タイの携帯電話会社といえばAISの1・2call。
他にも会社はあるが、ワンツーコールを使っている人が多いんじゃないでしょうか。
パスポートを提示すれば、空港やコンビニで簡単にSIMカードを購入できる。50バーツくらい。
日本では考えられないほどの安さ。
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12コールの有効期限
でも、SIMカードには有効期限があり、デフォルトでは1ヶ月ほど。
「*121#」を送信すれば、残高と有効期限が確認できる。
かりに次回のタイ訪問が5ヶ月先だとすると、その頃には有効期限が切れてしまい、電話番号は使えなくなっている。せっかく購入したSIMカードは意味なし。友人知人に教えた電話番号も意味なし。
また一からSIMカードの購入とセッティングが必要になって面倒だ。
できれば、ずっと同じ番号を維持したい。
そのためには有効期限の延長が必要。
有効期限はトップアップ(チャージ、リフィルともいう)すれば、延長可能となる。1回のチャージ毎に30日の延長。
一般的なトップアップの方法は、コンビニでバウチャー(SLIPともいう)を購入すること。
セブンイレブンやファミリーマートの窓口で、「ワンツーコール ワンハンドレッドバーツ プリーズ」と言えば、100バーツ分のバウチャー(レシートと同じ形状)を購入できる。ファミマなどの店舗では、カードタイプのものも売っている。
あとは、「*120*(バウチャーに記載された12桁の番号)#」を入力して送信すればトップアップされる。
ついでに30日の有効期限延長もなされる。
コンビニで買えるバウチャーは最低額50バーツから。
5ヶ月(正確には150日)延長したければ、50バーツ分を5枚購入して、それぞれトップアップすればよい。
が、電話利用に限定するなら250バーツの残高は不要だろう。ちょっともったいない。
5回も入力するのは面倒だし。
もっと安くて簡単に延長する方法はないものだろうか。
方法その1 コンビニ前機械を使う
コンビニの前や道端にこういう機械が置いてあります。
正式な名称は知りませんが、まあトップアップマシーンとでも呼びましょうか。
このマシーンを使えば、トップアップ可能。
これは最低金額10バーツからトップアップできる。
まず、電話会社を選択。Happy 12call Trueに対応。
ついで、トップアップした金額を入力。
手数料も合わせた額面のコインもしくは札を投入。
それから、自分の電話番号を入力。
あとは確定キーを押すだけ。これでトップアップされて、SMSでお知らせも届く。
機種によっては手数料がかかる。
この写真の機械の場合、1回あたり2バーツ。
よって10バーツ分トップアップするには、12バーツを投入する必要がある。
これを5回繰り返せば、5ヶ月の延長となる。トータル60バーツですな。
旧式の機械だと手数料が無料という話もあるが、あまり見かけない。
手数料無料のマシーンがあれば、この方法が最安で便利。
人が並んでいるところもほとんど見かけないし。
方法その2 AISショップ前の機械を使う
パタヤには、セントラルフェスティバル地下にAISショップがある。
その入口付近においてあるマシーン(KIOSK)を使う。正式名称は不明。レシートを見る限り、運営会社はAdvanced mPayと書いてある。
トップアップ以外にも保険の支払いやら、いろいろ使えるようだけど、ここでは無視する。
このトップアップマシーンなら、手数料は完全無料だ。
ただし最低トップアップ金額は20バーツから。
(AISのホームページには最低金額10バーツと書いてあるが、パタヤのAISショップのキオスクでは20バーツからしか選べない。)
マシーンの使い方
これが初期画面。右下の「PRESS TO START」下の矢印を押す。
タイ語表示なので、言語選択を「English」に変更
上段真ん中の「TOP UP」を選択
トップアップ金額を聞かれるのでお好きな額を。ここでは20バーツを選択
続いて自分の電話番号を入力。間違えて入力すると、その間違えた先の電話番号にトップアップされてしまうので慎重に。
もう一度金額と電話番号の確認して、右上の「CASH」を選択
この画面が出ている間に、お金を投入する
マシーン中央部に紙幣とコイン投入口がある
ぼろぼろの札は認識されにくいので、なるべく綺麗な札でどうぞ。
進行中です
無事に手続き終了しましたのお知らせ
マシーン左下からレシート(SLIP)が出てくるので、受け取りましょう。
すでに、自分の携帯電話宛にトップアップしましたというSMSが届いているはずです。
念のための確認しておこう。
これで手数料なし20バーツぽっきりで30日の延長となりました。
注意
このマシーンでは、おつりが出ません。
が、おつり分はチャージされており、再利用可能。
電話番号で登録されているんで、かりに残高があったとしても、次回の訪タイの際にどこの機械でも使える。
20バーツ×5回なら、100バーツ札を投入するのが楽。
一度目の手続きに100バーツ札を入れたあとは、チャージ分から20バーツずつ引かれていく。
いちいち20バーツ札を入れる必要なし。
このように20バーツずつのトップアップをひたすら繰り返せば、最大1年まで延長できる。
コンビニで50バーツのバウチャーを大量に購入して入力送信する手間暇と費用を顧慮すれば、安上がりで楽かな。
ここの機械は人が並んでいることが多い。
コツは、決して後ろを振り返らないこと。
迷惑なのは先刻承知。早くやれよという視線は華麗にスルーしつつ、素早く作業を済ませることが肝要。
タイ人も小刻みなトップアップで機械を占領していることが多いです。
パタヤのセントラルフェスティバル地下以外にも、このトップアップマシーンは、あちこちにあるはずです。
見かけた際は、さくっと最低金額でトップアップして有効期限を延長しましょう。もし10バーツからオッケーの機械があればラッキーかも。
AISのホームページには、トップアップの方法がこれでもかと掲載されているけど、一般的な旅行者が気軽にトップアップするにはここで紹介した方法がいいんじゃないでしょうかね。
12コール、True、Happyへのトップアップは、日本からでも可能。こちらを参考にどうぞ。
⇒日本からタイの携帯電話(12call、TRUE、Dtac)にチャージ、トップアップする方法。クレジットカード・ペイパル利用可能。
また、余りそうな残高を友人にプレゼント(トランスファー)したい方は、こちらを参考に。
⇒AIS(12コール)の残高トランスファーの方法。日本からでもタイへプレゼントできるよ
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