普段はAISのSIMカード利用しているが、新しく購入したスマートフォンがデュアルSIM対応となったこともあり、TRUEのSIMカードも試してみたくなった。
タイでは、コンビニで気軽にSIMカードが購入できる。しかも一枚たったの49バーツ。
空港などでは無料SIMを配布していることすらあるようだ。
パタヤではパスポートの提示も必要なく、実に簡単に買える。
いや、買えるはずだった。
で、近所のセブンイレブンへ行き、レジカウンターで「TRUEのSIMカードください」とお願い。
すると、「パスポートはありますか?」と言われた。
これまで友人の手伝いなどで何度も新しいSIMカードを購入した経験があるが、そんなことを言われたのはじめて。
パスポートはセーフティボックスに入れてあるため、所持していない。
すごすごと店を出る。
ついで、ファミリーマートへ。
ここでは、SIMカードの販売自体やっておらず、「セントラルフェスティバルのオフィスへ行ってくれ」と言われた。
他のコンビニ店舗では調査していないが、おそらく同じだろう。
詳しくは知らないが、本来、SIMカードの購入にはIDカードやパスポートの提示が必要だったはず。
でも、なあなあでスルーされてきたのが実情。
が、どうやら、新規SIMカードの販売に関してはかなり厳格化されてきたようだ。
友だちのタイ人に事の顛末を話すと、タイ南部のテロの影響や軍事政権の方針で規制が厳しくなったとか何とか言っていた。
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セブンイレブンでTRUEのSIMカードを新規購入
翌日、パスポートを手にセブンイレブンへ。
「TRUEの49バーツのSIMカードください」とパスポートを提示。
「テレフォンプリーズ」と言われる。
念のため、旧型のスマートフォンを持参していたので、パスポートとスマフォを一緒に渡す。
あとは、店員さんがSIMカードの挿入やら開通手続きまですべてやってくれた。
49バーツのSIMカードには通話料が含まれていないようで、50バーツ分だけトップアップしてもらった。
5分以上かかって、セッティング完了。
SIMカード代とトップアップ代の合わせて99バーツを支払い。
パスポートとスマフォを返してもらう。
電話番号はスマフォの裏にテープで張ってあった。
試しに自分のもう一つの電話にかけてみると、ちゃんと繋がる。うん、オッケー。
TRUEのホームページで登録者情報をチェック
パソコンでTRUEのホームページを見てみる。
https://iservice.truecorp.co.th/
ここからサインアップする。
Sign up nowをクリック。
まずは、Register TrueIDへ。
1 Resister with Mobileを選択
2 電話番号を入力
3 OTP(ワンタイムパスワード)をクリック。SMSでパスワードが送られてくる。
4 そのパスワードを入力
5 Confirmをクリック
6 Terms and conditionを読んだ上でチェックを入れる
7 最後にRegister TrueIDをクリック
これで、TrueのIDが発行される
ここまでは実に簡単。
一度、画面を戻ってから、ログインしてみる。
ここからが手こずった。
とりあえず、ログインはできるようになった。
残高の画面で、きっちり50バーツあることもわかった。
使用期限は2ヶ月先だ。まあ、そんなものだろう。
で、一番確かめたいことは、きちんと名前とパスポート番号が登録されているかどうかだ。
Settingsをクリックして、画面を進める。
電話番号はきちんと登録されてある。まあ当たり前。
しかし、わたしの名前は出てこない。パスポート番号も入っていない。
一度、戻ってみたり、ログアウトしてから再度ログインしてみたりと、いろいろ試行錯誤する。
すると、突然こんな画面に変わった。
他の誰かの名前とID番号が表示されたのだ。
Siri何とかSawa何とかさん。
タイ人だ。
どういうこっちゃ?
電話番号は合っている。
システムのバグ? それとも、以前この番号を使っていた人の情報? もしくは、セブンイレブンで開通作業してくれた人が自分の名前とIDを打ち込んだ?
さっぱりわからず、もう一度ログアウトしてからログイン。
すると、今度は空欄となり何も表示されなくなった。
自分の名前や住所を打ち込んでみると表示名は切り替わった。
が、肝心の登録名とパスポート番号は打ち込めず。
住所は打ち込めた。
こりゃあダメだな。
TRUEのオフィスで直接確認する必要がありそうだ。
いったい、セブンイレブンでパスポートを渡したのは何のためだったんだ?
謎は残る。
所有者情報の登録はセブンイレブン店頭でもできるというニュース記事を読んだ覚えがあるが、どうにも不確定要素が大きい。
やはり、キャリアのオフィスへ直接赴いたほうが確実のようだ。
パタヤタイにあるTRUEオフィス
そんなわけで、後日、TRUEのオフィスへ。
場所は、パタヤタイのトゥッコムの東側、カシコーン銀行の隣にある。
「レジスタープリーズ」と告げて、パスポートと携帯電話を手渡す。
「インターネットで登録しようとしたけど、うまくいかなかった」と付け足すと、わたしの携帯電話をいじって、チェックしてくれた。
すると、「もう登録してあるから大丈夫だよ」との返事。パスポートを見ることすらしなかった。
部屋に戻ってから、再度インターネットで登録情報を見てみる。
うーん、名前はきちんと登録されているけどねえ。これでうまくいったんだろうか。
でも、なぜか、使用期限が1年に延長されていた。
通話もしたけれど、残高が減っていない。
最初にチャージした50バーツ以降、まったくトップアップしていないのに、これまた謎だ。
TRUEの利用ははじめてのため、謎が多く残ってしまった。
とりあえず、使用期限が一年に延びたようなので、しばらくこのまま様子を見ようと思う。
まとめ
ここパタヤでは、SIMカード新規購入にはパスポートが必要になった。
(というか、これが本来の姿?)
バンコクや他の地方では、対応が違うかもしれない。
また、コンビニ以外のSIMカード販売所の対応も不明。
ショッピングセンター内や街角にあるような携帯ショップだと、パスポート無しでも買えるかもしれない。
5月下旬にスワンナプーム空港でSIMカードを購入した友人の話では、通話SIMに関してはパスポートの提示は不要だったそうだ。
これは使用期限一週間のSIMなので特に必要ないとの判断なのかな。
ネット接続SIMカード購入には、パスポートがいると言われたらしい。
でも、どのみち、所有者情報の登録義務がある。
タイの新規SIMカードを購入したい人は、パスポートを必ず持って行くべし。
もしくは、タイ人に頼んで代理購入してもらう。ただし、その場合は、名義登録がそのタイ人の名前になってしまう。あとで変更できるかどうかは不明。
最も確実な方法は、各キャリアのオフィスでSIMカードを直接購入して、パスポートと名前の登録もきちんとやってもらうことだ。
パタヤなら、セントラルフェスティバルにAISやdtacのオフィスがある。
スワンナプーム空港の到着フロアーにも各社のカウンターが並んでいる。多少混み合っているが、ここですべて片付けてしまうのがいいかも。
すでにSIMカードを持っている人も、パスポートと名前の登録はしておいたほうがいい。
登録することを英語で「レジスター」という。
各会社の窓口へ行って、パスポートと携帯電話を見せながら「レジスタープリーズ」と言えば通じるはずだ。
7月31日までに済ませてしまわないと、利用できなくなる恐れあり。
(なんとなく、今回もなあなあで終わりそうな気がしないでもないんだけど。)
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