かねてより提案されていたサンドボックス7+7エクステンション計画が、本日のCCSA本会議にて承認された。
サンドボックスはパンガーとクラビにも拡大されることになった。
また、パタヤやバンコクの開放は10月1日以降となる。
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7+7エクステンション
サンドボックス7+7エクステンションモデルとは、プーケットサンドボックスでタイに入国して、プーケットに7日間滞在後、プーケット以外の対象エリアに移動できるというもの。
対象エリア
スラタニー県:サムイ島、パンガン島、タオ島
パンガー県:カオラック、ヤオヤイ島、ヤオノイ島
クラビ県:ピピ島、ライレイビーチ、ンガイ島
たとえば、プーケットサンドボックスでタイに入国し、プーケットで7日間過ごしたあとに、カオラックへ移動できることになる。
とはいえ、自由に行動できるわけではない。
シールドルートを採用しており、プーケットからの移動手段や宿泊できるホテルや訪問できる施設などには制限がかけられる。
プーケット7日間滞在後、クラビやパンガーやサムイなど新たな移動先でさらに7日間過ごす。これで7日+7日の合計14日間となり、あとはエリアに関係なくタイ国内を自由に移動できるようになる。
これがサンドボックス7+7モデルだ。
従来のプーケットサンドボックスでは、プーケット県外へ移動するにはプーケット県内で14日間滞在義務があったが、これが7日間に短縮される。ただし、7+7対象エリア外への国内移動には合計14日間の滞在が必要となる。
元々の予定では8月1日に開始となっていたが、国内の感染状況が悪化したことにより延期となっていた。
CCSA会見では、8月17日より実施するとのことだ。
(別の資料では8月16日となっている)
実際には、サンドボックスでタイに入国するには最低14日間のホテル予約を事前に行う必要があるため、明日からいきなり7+7参加者が出てくるというわけではないだろう。
COE申請段階で7+7エクステンションの旅程を組んでおき、まずプーケットにに7日間滞在し、その後にクラビやサムイへ移動することになる。
(すでにプーケットサンドボックスでプーケットに滞在しており、途中で計画を変更して7+7モデルでクラビやサムイへの移動が認められるかは不明。)
クラビやパンガーが最初に外国人観光客を迎え入れるのは、8月下旬から9月初旬になりそうだ。
タイ開国計画ロードマップ
CCSA会見では、8月14日時点のタイ再開計画についての資料が発表された。
ワクチン接種済み旅行者の隔離なし入国によるタイ開放、Reopen Thailand計画だ。
アイランドアプローチとインランドアプローチの2つのアプローチでタイ開国を目指す。
アイランドアプローチ
プーケット:7月1日プーケットサンドボックス
スラタニー(サムイ、パンガン、タオ):7月15日サムイプラス、8月16日7+7
エクステンション
クラビ:8月16日 7+7
パンガー:8月16日 7+7
ここまでのアイランドアプローチは実現した。島は開放された。
次がインランドアプローチ。つまり、陸地での開放計画となる。
インランドアプローチ
チョンブリ(パタヤ、バンラムン、サタヒップ)
チェンマイ
ブリラム
バンコク
チャアム
ホアヒン
第4四半期に実現を予定している。
具体的な予定日時は書かれていない。
パタヤ開放は当初は9月1日とされていたが、パタヤ市によればすでに延期が通達されている。
それでも第4四半期には開放される計画がまだ残っている。
10月1日になるのか、それとも12月末になるのか。はたまた来年まで延期されるのか。
バンコクも同様だ。開放時期は不明。
パタヤとバンコクの開放がどうなるのか。
陸地の開放は難しい。
現在のロックダウン状況下での開放はありえないので、今しばらくは様子を見る必要がある。
少なくともダークレッドゾーンにあるうちは不可能だろう。
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