日本に住むタイ好きの友人から連絡があった。
もうすぐタイの携帯電話のSIMカードの有効期限が切れてしまう。延長したいから方法を教えてくれ、というものだった。
先日、日本のクレジットカード決済でAISのトップアップをする方法について記事をアップしたばかり。
関連記事:AIS 12callのトップアップが日本発行クレジットカードで決済可能になっていた。my AIS経由。
まずmy AISというアプリをダウンロードして、クレジットカード決済すればいいのだが、まったく初めての人にはちょっとややこしいし、面倒な作業でもある。
友人はタイ専用のスマホを利用しており、日本ではタイのスマホを立ち上げる機会もあまりないみたいだ。
友人に手取り足取りレクチャーするのも手間だし、ここは代理でトップアップするのが手っ取り早い。
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12コールのトップアップ代行
友人が利用しているのはAISの12コールのプリペイド式SIMカード。
タイ国内にいるなら、トップアップするのは簡単だし、方法はいくつもある。
家から出ることなく、最も楽にトップアップする方法は、たぶんタイの銀行のモバイルバンキングを使うことだろう。
今回はその方法を使う。
わたしはバンコク銀行のモバイルバンキングを利用しており、各端末へのトップアップは至極簡単な作業。
モバイルバンキングでトップアップ
モバイルバンキングのアプリを立ち上げ、まず、Top upを選択。
次に、トップアップ先を選ぶ。
AISのほか、TrueやDtacへのトップアップもできる。他にも、ラビットラインペイ、Grabへのトップアップもできる。
トップアップ先の電話番号を入力する。電話番号は誰のものでもよい。他人宛てでも問題なし。
AISのトップアップ金額は、20バーツから。
あとは決定ボタンを押せば、即時にトップアップ完了となる。
手数料は無料。
電話番号と価格をフェイバリット(お気に入り)として登録してしまえば、あとはクリックしていくだけの流れ作業。
これをひたすら繰り返す。
1回のトップアップで30日延長される。
12回繰り返せば合計360日の延長。合計240バーツだ。
念の為、友人にタイのスマホを立ち上げてもらい、延長できているか確認。
来年の10月までちゃんと延長できていたそうだ。
これにてトップアップ代行は無事終了。
お代は今度会った時にでも。
日本からトップアップしたい人は、タイ在住者ないしタイの銀行のモバイルバンキング利用者にお願いするのが一番楽。
代行業やれば儲かるかもと一瞬考えたが、手数料取るにしてもせいぜい10%がいいところ。一年延長させて24バーツか。やっぱり儲からんな。やめておこう。
タイの銀行のモバイルバンキングはとにかく素晴らしい。
異なる銀行宛の送金でも、手数料無料で即時送金可能。
携帯電話のトップアップも一瞬でできてしまう。
バンコク銀行のモバイルバンキングは、タイ国外にいても普通に使える。カシコン銀行も同様だ。
タイにいようが日本にいようが関係ない。
日本からの一般的なタイ旅行者で、バンコク銀行などタイの銀行口座を開いていて、さらにモバイルバンキングまで利用できる人は、今となってはかなりの少数派だと思う。
数年前まではバンコク銀行の口座はノービザでも開設できた。今ではかなり厳しい。
アユタヤ銀行などはノービザの旅行者でも口座を開くことができるようだが、モバイルバンキングには対応していない。
ワークパーミットがあれば話は別だが、どこの銀行でもモバイルバンキングの開設は厳しくなっている。
最後に友人から質問を受ける。
「タイへはいつ行けますか?」
友人は普通に会社勤めをしており、ごくごく一般的なタイ旅行好き。
月単位の長期滞在はのぞめない。
以前のようなノービザでの短期旅行でタイへいつ行けるのかという意味になる。
その正解は誰も知らないが、とりあえず来年の春以降かなあとだけ答えておく。
とりあえず、SIMカードの有効期限が切れる来年10月までには普通に入国できることを願う。
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