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タイ国内情勢

ゴーゴーが八百屋に。ナナプラザ、テーメーカフェ、ソイカウボーイの現状。

投稿日:2021年8月16日 更新日:

ひさしぶりにバンコクを訪れた。
前回バンコクに滞在したのが昨年の3月のこと。パンデミック直前というタイミングだった。
それ以来、バンコクには来ていない。
1年5ヶ月ぶりのバンコク訪問となる。
おりしてもタイは過去最悪の感染状況となっており、バンコクはロックダウン中だ。
スクンビット通り界隈、アソークからナナにかけての様子を見てきた。

スクンビット通り

パタヤから中型バスでバンナーへ。そこからBTSでアソーク駅までやって来た。

関連記事:ロックダウン下でパタヤからバンコクへ中型バスで移動

アソーク駅からは、SOLARIA NISHITETSU HOTELが見える。

そういえば、昨年オープンしたんだっけ。
ASQホテルとして日本人利用者が多いという話を聞いたことがある。

駅の改札を出たところのスーパーリッチはクローズ。

8月18日までクローズと貼り紙がしてあった。

宿泊するホテルは、スクンビットソイ19内にあって、ターミナル21裏手あたりだ。

ショッピングモールはほぼ閉鎖状態にあり、営業できるのはスーパーマーケットと薬局、それとデリバリーでレストラン。
パタヤとは桁違いに日本食の店が多いバンコクだが、レストランの店内飲食は不可。モール内のレストランはデリバリーしか認められない。

ターミナル21内のレストランの料理を食べるには、わざわざデリバリーでオーダーして、ホテルまで宅配してもらう必要がある。
なんなら、ターミナル21下でライダーがたむろしているエリアからスマホでオーダーして、ライダーに店まで取りに行ってもらい、戻ってきたところを受け取るなんて方法をある。
CoCo壱番屋とか吉野家とか食べたいような気もしたが、なんだかあほらしくなって、普通に街中の店でテイクアウトしようかと、街をぶらぶらする。

アソークからナナ方面へ向かう。

ROBINSONは営業していないようだ。

1階のマクドナルドも真っ暗。

ソイ15のバーガーキングもクローズ。

いや、というか、こんなところにバーガーキングあったっけ?

とにかく店がやっていない。

シャッターだらけ。

かばん屋なんか営業しているが、客はいなさそう。

レストランはあまり営業していない。
食べ物屋台も少ない。

スクンビット名物の歩道上露店は、野菜果物売りか大人の玩具売りばかり。
普通の土産物やらパッチもんはほぼ姿を消した。
観光客向けの飲食店は壊滅して、ローカル向けの野菜売り場だけが残った。いや、野菜売り場は残ったというか新たに出現した。

テーメーカフェ

秘密かつ公然の地下喫茶であるテーメーカフェはむろん閉鎖中である。

地下への入り口付近では、服が売られていた。植木も売り物なのか。
まあ、昔から昼間のテーメーカフェ前では臨時服売り場になっていたような気がするが。
ルアムチットホテル1階のブティックも営業していた。売れるとは思えないのだが。

テーメーカフェ近くの路上には暇そうに座っている若い女性、いやレディボーイの姿がちらほらと。

Beer Garden

スクンビットのソイ7に入ってみる。
ファラン向けのテーメーカフェといった感じのBeer Gardenがある。

営業はしておらず、犬がいるだけだった。

近くには、昨年ソイ26から移転してきたバービア群がある。
当然すべてシャッターが降りている。

が、路上にはいくつものドリンク屋台が営業中。
表向きはソフトドリンクだが、泡の出るドリンクを隠れて提供し、ファラン客に提供していた。
屋台であろうと座っての禁止だが、椅子も提供していた。ええんかいな。

アラブ街

ソイナナの少し手前にあるのがアラブ人街だ。

が、ソイ入り口からは廃墟の雰囲気しか感じない。
通りに面したケバブ屋台も営業していない。
中に入る必要はなさそうだ。
壊滅。

ナナプラザ

スクンビット通りを渡って、いよいよソイナナへ。

これだけ歩きやすいソイナナは初めてだ。
人がいない、車がいない、屋台がいない。何もない。

バーは当然クローズ。
他の飲食店もクローズ。

本当に何もない。

ナナプラザは、ただの駐輪駐車場だ。

ナナプラザ入り口前の屋台も閉鎖中。

バーで働く人がいなければ、屋台を営業しても客は来ない。

ナナプラザ界隈、壊滅。
これはパタヤのウォーキングストリートと同じこと。
すべての娯楽施設が閉鎖している状態で誰がナナにやって来ようか。

ちなみに、ナナプラザ周辺にも道端に座ったり立ったりしている女性ないしレディボーイの姿はあった。
客は捕まえられないだろうし、大変そうだ。

アソーク交差点

スクンビットの偶数側ソイをひたすら歩いてアソークへ逆戻りする。
相変わらず、飲食店はほとんどやってない。
屋台も激減している。
ホームレスは昨年よりも明らかに増えている。
大きなスーツケースを持ったホームレスが目立った。
以前は普通に働いていたのだろうけど仕事も家も失い荷物一つでホームレスになったような雰囲気だ。

パタヤも壊滅的だが、ナナとアソークの間もかなりのもの。
ただ、パタヤとは違い、普通に巨大オフィスビルがあって、身なりのきちんとしたワーカーが道を歩いている。
首から入館パスをぶら下げたYシャツ姿の日本人とすれ違うことも多い。パタヤではまずありえないこと。

アソーク交差点へ。

車の交通量はけっこう多い。

フードデリバリーのバイクが目立つのはパタヤと同じだが、一般車両の数がパタヤとは桁違い。
さすがは大都会である。

ソイカウボーイ

大都会の片隅の路傍に咲く小さな花のような存在のソイカウボーイへ。

通り内の店はすべてクローズしている。
屋台が1,2軒あるかないかというレベル。

まったく何もない。
ただの通り抜けである。

ソイカウボーイを抜けて右側にはクレイジーハウスという有名店がある。
現在のクレイジーハウスの状態がこちら。

店先で野菜や卵を売っている。

これが今のバンコクなのか。
パタヤのウォーキングストリートは誰も通らないので、バーの店先で野菜を売ることはない。
バンコクは普通の会社勤めの人が多い。そういった人向けに野菜を売るというわけか。

それにしても、あのクレイジーハウスが今では八百屋である。
かなり強烈な光景だった。

まとめ

結局、ナナとアソークの間では、テイクアウトのレストランすらまともに発見できなかった。屋台も少ない。
買えるのは野菜ばかり。
ちょっと食事をするだけでも、旅行者は苦労する。
都会のど真ん中で野菜が買えるのはいいにしても、ホテルで調理はできない。
観光地と夜遊びスポットとしてのナナとアソークの姿は完全に姿を消した。

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