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日本開国:10月11日より外国人自由旅行解禁、入国者数上限撤廃、空港検査と自宅待機廃止

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岸田首相がニューヨークでの会見で表明していた10月11日からの日本の水際対策緩和が正式発表となった。
外国人観光客の個人旅行解禁、ビザ免除措置再開、日本入国時の空港検査と自宅待機廃止、1日あたりの入国者上限撤廃が決定した。

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10月11日からの新しい水際対策措置

以下、令和4年9月26日交付の政府発表公式文書を引用する。

水際措置の見直しについて
本年 10 月 11 日以降の水際対策について以下の措置を講じる。

1.外国人の新規入国制限の見直し
外国人の新規入国について、日本国内に所在する受入責任者による入国者健 康確認システム(ERFS)における申請を求めないこととする。併せて、外国 人観光客の入国について、パッケージツアーに限定する措置を解除する。

2.査証免除措置の適用再開
査証免除措置の適用を再開する。

3.検査等の見直し
新型コロナウイルスへの感染が疑われる症状がある帰国者・入国者を除き、 入国時検査を行わないこととする。ただし、全ての帰国者・入国者につい て、世界保健機関(WHO)の緊急使用リストに掲載されているワクチンの接種 証明書(3回)又は出国前 72 時間以内に受けた検査の陰性証明書のいずれか の提出を求めることとする。

4.入国者総数の管理の見直し
現在1日 50,000 人目途としている入国者総数の上限は設けないこととする。
5.空港・海港における国際線受入の再開
現在、国際線を受入れていない空港・海港について、今後の就航予定に応 じ、地方公共団体等の協力を得つつ、個別港ごとに受入に係る準備を進め、 これが整い次第、順次、国際線の受入を再開する。

⇒https://www.anzen.mofa.go.jp/covid19/pdf2/0926_34_1.pdf

以上5点が新しく施行される。

外国人観光客の個人自由旅行解禁とビザ免除

今回の水際対策緩和の目玉が、外国人観光客の全面受け入れ再開となろう。
外国人観光客の受け入れ再開はすでに開始されていたが、開始当初はそれはひどいもので、添乗員付きのグループツアーしか認められていなかった。行動は完全管理されており、北朝鮮並みの監視ツアーと揶揄されるほどだった。
その後、添乗員なしのパッケージツアーが認められたが、旅行代理店を通じて航空券とホテルをまとめて手配する必要があり、個人での手配は不可だった。事前登録とビザ取得も必須だった。
10月11日からは、個人旅行が解禁となる。個人で自由に航空券とホテルを手配して、自由に行動できるようになる。個人自由旅行が実現する。

また、ずっと停止していたビザ免除措置が再開される。

外務省では、本日9月26日付けで以下のように発表。

令和4年10月11日より、下記の表の68の国・地域に対してビザ免除措置を再開予定です。

⇒https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/visa/tanki/novisa.html

68の国と地域というのは、ビザ免除措置停止前の対象と同じまま。
つまり、パンデミック前のビザ免除対象国となっていた国からは、10月11日以降にビザなしで日本に入国できるようになる。

ビザ免除対象国にはタイも含まれている。
15日以内ならばビザなし滞在が認められる。

10月11日以降、タイから日本へのビザなし自由旅行が再開となるわけだ。

空港検査と自宅待機廃止

日本人帰国者に関係するのが、入国時検査と自宅待機の原則廃止だ。自宅待機が不要なので、待機期間中のフォローアップ、公共交通機関不使用なども廃止となる。

これ以上の説明はないが、現行の青・黄・赤のグループ分けも実質的に撤廃になるということだろう。

現行措置では、世界各国を3つのグループにわけて、それぞれ別の検疫措置を講じている。


(10月10日までの措置)

青グループのタイからは、ワクチン接種証明書の有無に関わらず、空港検査と自宅待機も不要だ。
ベトナムのような黄色グループからは、ワクチン接種証明書がない場合は、空港検査と自宅待機が求められる。
が、グループ分けがなくなることにより、ワクチン接種の有無にかかわらず、一律で空港検査と自宅待機が不要となる。

ただし、日本入国には、ブースター接種済みワクチン接種証明書もしくは陰性証明書の提示が必須だ。
ブースター接種ワクチン接種証明書があれば陰性証明書は不要。
現行措置と同じだ。

タイを含む現行青グループからの帰国では、10月11日以降も特に変更点はないことになる。
ブースター接種済みのワクチン接種証明書があれば、陰性証明書は不要。
ワクチン接種証明書がない場合は、日本帰国前に現地で陰性証明書を取得しなければいけない。
ワクチン接種の有無に関わらず、日本到着時の空港検査も自宅待機も不要。空港からそのまま電車に乗って帰宅し、すべての行動は自由だ。これまでどおり。

現行黄グループからの帰国では、10月11日以降の変更によるメリットはある。
特にブースター接種をしていない人でも、空検検査と自宅待機が不要となる。
ブースター接種済みワクチン接種証明書がない場合は、帰国前に陰性証明書を取得する必要はある。

ワクチンの種類変更

今回の発表によれば、ワクチン接種証明書のワクチンの種類が変更となる。
これまでは日本政府が独自に定めたワクチンのみが有効とされていた。
10月11日以降は、世界保健機関(WHO)の緊急使用リストに掲載されているワクチンであればいいことになる。3回接種が必要なのは変わりなし。

⇒https://extranet.who.int/kobe_centre/ja/covid/qa/q13_vaccines2

WHO緊急使用(EUL)リスト
・ファイザー
・アストラゼネカ
・ジョンソンアンドジョンソン
・モデルナ
・シノファーム
・シノバック
・コバキシン
・コボバックス
・ヌバクソビド

現行措置では有効とみなされていないシノバックとシノファームも10月11日以降は有効なワクチンに含まれることになる。
タイではシノバックとシノファームを接種した人が多い。これは日本に旅行へ行きたいと考えている人にとっては朗報だ。
3回接種が条件となるのは変わらない。
たとえば、シノバック2回+ファイザー1回といった接種回数であれば、ブースター接種済みとみなされることになる。

1日あたりの入国者数上限撤廃

現在1日あたりの入国者上限を5万人としているが、10月11日以降は上限を撤廃する。

国土交通省でも正式発表あり。

政府の水際対策の方針に基づき、我が国に乗り入れる航空会社に対し
て要請していた搭乗者数抑制に関して、10月11日以降、到着旅客数の上
限は設けないこととしました。

⇒https://www.mlit.go.jp/koku/koku_tk4_000017.html

これまでは入国者数上限があったため、国土交通省より各航空会社に座席販売数を制限するよう要請が出ていた。
たとえば、日本の航空会社に対しては、1週間あたり87,500人しか搭乗させないよう制限がかけられていた。外国の航空会社では、週平均で1便あたり190人以下だ。

10月11日以降は、この制限が撤廃される。
航空会社は好きなように座席を販売することができる。

また、現在は国際線到着可能な空港や海港が一部に制限されているが、今後は新規就航が認められるようになる。
順次、国際線受け入れを再開する。

国際線に関しては、制限はほぼなくなったといえる。
つまり、パンデミック前の状態に戻る。
運航が認められた航空会社は好きにチケットを販売し、新たなルート就航や増便に動くことができる。

日本開国

今回の水際対策緩和は、主に外国人観光客受け入れ再開にある。
10月11日より、ビザ免除措置の再開と、外国人観光客の個人自由旅行解禁。
いよいよ日本は開国する。
日本入国時の空港検査と自宅待機は一律で不要となる。
日本人帰国者、とくにベトナムやインドなど現行黄色グループからの帰国者にとっては大きなメリットがある。
ただし、日本入国・帰国にあたっては、引き続きブースター接種済みワクチン接種証明書もしくは陰性証明書の提示が必須のままだ。
ブースター接種していない人は、海外渡航先でPCR検査を受けて陰性証明書を取得しないと日本に帰国できない。
あと、新しい水際対策では、MySOSとファストトラックについての言及はまだない。
おそらく継続するものとみられるが、詳細は不明だ。
ともかくこれで日本は開国状態となる。
ワクチン接種証明書あるいは陰性証明書というハードルは残るし、MySOSなどの煩雑な手続きも残りそうだが、ひとまず開国といえる。
長い道のりだった。

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