもまあまあ。ローストポークのほうが好き。

料理の種類はコーラルラウンジのほうが豊富で豪華だと思う。

関連記事:スワンナプーム空港国際線のコーラルラウンジ滞在レポート

でも、コーラルラウンジは搭乗口からは遠いので断念。
コンコースDにあるミラクルファーストクラスラウンジが便利でいい。
あと、無料のシャワー利用ならミラクルファーストクラスラウンジで。コーラルラウンジは有料だ。

なお、サテライトターミナル内にどれだけのラウンジがあるのかは不明。少なくともオープン時点ではミラクルラウンジはないとのこと。
サテライトターミナルから搭乗する際は、事前に調べておくのがベター。

現時点では、プライオリティパスで使えるラウンジとしては、コンコースDにあるこのミラクルファーストクラスラウンジないしミラクルビジネスクラスラウンジが、サテライトターミナル最寄りのラウンジとなりそうだ。
ラウンジからシャトル乗り場までは数分の距離だ。

搭乗

腹を満たして、ラウンジのソファーに座ってのんびしていると時刻は13時15分に。
搭乗時間が迫る。

搭乗ゲートD6はラウンジと目と鼻の先だ。

が、免税店でタバコを購入するのを忘れていた。
一度4階に戻って、あわてて免税店へ。

それからまた3階に下りて、D6ゲートに。

現在はサテライトターミナルが搭乗口となっているため、このコンコースDのゲートを使うことはない。
もしミラクルファーストクラスラウンジを利用しているならば、早めにラウンジを出て、サテライトターミナルへ向かうこと。

すでに搭乗開始となっていた。
降りると、ちょうど自分の席のグループの搭乗に。

ボーディングブリッジを通って機内へ。
13時34分、搭乗。

機材は、エアバスA330-300。

3×3×3のシート配列。

窓際座席への変更ができなかったので、そのまま通路側席に座る。

通常シートエリアはほぼ満席だった。
どうりで窓際への変更ができなかったわけだ。

ちらっと前方をのぞくと、クワイエットゾーンは空いているようだった。
ゆったり座りたい人は、ちょっと高いけれど追加料金を払ってクワイエットゾーンを指定するのがよさそう。

もし機内が空いていれば、スタンダードシートから他のスタンダードシートへの移動はできる。離陸して安定飛行に入ってから、スタッフに一声かけて、移動するといい。
ただし、ホットシート(足元が広いバルクヘッドや非常口席)への移動は不可。クワイエットゾーンへの移動も有料となる。

搭乗後のシートアップグレード料金表。

クワイエットゾーンのホットシートが1,840バーツ
クワイエットゾーンのスタンダードシートが600バーツ
前方のホットシートが1,730バーツ
後方のホットシートが1,630バーツ

機体後方でぎちぎちに詰められた状態での6時間のフライトは少々しんどい。特に3席の真ん中になると最悪だ。
600バーツ払ってでも、前方のクワイエットゾーンのスタンダードシートに移動するのはアリかも。
2400円で快適な6時間を取るか、そのまま狭く苦しい席で6時間我慢するか。あなた次第。それがLCC。
まあフルサービスキャリアのエコノミークラスでも3席の真ん中になってしまえば、同じことだけど。
座席指定って大事。

出発

14時出発予定だけど、なかなか出発しそうにない。
ずっとゲートにとどまったまま。
ディレイは確定的だ。

20分遅れで、ようやくプッシュバック開始した。
離陸の順番待ちも発生。

14時39分、離陸。
39分遅れとなった。
まあ、これくらいなら平気。

エアアジアの機材には、電源コンセントもUSBポートもない。
充電はできない。

あらかじめダウンロードしておいたプライムビデオをスマホで鑑賞。
ついで文庫本を読む。

しばらくすると眠たくなり、寝落ち。
意外と眠れた。
と、思いきや、隣の席の人に起こされた。
トイレに行くようだ。
せっかくいい眠りだったのだが。

これがあるから通路側の席は苦手。
6時間程度のフライトであれば、トイレは行かなくても平気なので、窓際の席でじっとしていたい。他の人の邪魔もしたくない。

でもまあしょうがない。生理現象だし。
せっかくなので自分も生理現象を済ませておこう。

バンコク-関空間のフライト中のトイレに行くなんて久しぶりなあ。

あとは、ひたすらビデオを見て時間つぶし。

なお、エアアジア機内では、日本の税関申告書は配布されなかった。
必要な人はリクエストすればもらえるかも。
Peachでは全員に配布していたが。

到着

22時5分(日本時間)、関西国際空港に着陸。
21時55分着予定のスケジュールなので、少々ディレイしている。
フライト所要時間は、5時間29分だった。

22時12分、ゲートへ。

まだベルト着用のサインが消えていないのに、立ち上がる人が多数。
前の席では、終電の話をしている日本人グループがいる。
たしかに関空から遠い場所へ移動する人にとっては、焦る時間帯ではある。
それにしても急ぎすぎ。
立ち上がって走り出す準備をしているほどだ。
ベルト着用サインが消えるやいなや、本当に走って行った。さすがにやりすぎでしょ。

22時18分、降機。

日本入国

前回の日本帰国は7月だった。マニラからのエアアジア便で関空に戻った。

関連記事:マニラ発関空行き フィリピン・エアアジアZ2186便搭乗レポート
関連記事:過去最速9分で日本入国、関空での検疫と税関の現状レポート

この時はシャトルを使って、イミグレーションへ向かった。
降機から出口まで9分の道のりだった。

今回は降車後、延々と歩く。

シャトルは使わずにひたすら歩く。
たまたま搭乗口が中途半端な場所だったのかもしれないし、国際線エリアのリノベーション工事の影響もあるかもしれない。
まわりのタイ人の乗客は勝手がわからないこともあるだろうけど、みんなゆっくり歩いているが、こっちは急ぐ。
なるべくなら早く出たい。競歩大会の気分だ。

なんだか、水際制限が厳しかった頃の帰国を思い出した。あの頃はターミナル中をひたすら歩かされたものだった。唾液採取で検査までしたもんなあ。
それを思えば、今は楽なもの。
水際対策は4月29日に完全撤廃された。今は何も考えずに帰国すればいいだけだ。

散々歩いてから階段を降りる。

検疫とイミグレーション

22時22分、検疫へ。

といっても何もない。
係員のいるブースの脇を通過するだけ。
水際対策は何もないが、体調不良の人は自己申告するようになっている。
入国時感染症ゲノムサーベイランスは現在も実施中だ。あくまで任意ではあるが、有症状者を対象に検体採取している。
9月のサーベイランスでは、タイからの帰国者で何人もPCR検査陽性者が出ている。

検疫ブースを通過すると、次にイミグレーション。
日本人は自動化ゲートを使うだけであっさり通過できる。待ち時間はほぼゼロ。
22時24分、イミグレーション通過。

税関とVisit Japan Web

次にバゲージクレームと税関へ。

預け荷物はないので、そのまま税関へ向かう。

エアアジア機内では税関申告書は配布されなかった。
紙の申告書を税関に提出するなら、税関ブースで紙と取ってから記入すること。

こんなこともあろうかと、事前にVisit Japan Webで税関電子申告は済ませておいた。
Visit Japan Webは、必須でもなんでもない。完全に任意だ。
日本人には税関電子申告しか使い道がないので、Visit Japan Webのことなど完全スルーでもまったく問題ない。
でも、税関電子申告をしておくと、税関がスムーズに通過できる可能性が高まる。
紙の申告書に記入する手間がないし、有人の税関レーンに並ぶ必要もない。

Visit Japan Webの税関電子申告のQRコードをスクリーンショットしておく。
まず、税関レーンとは別に設置にされた端末でQRコードをとパスポートを読み取らせる必要がある。
関空第1ターミナルの税関はかなり改善されていた。
端末の数が増えている。全部で15台から20台くらいありそう。
利用者は少ないため、待ち時間はゼロ。
うまくQRコードが読み取れず、手間取ってしまった。ここで30秒ほどロス。

次に税関自動レーンへ。
自動レーンの数もかなり増えていた。顔認証して自動でゲートが空いて、さくっと通過できるというシステムだ。

端末と自動レーンがこれだけ揃っていれば、Visit Japan Webの税関電子申告をしておいたほうが、早く通過できること間違いなし。
まあ有人の税関レーンもそんなに混んでなかったけれど。

22時27分、出口へ。

降機からここまでの所要時間は9分。
10分を切った。
税関電子申告の端末読み取りで30秒はロスしたはずなので、それがなければ8分台でも行けたかもしれない。

到着ロビーはがらがらだ。
同じエアアジア便で到着した人は、まだほとんど出てきていないはず。

降機から早歩きで移動したし、イミグレーションは日本人なので待ち時間ゼロ、さらに税関電子申告で待ち時間ゼロ。
タイ人乗客はまだ誰も出て来ていないだろう。フライングで飛び出していった日本人グループも追い越したかもしれない。

でもそこまで急ぐ必要はなかった。
22時半だ。電車もバスもまだまだ運行している。
京阪神の主要な街であれば終電に間に合うだろう。

ゆっくりタバコを吸ったり、関空内を見学したりする余裕もあった。

まとめ

エアアジアの昼便帰国であったが、結果はまったく問題なし。少しディレイしたがまだ時間的余裕はあった。
深夜便はずっと機内で眠れるならいいけれど、眠れないとけっこうしんどい。昼便はその点は楽でいい。ずっと起きていてもいいし、眠くなったら眠ればいいんで。
今回のチケットは15,460円で購入した。安かった。
10月以降のエアアジア便は高くなっている。もうこの価格ではしばらく買えないかも。
タイ・エアアジアXの日本・バンコク線はスワンナプーム空港サテライトターミナルを利用するようになっている。ちょっと移動の手間が増えたのが面倒ではあるかな。
次回利用する際にサテライトターミナルを体験してみたい。

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