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2023年7月アンヘレス旅行

マニラ発関空行き フィリピン・エアアジアZ2186便搭乗レポート

投稿日:

2023年7月のアンヘレス旅行シリーズ。
これが最終回。
旅のルートでいうと、まずバンコクからクラーク空港へ飛び、アンヘレス滞在後にマニラ空港へ移動して、最後に関空行きのフライトに乗るという流れとなっている。
というわけで、マニラ発関空行きのエアアジア搭乗レポートとなる。

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マニラ・ニノイ・アキノ国際空港第3ターミナル(NAIA3)

14時40分、アンヘレス・SMクラークからのP2Pバスでマニラ空港に到着。
フライト出発予定は17時35分なのでまだまだ余裕がある。

マニラのニノイ・アキノ国際空港第3ターミナルだ。通称NAIA3。

エアアジア国際線は第3ターミナルの発着となる。

エアアジアの注意書き

2023年7月1日より
ターミナル2:国内線
ターミナル3:国際線

P2Pバスのバス降り場はNAIA3の到着フロアにあたる。

まずは、喫煙所で一服。
これが最後の喫煙スペースとなる。

ターミナルビルに入るには、いちおう荷物検査用のX線機器が置いてあるが利用せず。
そのまま入ることができた。

出発フロアへ上がる。

チェックインカウンターのある区画に入るには、航空券の提示が必要だ。Eチケットや旅程表を見せる。スマホの画面でもいい。
なにかと面倒なのがフィリピンの空港だ。

フィリピン・エアアジアのZ2 186便

今回搭乗するのはフィリピン・エアアジアのZ2 186便。
フィリピン・エアアジアと呼んだり、エアアジア・フィリピンと呼んだり、エアアジア・ゼストと呼んだりもする。
ここではフィリピン・エアアジアとしておく。

Z2 186便
マニラ発17:35
関空着23:00

出発の1ヶ月半前にセール価格で購入した。

8,500円だ。エアアジアのホームページで直接購入するより、トリップドットコムのほうが安かった。
クレジットカード手数料もかからないので、エアアジア直接購入よりもさらに安い。

Trip.com(トリップドットコム)

トリップドットコムでの購入だったが、エアアジア上での予約情報にアクセスできて、事前の座席指定や預け荷物追加も可能。
出発24時間前からはWEBチェックインもできた。ただし、操作はすごくやりづらくて、かなり苦労した。また、Eボーディングパスの発行もうまくできなかった。
どのみち、マニラ空港のチェックイン時にはドキュメントチェックが必要なはずなので、自前のボーディングパス印刷にこだわる必要はないと思う。

エアアジアのチェックインカウンターはC。
すでにチェックインカウンターはオープンとなっている。

セルフチェックインのKIOSK端末が設置してある。
試しに操作してみたが、これでチェックインは可能っぽい。
でも誰も使っていない。

というのも、先に言ったように、ドキュメントチェックが必要だからだ。

STEP1がチェックインで、STEP2がドキュメントチェック、STEP3がバゲージドロップという流れになっている。

どうやらフィリピン出国の際には、必ず有人カウンターでの書類チェックをして、通常の紙の搭乗券を発行してもらう必要があるようだ。

通常のチェックインカウンターはかなりの列になっている。
今回はWEBチェックイン済みということで、バゲージドロップの列に並ぶことにした。こっちはまだ空いている。

15分ほどで順番になった。
パスポートを提示するだけ。書類確認はそれだけ。
外国人がフィリピンを出国する際のeTravel登録は不要だ。
逆にフィリピン人は出国用eTravleが必要で、フィリピン人の書類確認には時間がかかっているようだ。

なお、この搭乗は2023年7月中旬のもの。
フィリピン入国要件は、7月下旬に変更となっている。ワクチン接種の条件などの規制はすべて撤廃された。
出国条件については変わっていない。元のままだ。

さて、WEBチェックイン時に座席は自動的にアサインされていた。通路側の席だった。追加料金を払って窓際の席に変更してもよかった。
でも座席表の埋まり具合はがらがら。
これだったら、当日のチェックインカウンターで窓際の席への変更をお願いすれば通りそうだと判断。追加料金を払わずにすむ。
で、チェックイン時に窓際の席への変更を申し出ると、実際にそのとおりになった。
非常口のある座席だけど、それでいいかと確認された。
むろん問題なし。むしろラッキー。非常口席は有料座席指定だと他の一般シートよりは高い。
それが無料で座れるのだから文句のあろうはずがない。

受託手荷物は無し。機内持ち込み荷物のみだ。重量は測られず。
搭乗券を渡されて、チェックイン手続きは完了。
ものの2,3分で終わった。

空港のあちこちに、このようなeTravelの案内板が貼ってあり、フィリピン人はスマホでスキャンしていた。

NAIA3で食事

時刻は15時24分。
出発まではあと2時間10分もある。

チェックインカウンターのあるフロアの一つ上がレストランエリアとなっている。ここは一般エリアで出入り自由。

上の階からチェックインフロアを見下ろす。

なんだか、以前より明るい雰囲気になったような気がする。

フィリピン最後の食事は、Wendy'sで。

日本からはウェンディーズファーストキッチンとなったが、フィリピンではWendy'sのまま。
ファーストフード天国のフィリピンでは、ジョリビー、マクドナルド、KFC、Wendy'sとよりどりみどり状態だ。

Bacon Mushroom Meltというバーガーコンボセットにする。190ペソ。約480円。

バーガーの味はいまいち。ポテトの量は少ない。コーラはコーラ。
うーん、今回のフィリピン旅行では、ジョリビーとマクドナルドでもバーガーを食べたが、どれもあまりおいしくなかった。
そろそろフィリピンのファーストフードに飽きてきたかも。

出国

出国審査場へ向かう。
チェックインカウンターと同じエリアにあるため、中に入るにはまた航空券ないし搭乗券のチェックがある。
出国審査場に並ぶには搭乗券のチェックあり。
なにかと厳重なマニラ空港である。

出国審査場の列は、フィリピンと外国人で分けられているが、外国人の動線がわかりづらい。
どこに並べばいいのかスタッフにパスポートを見せると、一番端にある外交官などが使う優先レーンに案内してくれた。
おかげで待ち時間はほぼゼロ。

出国審査はパスポートと搭乗券を提出するのみ。
黙ってスタンプを押してもらえた。

次にセキュリティチェックだが、これも優先レーンとなっており、待ち時間はかなり短かった。
荷物だけでなく、靴も脱いでX線にかける必要があった。
また、ライターの持ち込みは不可。回収されてしまう。

昔は、出国審査とセキュリティチェックの際に、あれやこれやと難癖をつけられ、賄賂を要求されるケースがよくあったそうだ。
マニラ空港は世界最悪の空港とも呼ばれていた。
でも最近はちょっとはマシになったようで、一度もそのような目にあったことはない。
今回は特にスムーズだった。
出国審査と荷物検査は10分もかからなかった。

さくっと制限エリア入り。

搭乗

時刻は16時30分。
あと1時間で出発だ。

搭乗ゲートは102。
かなり奥のほうだ。

搭乗エリアに喫煙所はない。電子タバコ喫煙所ならある。
ちなみに、売店で売られているタバコは高い。ちっとも免税価格になっていない。フィリピンのタバコ価格はパンデミック前の2倍になった気がする。

普通の売店やカフェは多い。

ゲートに着くが、まだ準備中。

すでに機材は到着済みだ。

第3ターミナルは空港すぐそばにリゾートホテルがあったりとかなり発展している。

お、シンガポール航空だ。

ひさびさに乗ってみたいなあ。

17時過ぎ、搭乗開始のアナウンスが流れる。

前回マニラ空港でエアアジアの国際線を利用したのは、マニラ発バンコク行きだった。

関連記事:エアアジアの6時間半ディレイを喰らいマニラ空港で寒い思いをした話

この時は大幅ディレイして大変だった。ゲートは数回変更になり、その飛びに大移動したものだ。

今回はディレイなし、ゲート変更なし。
実にスムーズ。

搭乗もテキパキ進む。

長い通路を通り、最後はボーディングブリッジで機内へ

17時15分、搭乗。
最後のほうに乗り込んだが、機内は空席だらけ。

搭乗率はかなり低そうだ。

機材は、エアバスのA320-200。
3席×3席の配列。

事前に言われたとおりに非常口席だった。

最前列というわけではなく、本当に非常口が横にあるというだけの席だ。
ただ、前の座席との間隔はけっこう広い。

余裕で足が伸ばせる。
しかも、横一列に他の乗客はおらず、3席すべて独占できた。
素晴らしい。

搭乗率はたぶん50%もないと思う。
かなり空いていた。

出発

17時31分、タキシング開始。

先にセブパシフィック航空が飛び立つのを待つ。

17時40分、離陸。

眼下にはマニラメトロポリスの街並み。

マニラは巨大な街だと実感できる。

安定飛行に入り、ベルト着用サインが消えると、すぐさま3席独占を確保すべく横になる。
うかうかしていると、通路側席がいいと勝手に席を移ってくる人がいるかもしれない。
横になってしまうと、誰も座ってこない。
卑しいかもしれないけど、意外と大事なテクニックだ。
これで日本までのなんちゃってフルフラットシートの完成。

あとは寝転がって過ごすだけ。

いちおう機内サービスもある。

水が70ペソ、インスタントコーヒーが80ペソ。せいぜい200円なのでわりと良心的な価格設定だと思う。

何も頼まず、ひたすら寝ておく。

日本到着の少し前には、税関申告書が配られた。
というか、ほしい人だけに渡すといった感じ。
要求しないともらえない。

Visit Japan Webの税関電子申告は済ませていたので紙の税関告書がなくても大丈夫なのだが、念のためにもらって書いておく。
準備は怠りなく。

日本時間の22時11分、関空に着陸。

予定は23時だったのでかなりの早着だ。
飛行時間は、3時間31分。これまた早い。

今回のフィリピン・エアアジアのフライトは快適だった。
非常口席でしかも3席独占。
ディレイがないどころか、40分の早着。
文句なし。
これで8,500円は安すぎでしょ。

日本帰国の手続きと流れについては、すでに詳細な記事にしてある。
日本の水際対策は完全撤廃済み。何も必要ない。

関連記事:過去最速9分で日本入国、関空での検疫と税関の現状レポート

22時29分、入国審査と税関を抜けて、無事に帰国完了。
所要時間9分で関空を抜けることができた。過去最速記録。

まとめ

フィリピン・マニラから日本へのフライトはこれまでいろいろ利用してきた。
フィリピン航空、セブパシフィック航空。あと昔はタイ航空のバンコク発マニラ経由関空行きがあって、これは何度か乗ったことがある。
今回のエアアジア便は、これまででもっとも安くて快適なフライトとなった。
アンヘレスのバスからの流れは順調。NAIA3のチェックインも出国審査もスムーズだったし、ディレイもないフライトは順調そのもので、しかも無料の非常口座席3席独占。
早着したおかげで、関空からのバスにも余裕で間に合った。
すべてでスムーズで文句なし。
ただ、油断出来ないのがフィリピンというもの。エアアジアの大幅ディレイも充分ありうる。関空到着が遅れると、バスがなくなり、関空野宿となってしまう。
まあそのあたりは運次第。
LCCだし何があっても文句を言ってはいけない。今回はとにかく運がよかった。
またプロモーションがあれば安い価格で買えるだろう。
次にフィリピンから関空に戻る際にもエアアジアのフライトを使ってみてもいいかなと。

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