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フライト情報

エアアジアの6時間半ディレイを喰らいマニラ空港で寒い思いをした話

投稿日:

LCC利用時にはフライト遅延が付き物といわれる。
たしかにこれまで何度かディレイは経験している。
といっても1時間か2時間程度のものだった。
エアアジアのフライトではほぼディレイがなかった。
が、エアアジアのマニラ発バンコク行きのフライトで初めて大幅な遅延を体験した。
実に6時間半だ。
マニラ・ニノイアキノ国際空港第3ターミナルはとにかく寒かった。

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マニラ発バンコク行きエアアジア便のディレイ

これは昨年8月の話である。
パタヤからアンヘレスへ旅行をした。バンコクーマニラ間のフライトはエアアジア・フィリピンを利用。
往路は遅延もなく順調なフライトだった。

復路はエアアジア・フィリピンのZ2 287便だ。
もともとは、17時40分発の予定だった。
出発当日の朝にはフライトのリスケジュール通知が届いていた。21時30分に変更となった。

3時間50分のディレイだ。
バンコク(ドンムアン空港)着が23時55分となる。

ディレイが事前にわかっていたので、アンヘレスからマニラ空港へはゆっくり向かうことに。

14時30分のGENESIS P2PバスでSMクラークからマニラ空港へ向かう。
大雨のマニラ市内に渋滞に巻き込まれつつ、17時過ぎにマニラ空港到着。

出発予定表を見ると、ドンムアン行きのフライトが一番上に表示されている。

あれま、22時15分発予定に変更されている。さらなる遅延だ。

チェックインカウンターはオープンしており、とりあえず先にチェックインをしておく。
やはりディレイと言われる。

長い戦いになりそうだ。
最後にタバコで一服しておきたい。

マニラ空港は敷地内での喫煙が禁止となったらしい。
ターミナルビル内はもちろん、ビルの外でも吸えない。

BAY14に喫煙指定場所があると書いてあるが、現場へ行くとこのとおり。

廃墟になっている。
やはり駐車場を渡って、空港敷地外へ行くしかないらしい。
もうあきらめよう。

またターミナルビル内に戻り、一般エリア内のレストラン街へ。

ウェンディーズで食事を取る。
フィリピンといえば、ファストフード天国である。

フライドチキンのセットで150ペソ。375円ほどだ。空港でこの価格はまずまず安い。
これがフィリピン最後の食事となるのか。

フードコートエリアからチェックインカウンターを見下ろす。

セブパシフィック航空が混雑しているようだ。
それにしても、マニラ空港って絶妙に暗いんだよなあ。
スワンナプーム空港のような明るさと綺麗さが全然ない。

もう行くところもない。

19時30分、イミグレーションへ。

喫煙所探しと搭乗口変更と食料供与

制限エリア内に入る。

いろいろと悪名高きマニラ空港だが、第3ターミナルの国際線制限エリア内はわりと広々としていて、小綺麗な雰囲気だ。チェックインカウンターよりは明るい。
ショップも多い。

念のため、喫煙所を探してみる。
ヤニカスもいいところだ。

第3ターミナルの搭乗口エリア案内板

コーヒーとタバコのアイコンがある。

が、現場に行ってもそれらしいところがない。

IQOSと書かれたスペースはあったが、喫煙禁止となっている。
電子タバコのみがオッケーらしい。

Manila Cigarsという店があったが、ここはタバコ販売所で喫煙は不可。

もうあきらめよう。
それに、ちょっと喉が痛い。咳も出る。
体調があまりよくない。タバコを吸っている場合ではなさそうだ。

とにかく出発まで時間つぶしだ。
座るところはたくさんあるし、充電スポットもある。
その点は問題なし。

エアアジアより放送が流れる。
ゲート変更だ。
1度ならずも2度も変更される。
放送は当然英語なので聞き逃すと面倒くさいことになる。

次いで、無料の食事を提供する旨の放送があった。
ゲートに来てくれと。

すでに列ができていた。

搭乗券を提示すると、水とケーキがもらえた。

ちなみに、昔、中国国際航空のバンコク発北京行きがディレイした際は10ドル分くらいのレストランクーポンがもらえて、スワンナプーム空港でバーガーキングを食べた覚えがある。
あと、トルコ航空のイスタンブール発ベルリン行きがディレイした際は、搭乗口でサンドイッチが提供された。
まあ、LCCのエアアジアだし、水とケーキだけでもありがたいと思わないと。

でもこんなこともあろうかとアンヘレスでパンを購入していた。

おかげで空腹にはならずに済んだ。

それにしても寒いな。
エアコン効きすぎだ。

上着は持ってきていない。
薄い長袖シャツが一枚だけだ。

冷える。
待つ。
寒い。
喉がどんどん痛くなっていく。
もはやタバコなど吸いたくもなくなった。
この寒さをどうにかしてくれ。
きつい。

21時40分。
3回目のゲート変更のアナウンスだ。英語のリスニング能力が鍛えられるな。

またぞろ、みんなが移動していく。
なんだか、変な連帯感が生まれてくる、ここまで来ると。

新しいゲートでは、エアアジアの地上スタッフが準備している。

このGATE112が最終だと信じたい。

ようやく搭乗

22時24分、ついに搭乗開始。

本当に飛べるんだ。
良かった。

22時30分、機内へ。

機内はほぼ満席だ。

外は大雨。

乗客は揃ったはずだが、なかなか出発しない。
機内もエアコンが効いていて寒い。
もう勘弁してほしい。

24時10分、ようやく離陸へ。

17時40分出発の予定が24時10分となった。
実に6時間30分の遅れだ。

バンコク到着

機内では寒さに震えながら、タイ到着の時をひたすら待ち焦がれる。

もともとのフライト所要時間は3時間25分とのことだった。

実際にドンムアン空港に到着したのは、タイ時間で午前2時12分。
フィリピン時間では3時12分だ。約3時間のフライトとなった。

本来のフライト予定時間であれば、20時05分にドンムアン空港に到着しているはずだった。
それが深夜2時12分。

ほぼ無人状態のドンムアン空港である。

降機からわずか8分で入国完了。

とにかく早く外に出たい。
生暖かい外気に触れたい。
ぬるくまとわりつくようなタイの空気が恋しい。

出口へ。

ああ気持ちいい。
冷え切った体を熱気が包み込む。
タイの空気がこんなにやさしく感じるとは。

喫煙所へゴー。
半日ぶりの一服だが、うん、まずい。
喉が痛い、頭が痛い。咳が出る。
だめだ、こりゃ。

まとめ

なんだかんだと6時間半のディレイとなった。
とにかくマニラ空港第3ターミナルが寒かった。あとはもうしょうがないと諦める。そんなものだ。
でもエアアジアでここまで長時間のディレイを体験したのは初めてのことだ。
ディレイディレイと言われるエアアジアだが、LCCの中では定時運行率が高い。
ちなみに、過去最長のディレイは、先に挙げた中国国際航空のバンコク発北京行きで、23時発だったものが翌朝7時発くらいに変更になった。
スワンナプーム空港に着いた時に知らされたので、先にチェックインしてから、またバンコク市内へ逆戻り。当時はまだ健在だったホイクワンにあるナタリーで一風呂浴びてからスワンナプームへ再度向かった。
今振り返れば、マニラ空港第3ターミナル前にはホテルやバーもあるようだし、そっちで時間潰ししてもよかったかもしれない。
まあ、終わってみれば、ディレイは気にしない。
でも次にマニラ空港を利用するときは上着を持っていこうと心に決めた。

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