2025年3月下旬のプーケット旅行2日目。
初日は、関空からクアラルンプールを経由してプーケットにたどり着いたのが夜10時過ぎ。
深夜2時ころまでバングラ通り周辺で飲み歩き、疲れ果てて、倒れるようにベッドで眠りについた。
到着初日:3年ぶりのプーケット、盛況なバングラ通りと復活のジャンセイロン
プーケット滞在は2泊3日。
早くも2日目にして実質的な最終日となる。
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プーケットの朝
プーケット2日目の朝となった。
目が覚めたのは午前11時半頃。
びっくりした。
チェックアウトの12時が迫っているではないか。
体がバキバキだ。
若い頃のような無茶がきかなくなっているのを実感。
かといって朝早く目が覚めてしまうほど老いてもいない。普段でも平気で昼間で寝ていられる。困ったものだ。
とりあえず、さっとシャワーを浴びてから、荷物をまとめてチェックアウトする。
チェックアウト時間にはなんとか間に合った。
忙しない。次のホテルへ移動するがまだ時間は早い。ホテル前の喫煙所で一服しよう。
ホテル前で待機しているバイクタクシー運転手と世間話。
最初は英語で話しかけてくるが、こちらがタイ語が話せるとわかると、完全タイ語のみの会話となる。
プーケットは暑いとか、日本の経済はどうだとか、いろいろ。他愛のない世間話である。
次のホテルまで50バーツで送ってあげると言われる。
歩いて7,8分の距離だ。それで50バーツ。でも、プーケットの相場からすると安いんだろうね。
あと、パトンの道路は、パタヤと同じでビーチロードとセカンドロードが一方通行となっている。セカンドロードの逆方向に新しいホテルがあるため、一度ビーチロードに出て大回りする必要がある。
プーケットはとにかく物価が高い。交通費も高い。
パタヤとは違い、決まったルートをぐるぐるとまわる乗り合いソンテウがない。
トゥクトゥクのようなソンテウはチャーターのみだ。
ちょっとそこまでの移動でも150バーツや200バーツとふっかけてくる。まあパタヤのソンテウでもチャーターする場合は同じくらい高いのだけど。
パトンビーチのバイタクで50バーツはむしろ安いのかも。
でもまあ歩いて行こう。
次のホテルは、藁葺き屋根のバーが並ぶバービア街の片隅にあった。
チェックインは午後2時とのことで、カバンだけ預かってもらい、周囲を散策。
まだ何も食べていない。昨晩はケバブを1個食べただけだ。腹が減っている。
パトンビーチの安い食事
パトンビーチへ向かってまっすぐに延びる大通りへ。
このあたりまで来ると、少し物価が下がることは以前のプーケット滞在経験でわかっていた。
マッサージ屋は、パトンビーチ近くで1時間400バーツくらいするが、このあたりでは200バーツか250バーツだ。
ローカル向けの食堂もある。
2022年訪問時にはこのあたりに気になるカオマンガイ屋があったはずだが、今回見当たらない。
外国人向けのレストランも価格設定は安め。
LUCKY FOOD WORLDという店は、カオパット49バーツ、ガパオライス79バーツと大きく書いてある。
ガパオが79バーツは、バンコクやパタヤに比べると決して安くはない。でもパトンの外国人向けレストランとしては安い。
地図
メニューは豊富だが、表に掲示されている安いもの以外はそこそこ高い。
豚ひき肉ガパオは目玉焼き付きで79バーツだが、カリカリ豚のムークロップにすると129バーツ。
豚ひき肉ガパオにする。水は20バーツ。
味はいたって普通ですな。
豚肉の量はそこそこ多め。
これで79バーツならば、観光地価格としては問題ないでしょう。
なにせプーケット・パトンの食事代は本当に高い。
ソイの中にあるローカル向けのクイティアオ屋でも1杯80バーツも書いてあった。
バングラ通りで働くタイ人に話を聞くと、屋台のクイティアオ屋でも70バーツだそうな。
同じようなビーチと歓楽街をかかえるパタヤより明らかに物価が2,3割高い。
まあ、プーケットはタイで一番物価が高いと言われるんでしょうがないんだけど。
昼間のバングラ通り
食後はぶらぶらとパトンビーチを目指す。
海には入らないけれど、せめて、パトンビーチくらいは見ておこう。
バングラ通りを抜けていく。
昼間のバングラ通りは歩行者天国ではなく、車も走れる。
パタヤのウォーキングストリート同様に一方通行だ。
真っ昼間のバングラ通りは特に何もやっていない。
レストランと、ごく一部のバービアがオープンしているだけ。
パタヤのウォーキングストリートと同じ。
完全に夜の街だ。
ソイシードラゴンもまだ眠っている。
海竜、目覚めず。
バングラ通りのパトンビーチ側入口までやって来た。
静かなものだ。
ここからパトンビーチは目の前。
パトンビーチ
ちょっと有名な、PATONG BEACHの看板が待ち構える。
昼間のパトンビーチ。
世界的に有名なプーケットのビーチといっても、なんだかのんびりした雰囲気だ。
欧米人多め。
国籍は不明だけど、たぶん、ロシア人だらけなんだと思う。
パタヤビーチではほとんど見かけない若い欧米女子多め。
パタヤビーチとは全然違うなあ。
たしかに、ビーチリゾート感は、パタヤよりパトンのほうが圧倒的に上。
でも、高級感はないけれど。
ビーチを歩いていると、日本語でアクティビティの勧誘を受ける。
パラセーリングやらないかと。
プーケットでは日本語で話しかけられる率がパタヤより高め。
バーやマッサージ屋での勧誘も日本語で声をかけられることが多い。
なんだかんだと言って、日本人人気はまだまだ健在らしい。
パラセーリングは1500バーツのところ、1200バーツに値下げするそうだ。
ちょうど一人が飛び始めたところ。
あれが1200バーツでいいという。
まあ、やらないよね。
パトンビーチの見学はこれで満足。
おっさん一人がこんなところで遊んでいても楽しくない。
パタヤビーチだったらそこらへんのベッドで寝転んでいられるけど。
ビーチロード沿いを歩いて北上していく。
昔はなかった屋台村タイプのフードコートができていた。
ベトナム料理のバインミーなんかもあったが、平気で200バーツくらいする。
やっぱり高いわ、プーケット。
屋台村の向かい側には、KOKOTELができていた。
日系ホテルだ。
パタヤにも2軒ある。
こんなところにも進出していたのか。
ちなみに、はじめてプーケットを訪れたのは15年くらい前で、その時はこのすぐ近くにあるシルバーリゾーテルというホテルに泊まった。
この隣にあるホテルで今も健在のようだ。
立地はいいんだけど、ジョイナーフィーを取られるのが納得いかなかった覚えがある。調べてみると、今でもジョイナーフィーがかかるそうだ。まだやっているのか。
カフェ屋台
そろそろチェックイン可能時間だ。ホテルに戻ろう。
その前にカフェに立ち寄る。
藁葺き屋根バービア群に小さなカフェ屋台がある。
MAK MAK CAFEというらしい。
アイスカプチーノが60バーツ。
お、けっこううまい。
エアコン付きでない屋外型カフェで60バーツはちょっと高め。パタヤだと45バーツが相場かな。
前夜に移動式コーヒー屋台で典型的なカフェイェンを頼んだのだが、40バーツだった。パタヤでは25バーツが相場なので、やっぱりプーケットは高い。
食事もカフェもパタヤの2,3割増しだ。
ホテルの部屋に無事にチェックイン完了。
昼間のプーケットを歩くのは本当に暑くて疲れる。
エアコンの効いた部屋で、アイスカプチーノを飲みながら、ひたすらPC作業をしておく。
ホテルのテラスから街並みを眺めつつ一服。
気づけばすっかり夜に。
連夜のシャワルマ
夜は夜で別のPC案件があり、なかなか街に繰り出せない。
腹が減ったのでまず食事から。
ホテル前はバービア群になっている。
藁葺き屋根に電飾がついて、いい感じゃないか。
セカンドロードは大渋滞だった。この先にバングラ通りがある。
時間がないため、近所のケバブ屋台でチキンシャワルマを購入。ここも100バーツ。
昨日のシャワルマと味付けは似たような感じ。
パタヤのケバブよりもプーケットのシャワルマのほうが好みだ。
100バーツは高いけれど、しょうがない。
結局、この日の食事はこれが最後だった。
というか、翌朝にはプーケットを離れるため、プーケットの食事自体これが最後。
結局プーケットで食べたのは、シャワルマ2つとガパオライスのみ。食費の合計は299バーツ。
あとコーヒー2杯で100バーツ。
2泊3日のプーケット旅行としては破格の安さなんだろうけど、もうちょっと飲み食いしろよと自分でもツッコミたくなる。
まあ、その分、ビールは飲もう。
連夜のバングラ通り
23時過ぎ。
ようやく用事が終わり、夜の街に繰り出せるようになった。
翌朝はフライトに乗るために早起きしないとだめだ。
でもプーケットはこれがラストナイト。睡眠はあきらめて飲み歩こう。
ホテルからセカンドロードへ向けて歩き出す。
途中にあるソイが、ソイパラダイス。ゲイタウンとしても有名だけど、おもしろいショーもやっている。
ソイ全体をステージにして歌謡ショーをやっていた。
私有地なんだろうね。
で、バングラ通りへ。
連日連夜大盛況だ。
間違いなくパタヤのウォーキングストリートよりも盛り上がっている。
店の呼び込みにつられて、いくつもバーに入ってみた。
はじめてバングラ通りを訪れた際には、フリーの呼び込みについて行ってバーでぼったくりにあいそうになり、あわてて店から逃走した覚えがある。ビール1本で600バーツだったか800バーツだったか取られそうになった。
が、店前にいる正規の呼び込みなら問題ない。というか、今はぼったくり店自体がないような気がする。まあ油断は禁物だけど。
どこもビールが100バーツ程度だ。
パタヤのウォーキングストリートと違い、ドラフトビールではなくて、瓶ビールが100バーツ。
パタヤのウォーキングストリートより、バングラ通りでバーホッピングするほうがコスパはいいかも。
ドラフトビールってあんまりおいしくないし、単なる入場料として割り切っているところがある。
瓶ビールはちゃんとビールとして楽しめる。
バングラ通りのバービアは、オープン型店舗でもポールで踊っている人がいるのが特徴的。
パタヤのバービアとは大違い。
それでも瓶ビールが80バーツから90バーツくらい。せいぜい100バーツ。
パタヤだとLKメトロあたりでは瓶ビールが60から70バーツで飲めたりするので、単純な安さならば、パタヤのほうがいいかな。
でもバングラ通りのバービアのほうが派手だ。ちょっとうるさすぎるんで、年寄りにはしんどいのが難点かなあ。客層もパタヤとは大きく異なり、若い人が多い。
パタヤのバービアに巣食うような沈没系ファランはあまり見かけない。
まあ、パタヤでもウォーキングストリートには沈没ファランは飲みに行かないけれど。
バングラ通りで4軒ほど飲み歩いた。
けっこう酔ってきた。
深夜2時過ぎ。
バングラ通りを出て、セカンドロードをホテルへ向かって歩く途中で、マッサージ屋の勧誘を次々と受ける。
深夜2時でも誘惑の多い通りだ。
パタヤで言うならば、ソイチャイヤプーンとソイハニーがずっと続くようなもの。
価格交渉が楽しかったりもするが、うざくもある。
(マッサージ屋攻防戦やバーファインなども別途記事にするつもり)
ホテル前の藁葺き屋根バービア群に戻ってきた。
深夜2時半だが、まだまだ営業しているバーは多い。一部は閉店済みだ。
バングラ通りと違い、のんびりした雰囲気のバービア群だ。
最後に落ち着いて飲むことができた。
もうふらふらだ。
深夜4時頃。ようやく眠りにつく。
朝7時起床予定。
普段のパタヤではこのような遊びスタイルは決して取らない。深夜まで飲むことがあっても起床は余裕の昼過ぎだ。
プーケットは旅行先なので少々の無茶はする。
旅行ってそんなものでしょう。
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