2023年10月時点でタイを訪れた外国人観光客は2,030万人で、そのうち1,470万人がアジア・太平洋からの旅行者となっている。
9月25日からは中国人とカザフスタン人に対するビザ免除措置も開始された。
TAT（タイ国政府観光庁）はAISと共同して「Welcome Back to Thailand」キャンペーンを開始すると発表。
アジア・太平洋からの旅行者に対して無料のSIMカード100万枚を提供する。
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タイへようこそ Amazing Thailand SIM
外国人旅行者に配布されるのは、Amazing Thailand SIMカードと呼ばれるもの。
プロモーション期間は、2023年10月17日から2024年3月31日まで。
AISはタイを代表する通信会社だ。タイ全土に渡る広範囲な5Gネットワークを観光客に体験してもらう取り組みを反映しているという。
配布枚数は実に100万枚を予定。
オンライン旅行代理店（OTA）、航空会社、観光パートナーと協力して、旅行者にSIMカードを提供する。
旅行者は、アジア・太平洋におけるTATパートナーでタイ旅行を手配することで、Welcome to Thailandキャンペーンに参加できる。
キャンペーンに参加すると、QRコードがもらえる。
このQRコードをタイの空港にあるAISショップで提示すると、無料のSIMカードがもらえるという流れだ。
SIMカードが最初からもらえるわけではない。
引き換え可能な空港は、スワンナプーム、ドンムアン、チェンマイ、チェンライ、プーケット、サムイ。
AISショップで、パスポート番号など登録して、アクティベートする必要がある。（これは通常のSIMカード購入でも同じ）
Amazing Thailand SIMカードには、最大速度のインターネット8GB1日無料トライアルが含まれている。
一日の無料体験というわけだ。
もし引き続きインターネットを使いたい場合は、トップアップ（プリペイドのチャージ）して、新たに通信パッケージを申し込めばいい。まずはお試しから。
また、AISのSIMカードをアクティベートすると、旅行者には様々な特典がついてくる。
Bangkok Insuranceの無料保険。セントラルグループの割引。Grabの割引。King Powerの割引。などなど。
詳細はAIS⇒https://www.ais-amazingthailandsim.com/
AISのSIMカード使い方
100万枚の無料SIMカードを提供する具体的なパートナー企業名は明かされていない。
以前はタイ行きエアアジア便の機内で無料のSIMカードが配布されていたこともある。
おそらくは、エアアジアのフライトを利用すればQRコードがもらえるようになるはず。
他にも旅行代理店でのタイ旅行申し込みでももらえるかと思う。
タイへようこそキャンペーンは10月17日開始だ。10月17日以降にタイ旅行する人は、どこかで無料SIMカードがもらえるかもしれない。
今回の無料SIMカードには、1日だけのお試しインターネットパッケージがついてくる。
SIMカードの有効期限については不明だが、おそらくは30日間程度はあるはず。
誤解されがちだが、SIMカードの有効期限と、インターネットパッケージの有効期限はまったく別物。
インターネットパッケージが使えなくなっても、SIMカード自体は生きている。
タイ到着時のスワンナプーム空港で無料のSIMカードをもらってアクティベートすると、その時点から1日（24時間）のインターネットが使えるようになる。24時間たつとインターネットパッケージは期限切れとなって使えなくなる。
トップアップして、新たなインターネットパッケージを申し込むことによって、インターネットが使えるようになる。
トップアップはAISのサイトでできる。
⇒https://www.ais.th/en/consumers/package/prepaid/top-ups
クレジットカードも使える。
他にもトップアップの方法は多数あり。コンビニ前の機械でコインを投入する方法もある。
たとえば、旅行期間があと3日とする。
100バーツをトップアップ。
次に、3日間使えるインターネットパッケージを申し込む。
3日間で2.5GBまで使えるパッケージなら、82バーツ。約330円だ。
LINEしか使わないなら、3日間150MBでも足りるかもしれない。たったの11バーツ、44円だ。
SIMカードが無料でもらえれば、数十円から数百円で4日間インターネットが使えることになる。
タイのSIMカードを使ってネット接続するならば、この方法が最安値となるだろう。
また、トップアップするごとにSIMカードの有効期限は30日ずつ延長される。
今回の無料SIMカードの有効期限については不明だが、ほぼ間違いなく他のSIMカードと同じ扱いになるはず。つまり、トップアップするごとに30日延長され、最大1年間まで延長可能。
有効期限内であれば、そのSIMカードは次回のタイ旅行でもそのまま使えることになる。
初めての人には、少々わかりづらいのが海外のSIMカードというもの。
基本はプリペイド式なので、その都度、自分のスタイルに合わせて調整できるのが魅力といえる。
タイのSIMカードも慣れればものすごく便利だ。
まずは、Welcome to Thailandキャンペーンで無料のSIMカードをもらって、タイのAISの便利さを味わってみてから、自分に合った通信生活を始めてみよう。
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