広告

当サイトは広告を利用しています。リンク先を通じて当サイトに収益がもたらされることがあります。

フライト情報 2025年3月プーケット旅行

関空からプーケットまで片道1万ぽっきりのエアアジア継便便搭乗記

投稿日:2025年3月27日 更新日:

今回のタイ行きはいつもと違うルートにしてみる。
エアアジアの関空発クアラルンプール乗り継ぎプーケット行きだ。
たまたま特価販売されていて、片道総額ぽっきり1万円。
これは安いと思わず飛びついてしまった。
ひさしぶりにプーケットにも立ち寄ってみかたったのでちょうどいい。
エアアジアの乗り継ぎは少々心配ではあるが、クアラルンプール空港での乗り継ぎ時間は2時間半ほどあるし、まあ大丈夫だろうと思っていた。
が、遅延につぐ遅延でなにかと焦るフライトとなった。
片道1万円で行くプーケットまでの道のりをどうぞ。

広告



関空発クアラルンプール経由プーケット行き

エアアジアの関空発プーケット経由プーケット行きの航空券はトリップドットコムで予約した。
スルーチケット扱いとなっている。エアアジアでいうところの、Fly Thruというやつだ。
いちおう乗り継ぎ保証ありなので、かりにどこで遅延しても次のフライトを手配してくれる。

もともとのタイムスケジュール
関空発10:50 クアラルンプール着17:15
(乗り継ぎ:2時間20分)
クアラルンプール発19:35 プーケット着20:10

出発前々日にトリップドットコムよりいきなり電話がかかってきた。タイで登録した電話番号の携帯電話にかかってきたのでちょっとびっくり。
自動音声で、関空発プーケット行きのフライトの時間変更を告げるものだった。
このまま搭乗するか、キャンセルするかを選べるそうだ。
いきなりの決断を迫ってくるが、ちょっと頭がパニックになる。とりあえず搭乗継続にして、ホームページのほうがゆっくり精査しよう。

旅程はすでに変更になっていた。

関空発12:05 クアラルンプール着18:30
(乗り継ぎ:1時間5分)
クアラルンプール発19:35 プーケット着20:10

関空10時50分発が12時5分発に変わっている。おかげで乗り継ぎ時間が1時間5分に短縮された。
ぎりぎりかなあ。
関空発クアラルンプール行きがさらに遅延するとやばそう。
かりにクアラルンプール発プーケット行きに間に合わなくても、フライスルーチケットなので、その次のエアアジア便に振り替えてもらえるはずだ。でも、その日のクアラルンプール発プーケット行きのエアアジア便は、19時35分発が最終だ。となると、振り替えされても、翌朝のフライトになってしまう。
プーケットのホテルはすでに予約済みだし、なんとか当日中にプーケットに着いておきたい。

あとは出たとこ勝負で行くか。

関空チェックイン

さっそく搭乗当日になる。いろいろあって、一睡もせずに徹夜状態で関空に到着。

ボードには、クアラルンプール行きD7533便は、きっちりディレイの表示だ。10時50分発が12時5分となっている。
まあ、あらかじめ判明していてよかった。
もともとの出発時刻の想定だったら、午前8時前には関空到着を目指していた。でも事前に遅延がわかったので、ゆっくりと午前9時頃に関空に来ることができた。

エアアジアのWEBチェックインはすでに済んでいる。
というか、トリップドットコムのオートチェックインが機能していて、特に何もせずともチェックインされていた。
預け荷物なし、座席指定なしだ。
関空発クアラルンプール行きは通話側の席、クアラルンプール発プーケット行きは窓際の席がアサインされていた。

エアアジアのカウンターはすでにオープンしている。

バンコク行きのタイ・エアアジアX便のカウンターはけっこう混雑している。
エアアジアXのクアラルンプール行きはがらがら。数人待ち。

チェックイン自体はすごく簡単。
パスポートを提示するだけ。
機内持ち込み手荷物の重さは計量されず。
帰国用チケットの提示も求められなかった。
ゆるゆるだ。

関空からクアラルンプールと、クアラルンプールからプーケットへの搭乗券2枚が発行された。

2枚目のプーケット行きには、CONNECTING FLIGHTと表記してある。

クアラルンプールでなるべく早く降機しないといけないから、関空発の座席をなるべく前方へ変更してくれとお願いしてみる。中型機でも後方座席だと降機までけっこう時間がかかるもの。5分でも早く降機したい。
でも、エアアジアでは、座席変更はすべて料金が発生するシステムになったと言われる。
いやいや、別に快適性を求めての座席変更ではなく、エアアジア側の遅延に対応するためのものだと主張してもだめ。
システム的に無料での座席変更は不可になっているらしい。
乗り継ぎ時間が1時間しかないけれど大丈夫かと聞いてみると、とにかく現地スタッフが対応するからとのこと。
クアラルンプール空港でのエアアジア乗り継ぎは過去に何度か経験しているし、まあ大丈夫だろうとは思う。
遅延による乗り継ぎ時間短縮を見越して、あらかじめ前方の座席を確保しておくのも大事かもしれないなあ。

関空の出国については、別途記事にしてある。
関連記事:関空のリノベーション現地レポ、保安検査場と出国審査は高速通過

とにかく快適だ。あっという間に通過。

出発まではまだまだ余裕があるため、カードラウンジでゆっくり過ごす。

クアラルンプール行きD7 533便

搭乗開始予定時間は11時20分に変更されていた。

11時10分に搭乗口へ行ってみると、すでにスポットに機体が待機している。
これは予定通りに飛びそうな気がする。

おっと、その前に食事を取っておこう。
クアラルンプール乗り継ぎ時間がタイトなため、クアラルンプール空港では食べる余裕はなさそうだ。機内食はもったいないし、これが最後の食事チャンス。

コンビニで買ったおにぎりセット。
あと非常食として菓子パンとチョコレートも手荷物に入れてある。

11時40分、搭乗ゲートを通過。

ボーディングブリッジを渡って機内へ。

機材は、A330-300。

通路は2列あり、座席は3×3×3×の配列。

タイ・エアアジアXのバンコク行き国際線と同じかな。
乗り心地は決して悪くない。

シートピッチはそこそこあって、前の座席の下にくぐらすようにすれば、なんとか足が伸ばせる。足を組むこともできる。

後方座席ゾーンはほぼ満席状態だ。
隣2席も埋まっている。たぶんマレーシア人の若い男性2人だ。

マレーシア人が大半のようだけど、日本人も少なくない。
中にはプーケットへ乗り継ぐ日本人もいた。乗り継ぎ時間を心配する声が聞こえてくる。

12時36分、離陸。
通路側座席のため、窓の外の様子は撮影できない。
この時点で、やや遅延しているけど、まああとで巻き返してくれるでしょう。

徹夜明けのため、離陸後はひたすら眠る。

窓側のマレーシア人がトイレに近いようで、何度か起こされる。
ついでにこちらもトイレへ。

18時21分、クアラルンプール空港に着陸。

18時30分到着予定だったので、ほぼ定刻通りといえる。

KLIA2乗り継ぎダッシュ

エアアジアはクアラルンプール国際空港第2ターミナル(KILA2)を利用している。ほぼエアアジア専用ターミナルといえる。

機体がスポットにつき、ベルト着用のサインが消えたのが18時30分。
次のフライトへの乗り継ぎ時間は65分。

と、楽天モバイルの海外ローミングをオンにして、ネット回線を立ち上げる。
おっと、トリップドットコムよりフライト遅延の連絡が入っているではないか。
トリップドットコムで航空券を購入すると、運航状況を逐一アプリで通知してくれるのでとても便利だ。

クアラルンプール発プーケット行きが20分の遅延。
19時35分発予定が19時55分に変わっている。
ということは、乗り継ぎ時間が1時間25分に増えた。
これなら問題なさそう。

遅延に悩まされ、遅延に悩みを解消させられた。
エアアジアさまさまである。

でもなにがあるかわからないので、なるべく早く乗り継ぎ便のゲートへ向かおう。

エアアジアからエアアジアへの乗り継ぎが簡単なのは、過去何度か実際に体験していること。
ただ、前回の利用がたぶん10年くらい前なので、もはや記憶が薄れてしまっている。
なんとなく覚えているかなあという程度。

案内板に従い、進んでいくだけ。International Transferを目指す。

降機から7分で国際線乗り継ぎの入口に到着。

ああ、そういえば、こんな入口だったなあ。

すでに搭乗券は持っているので、入口で示すだけで通過できる。
なお、クアラルンプール発のエアアジア便は、Eボーディングパスが利用できる。紙の搭乗券がなくとも、Eボーディングパスで通過可能だ。
(関空はエアアジアのEボーディングパスは使用不可)

懐かしのKLIA2の国際線搭乗エリア。

ちなみに、新しくなる前のターミナルビルはそれはそれはぼろかった覚えがある。
10年くらい前までは、タイ・エアアジアXの関空=バンコク線が運行されておらず、クアラルンプール経由で関空とバンコクと行き来していたものだ。

出発案内を見てみると、プーケット行きのAK820便は、定刻通りの19時35分となっている。しかもすでにゲートオープンとなっている。

ただ、電光掲示板の隣には、手書きのホワイトボードもおいてある。

軒並み遅延しているようだ。
どうやら、クアラルンプール近辺では豪雨が発生していて、そのせいで全体的に遅延しているみたい。
あと、関係があるかは不明だけど、クアラルンプール空港がサイバー攻撃を受けていたとのこと。サイバー攻撃をやめてほしければ大金を払えと脅されたが、マレーシア側は言下に拒否したそうだ。

喫煙所を探しつつ、ゲートへ急ぐ。
たしか、隅の方の裏手にひっそりと隠れるようにしてスモーキングルームがあったはずだが、完全に場所を忘れた。
表示も見当たらない。
パンデミックで全面禁煙化したのかもなあと諦めモードに。
あとで調べてみると、昔のままの場所で健在だったようだけど。

搭乗ゲートエリアに入るには、保安検査が必要。
ここを過ぎると、本当に喫煙所はない。

さらにもう一つヤニカス情報を。
免税店で売られているタバコはメビウス1カートンが125リンギット。
約4250円。日本の免税店で購入したほうが安い。

19時には搭乗ゲートにやって来られた。

19時35分出発予定で搭乗開始は19時の表示のままだ。

でも、まだ何も始まっていない。
かりに予定通りでも乗り継ぎには間に合った計算だ。
降機から搭乗ゲートまでなんだかんだと30分ほどかかったことになる。
KLIA2では乗り継ぎ時間が60分あれば、なんとかなりそう。
ヒヤヒヤものだけど。

プーケット行きAK0820便

搭乗ゲート前で多くの人が待っているが、なかなか搭乗が始まらない。
機材の到着自体が遅れていた。

結局、搭乗が始まったのは、19時50分頃。

ようやく機内に入ることができた。

機材はA320。
単通路で3×3のシート配列。

シートの材質はよくて、座り心地良好。
足元も決して狭くない。

ほぼ満席状態だったが、乗り込みは早い。

今回は窓際の席。
外はまだ雨が降り続いているようだ。

20時5分に動き出す。

窓に付着した雨粒に光が反射して、外の撮影がうまくできない。

20時18分、離陸。
機体が進む勢いで窓の雨粒が吹き飛び、外がよく見える 。

さらばクアラルンプール国際空港。
短い付き合いだったが、無事に乗り継ぎができて何よりだ。

クアラルンプールからプーケットまでは近い。
フライト所要時間は、1時間ちょっとだ。

うつらうつらしていると、あっという間にプーケットに着く。

タイ時間の20時21分、プーケット空港にランディング。
実質的なフライトは1時間3分。本当に近い。

なお、日本とマレーシアとタイとの時差はそれぞれ1時間ずつある。
これが少々ややこしい。
日本とタイは2時間の時差で、マレーシアとタイの時差は1時間。
スマホの時刻表示はGPSで自動的に変更されるけれど、たまに誤作動なのか、変な時間になったりする。
常に現地の時計を確認しておかないといけない。

というわけで、無事にプーケットまでたどり着いた。

当初の到着予定時刻は、20時10分だった。
最終的な到着時刻は、20時21分。
結局11分遅れで済んだことになる。

エアアジアよ、ダメダメなのか優秀なのかどっちなんだい?

タイ入国

プーケット空港は過去国内線では何度か利用したことがあるけれど、国際線で到着するのは今回がはじめてだ。

20時31分に降機。
ボーディングブリッジでターミナルビル内へ。

絨毯引きの通路を通って、イミグレーションへ向かう。

3分ほど歩いてイミグレーション前に到着。

ほとんど並んでおらず、20時39分には入国手続きが完了。
はれてタイ入国を果たす。

バゲージクレーム前でWELCOME TO PHUKETの看板がお出迎え。

預け荷物はないため、そのまま税関を抜ける。ノーチェックだった。

プーケット空港での入国は楽でいいね。

まずは一服したい。
昔の記憶が正しければ、国際線ターミナルから国内線ターミナルへ行く通路の途中に屋外喫煙所があったはず。

案内板にも喫煙所のマークあり。
7番ないし8番出口から外へ。

屋根付きの通路を進んでいくと、緑の壁に囲われた喫煙所があった。

いやあ、少々ストレスがたまる乗り継ぎ便をクリアしたあとの一服は至高に近いものがあるわ。
クアラルンプール空港では吸えなかったから余計にうまい。

喫煙所から国際線ターミナルビルを振り返ったところ。

夜9時前、普通に人も車も多い。
たしか24時間空港だった気がする。

ここからパトンビーチまで行くには、エアポートバスが安い。100バーツだ。
この時間でもまだ運行している。パトン方面行きルートP1バスの最終が23時30分。

乗り合いのミニバス(ロットゥー)はパトンまで180バーツ。夜でもやっている。

まとめ

片道1万円のチケットで無事に関空からプーケットまで来られた。
終わってみればまったく問題なし。
まあチケットの価格が問題ではなくて、エアアジアの遅延がどうなるかがすべての問題だったわけだが、遅延で焦ったところをまた別の遅延によって余裕が生まれたという結果。
終わりよければすべてよし。
次回もこのような破格値フライトを見つけたら、再挑戦してみようかな。
でも日程に余裕がない人は、短時間乗り継ぎのフライトはやめておいたほうがいいと思うけれど。

広告

-フライト情報, 2025年3月プーケット旅行

Copyright© パタヤ千夜一夜 , 2025 All Rights Reserved Powered by STINGER.