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日本帰国情報

日本の水際措置緩和へ、中国からの空港検査はランダムに

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どうやら日本の水際対策は今月下旬に緩和されそうだ。
といっても、中国本土からの入国に関する臨時措置を緩和するというものだ。FNNや読売新聞が政府筋情報として伝えている。
日本の水際対策が撤廃されるのはまだ先になる。

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中国本土からの到着時全員検査は廃止へ

報道によれば、日本政府は2月中には中国本土からの入国・帰国者全員への空港検査を無作為抽出によるサンプル検査に切り替える方向で調整中だという。

現在は、過去7日以内に中国滞在歴のある人と、中国本土ならびにマカオからの直行便到着者の全員が日本到着時の空港で抗原定量検査もしくはPCR検査を受けることになっている。また、出発前72時間以内の陰性証明書の取得も必須だ。

これを緩和して、中国本土からの直行便到着者に関しては到着時検査の全員を取りやめて、ランダム検査とする。
ただし、出発前72時間以内の陰性証明書の取得義務は継続するとしている。

また、マカオからの直行便到着者と、中国本土滞在歴のある人への到着時検査は廃止とし、ランダム検査も実施しない方針だという。
(陰性証明書取得義務についてははっきりしないが、おそらく不要にするものとみられる)

現在、中国本土からの直行便は、成田・羽田・関空・中部の4空港に限定しているが、この制限を解除し、増便も許可する。

緩和の理由として、空港検査での陽性率の低下を上げている。
先週の発表では、空港検査の陽性率は1%未満。

以上が報道をまとめたもの。

日本政府からの正式発表はまだないが、おそらくこのようになっていくはずだ。
少しややこしいのでまとておく。

中国本土からの直行便到着者:陰性証明書必要、空港到着時ランダム検査
中国本土滞在歴のある経由便などでの到着者:陰性証明書不要(?)、空港検査不要
マカオからの直行便到着者:陰性証明書不要(?)、空港検査不要
香港からの到着者:陰性証明書、空港検査不要

つまり、中国本土からの直行便到着者にかぎり、陰性証明書の提示と空港ランダム検査を求めるということになる。

現時点でも香港からの到着者は陰性証明書も空港到着時検査は不要だ。
中国本土滞在歴があっても、滞在歴を申告せずに香港から日本行きフライトに搭乗してしまえば、陰性証明書も空港検査もスルーできてしまう状態となっている。
水際対策緩和により、中国本土滞在歴があっても空港検査は廃止で、おそらくは陰性証明書も不要にするものとみられる。
現状では検疫スルーが可能なので、もはや意味のないルールと見ているのかもしれない。

また、空港検疫での陽性率の低下も大きな要因。
昨年末の12月30日から臨時の水際措置が取られている。
一週間ごとの陽性率は低下する一方だ。

8.3%→3.4%→1.1%→0.8%→0.4%

たしかにもはや全員検査にはそれほど意味がないように思える。
税金の無駄遣いであり、事前の陰性証明書取得だけを求めるほうが合理的だろう。

水際対策撤廃はいつになるのか?

さて、気になるのは水際対策の撤廃がいつになるのかだ。
中国関連をのぞけば、現在の水際対策ルールはいたってシンプル。

ブースター接種済みワクチン接種証明書or出発前72時間以内の陰性証明書

このどちらかが必須となっている。

あらかじめワクチン接種証明書さえ用意しておけば、簡単に日本入国できる。
とはいえ、ワクチン未接種者にとっては、海外旅行先にPCR検査を受けて陰性証明書を取得する必要がある。
またVisit Japan Webの登録など、日本入国検疫手続きも面倒だ。
この水際措置の撤廃がいつのになるのか。

2月下旬には、まずは中国からの入国への水際対策を緩和して、空港での全員検査を撤廃する。でも陰性証明書は継続する。これはほぼ決定的。

次に考えられるのが、中国本土からの入国での陰性証明書の廃止。これにより、全世界からの日本入国時の水際措置が統一されることになろう。
これまでの流れからすると、3月中旬から下旬くらいになりそうな気配。

で、そのあとで、ようやくワクチン接種証明書or陰性証明書の廃止を検討するという流れになりそうだ。
これがいつになるのかはさっぱりわからないが、3月下旬から4月上旬あたりだろうか。
ワクチン接種証明書or陰性証明書が廃止となれば、実質的に水際対策は終了するといえる。
Visit Japan Webでのファストトラック登録もほぼ意味がなくなる。
ただ、どのような形で入国するようになるのかはわからない。

5月8日に5類への引き下げが決定している。
よほどの事態がおきないかぎり、5月8日には、現在のような厳しい水際対策は撤廃されることは間違いない。

勝手に予想、日本の水際対策撤廃ロードマップ
2月下旬:中国本土からの水際対策一部緩和(ほぼ決定)
3月中旬~下旬:中国本土からの水際対策撤廃
3月下旬~4月:全世界からの日本入国水際対策大幅緩和
5月8日:5類引き下げにより水際対策完全撤廃

さてさてどうなることやら。
せめてゴールデンウィーク開始前に撤廃されれば、海外旅行しやすくなるのだが。

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