タイでは、バンコクやチョンブリ県など29都県がダークレッドゾーン(最高度厳格管理地域)に指定され、ロックダウン措置が取られている。
8月16日午後にCCSA本会議が開催され、このロックダウン措置の延長が決定した。
バンコクやパタヤのロックダウンは8月31日まで続く。
ロックダウンは8月末まで延長
CCSA会見より
感染状況に応じたゾーニングに変更なし。
これまでどおり、バンコクやチョンブリなど29都県はダークレッドゾーンゾーンのままだ。
他県も同じ。
規制内容についても変更なし。
21時から翌4時までの夜間外出禁止、5人以上の集会禁止、レストラン店内飲食禁止などは継続される。
つまりロックダウンが続く。
厳密にいうと、8月3日からのロックダウン措置は、8月31日までと定められていた。
ただ2週間後に見直しを行うという条件がついていた。
結局、元どおり、8月31日までのロックダウン措置継続が決定したということになる。
2週間で感染状況が劇的に改善され、ロックダウンが解かれるとはほとんど誰も思っていなかったが。
規制見直しは1点だけ実施される。
ショッピングモール内にある銀行の営業が認められることになった。
これまでのルールだと、モール内ではスーパーマーケットと薬局とデリバリー限定でレストランの営業が可能だった。
電機店やITショップの再開も求められていたが、これは却下された。
規制緩和と呼べるのはモール内銀行営業再開だけ。
あとはこれまで通りにロックダウンされる。
9月1日以降もロックダウンが延長となるかは現時点ではむろん不明。8月終わりには見直しか継続が発表になると見られる。
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