2025年3月下旬、プーケット旅行シリーズ。
関空からクアラルンプール経由でプーケットにたどり着いた。フライト遅延でどうなることかと思ったが、終わってみれば楽勝で到着。
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プーケットを訪れるのは、2022年8月以来となる。3年ぶりとしておこう。
通算では4回目かな。最初に訪れたのは2011年頃だったような気がする。
パタヤに比べると圧倒的に経験が足りないけれど、まあパトンビーチとバングラ通り周辺だけならそれなりにわかる。
パンデミックで鎖国状態にあったタイが最初に開放した観光地がプーケットだった。
前回の2022年8月訪問時は一部施設が廃墟のままだったが、あれから3年近く経ち、どう変わったのか。
パトン到着
プーケット空港からパトンビーチエリアまでは車で約1時間ほどだ。途中、山越えコースとなっているため、どうしても時間がかかってしまう。
パトン地区に入ると、渋滞もする。
お、左手に見えるのは、TAI PANだ。老舗のクラブ。
ということは、逆側にあるのがバングラ通りとなる。
おお、帰ってきたね。
少し先にあるホテルにとりあえずチェックイン。
時刻は夜10時。
シャワーを浴びて、一休みとしたところで外出。
まずは食事へ。
ホテルのすぐ近くにはクリスティンマッサージ。
この界隈にはマッサージ屋だらけ。呼び込みが激しくて、歩くのも大変だ。
バングラ通り方面へ進むと、左手にCENTRAL。
3年前はほとんど営業していなかったが、現在は普通に営業。
CENTRALの向かい側には、ジャンセイロンがある。
これまた絶賛営業中だ。
2022年8月時点では、ジャンセイロンは営業しておらず、実質閉鎖状態だった。
建物の外には屋台が出ていたけれど、中にあるフードコートや飲食店は閉ざされていた。
ジャンセイロン
翌日のことになるが、ジャンセイロンを訪問。
見違えるようにきれいになった。
2022年8月のジャンセイロンはこのような廃墟だった。
今や完全復活である。
まあ2年半以上経っているので当たり前といえば当たり前だけど、なんとも感慨深い。
地下にあるフードコートも当然のように営業。
懐かしい巨大招き猫も健在だった。
もともと物価の高いプーケットだが、ジャンセイロンのフードコートも高い。
カオマンガイパソムが150バーツ。
カオムーデーンが89バーツ。
カオソーイガイが129バーツ。
価格がいろいろとバグっている感あり。
ソイ・サンサバイ
話を今回の到着日夜に戻す。
パトンでは、ケバブを食べるのが好きだった。
パタヤではケバブという名称で呼ばれるが、パトンではシャワルマと称される。
バングラ通りの向かい側にあるソイ・サンサバイという通りにケバブ屋が多くて、過去には食べ比べもしたことがある。
このソイ・サンサバイは、中東料理レストランやタイ料理レストラン、マッサージ屋、バービア、格安ホテルなどが立ち並ぶエリアだ。
パタヤでいうならばソイハニー、ソイブッカオみたいなところ。
ひさしぶりに訪れてみると、中東料理レストランの数が減っていて、ケバブを出す店も少なかった。
バングラ通りに一番近いケバブ屋は健在だったが、チキンシャワルマが120バーツもする。値上げしたな。
さすがにチキンケバブに120バーツは出せないなあ。
もう一軒、小さなレストランでもケバブ屋台を出していて、こちらは100バーツ。
でもなんか違う。
他のところを探してみよう。
バングラ通り
ソイ・サンサバイからUターンして、バングラ通りに入ろう。
食事よりも夜のバングラ通りが気になる。食い気よりも色気。
2022年8月と比較すると、圧倒的に観光客とネオンサインの量が増えている。
ものすごい熱気と活気だ。
3年前でもバングラ通りは、パタヤ・ウォーキングストリートに比べると、ものすごい活気があった。2022年8月時点のパタヤ・ウォーキングストリートは、まだまだ復活には程遠い状態で、かろうじてゴーストタウンから脱却しつつある段階だった。
パトンビーチとバングラ通りはもっとも早く復活したタイの観光地だった。
今のバングラ通りは、パンデミック前よりも盛り上がっているくらいに映る。
新しいクラブができたり、巨大なモニターを設置したりと、どんどん派手になっている。
いや、すごいね。
パタヤのウォーキングストリートはインド色によって派手になってきたけれど、バングラ通りは欧米向けの色合いが強い。
特にどこかの国に偏っているということはない。
中国語の看板も少ない。
客層はファラン率高め。インド人やアラブ人も多けれど、一番目立つ存在ではない。中国人は団体客を見かけず、若いカップル旅行者が大半のように思う。
パタヤとはかなり異なる様相だ。
ウォーキングストリートよりバングラ通りのほうが好きかも。
パトンビーチでシャワルマ
バングラ通りを抜けて、パトンビーチ前のビーチロードに入る。
夜のビーチは見ずに、ビーチロード沿いで飲食店を探す。
お、日本のラーメン屋ができている。
町田商店という店で、日本からプーケットに進出したというニュースはどこかで見かけたことがある。
こんな一等地にあったのか。
価格はなかなかもの。
オリジナルラーメンが259バーツ、チャーシュー麺は349バーツ。
まあ一等地にあるし、こんなものでしょう。
ここでは食べられない。
というか、プーケットの食事代高すぎ。
しばらく歩くと、BSTというケバブ屋があった。
ベスト・シャワルマ・イン・タウンと謳っている。
一等地だけどチキンケバブが100バーツだ。
イートインもできる。
パトンのシャワルマは、パタヤのケバブ屋台とはちょっと異なる。
肉と野菜を生地で巻くのは同じなのだが、最後に生地に焼き目をつける。
皮がパリパリになって香ばしさもある。
巻きはかなり細い。パタヤのケバブ屋の3分の2くらいの量だろうか。
でも、味は好き。
ソースもパタヤのケバブ屋台とは違って、ちょっと中東風。
やっぱり、パトンのシャワルマが好きだわ。
バングラ通りで飲む
またバングラ通りに戻る。
シャワルマの次はビールだ。
バングラ通りには、脇道に延びるバービアのソイがいくつかある。
ソイフリーダムやソイシードラゴンだ。
ソイシードラゴンに入ってうろうろ。
日本人経営のバービアもあって、バービアスタッフからは日本語で勧誘を受ける。
パタヤではこういった店に入ろうとは思わないけれど、プーケットではついつい立ち寄りがち。
ビール75バーツということでまずは1本だけ。
うまい。
エアアジアの乗り継ぎを乗り越えて、暑いパトンの街を散々歩いてからシャワルマを食べて、ようやくたどり着いたビールだ。
うまいに決まっている。
ちなみに、バービア嬢はパタヤのパレス出身だった。
共通の知り合いもいた。
パタヤから遠く離れたプーケットだけど、タイの夜のネットワークは余裕で繋がっている。
本当に油断できない。
ま、楽しく飲めればそれでいいんだけど。
次のバービアへ。
ソイフリーダム内のてきとうな店に入る。
ビールが100バーツ。
さらに次の店へ。
以前はTIGERという大きなクラブがあった建物が、別の名称に変更になっていた。
GRAND TARBOOSHと書いてある。
1階にあるバービア群はそのまま健在。
3年前はかなり寂れていたけれど、今は繁盛している。
バービア群の奥はビリヤード場になっていた。
パトンは完全復活
それにしても3月のプーケットは暑い。
夜でも歩いていると汗が吹き出してくる。
さすがにちょっと疲れてきた。
でも、まだ見てまわりたいところが残っている。
バングラ通りを出て、セカンドロードを北へ。
セカンドロードから延びるソイにもバービア群がある。
バングラ通りに比べると、かなり落ち着いた雰囲気のバービア群だ。
客はファランばかりで、インド系も中東系も中国系もまったくいない。
日本人も見かけない。
隣のソイとその隣のソイもナイトスポットエリアとなっている。
巨大なクラブやバーがあったり、マッサージ屋があったりと、遊ぶところがたくさんある。
いくつかの店で質問したが、バーの閉店時間は午前4時というところが多かった。
週末は朝まで営業することもあるそうだ。
パタヤと同じか、さらに遅いくらい。
夜中2時でも勢いはまったく衰えない。
セカンドロード沿いにマッサージ屋も絶賛営業中だ。
歩くたびに勧誘を受けて、これがまた大変。
パトンは完全復活している。
パタヤのウォーキングストリートよりも賑やかだ。
バングラ通りとその周辺の喧騒を感じつつ、極度に疲労に襲われて、へろへろ状態でホテルに戻った。
もう寝る。