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タイ入国情報

ロシア人もタイ入国ビザ免除へ、中国人旅行者は減少に

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9月25日からは中国人はビザ無しでタイに入国できるようになった。滞在期間は30日。これは日本人や欧米諸国と同じだ。
カザフスタンも中国人同様にビザ免除措置が受けられる。
タイ政府はさらなる観光産業促進のため、ロシア人旅行者の滞在期間を90日に延長することを決定した。
ロシア人はビザなし入国のうえ、タイに90日間滞在できることになる。2023年11月1日から2024年4月30日までの臨時措置だ。

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ロシア人ビザ免除と旅行者増加

ロシアからの旅行者はタイ入国の際にはビザは不要だ。これは以前から実施されていること。
日本人と同様にノービザ入国して滞在期間は30日となっている。
11月1日からは、ノービザ入国に加えて、滞在期間が90日間となるわけだ。
中長期滞在の多いロシア人観光客向けの措置といえる。
日本人がノービザでタイに入国した場合は、滞在可能日数は30日間だ。滞在延長はイミグレーションオフィスで申請すればさらに30日延ばすことができる。それでも合計60日だ。
ロシア人は何も手続きしなくとも、入国日から90日間滞在可能となる。

ヨーロッパからの旅行者のうちで、最大多数なのはロシア人とのことだ。
2019年のロシア人観光客は約150万人だった。
ロシアからタイを訪れる旅行者は、今年10月15日時点で103万人となっている。TAT(タイ国政府観光庁)では今年全体の目標は150万人とのこと。
外国人旅行者全体での目標は3000万人。
2019年は3990万人だった。

参照:https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2665298/govt-to-allow-russians-to-stay-up-to-90-days-without-visas

ロシアからの旅行者が多いのが、プーケットやサムイなどタイ南部の島だ。
パタヤにはそれなりのロシア人が来ている。パタヤ近郊のウタパオ空港にはロシアからのチャーター便が離発着している。とはいえ、プーケットに比べるとロシア人旅行者の数は少ない。

中国からの旅行者減少

観光スポーツ省が毎週発表している観光客数。

タイに到着した外国人観光客
2023年1月1日から10月15日
合計21,019,800人

トップ5
1位マレーシア 3,431,287人
2位中国 2,645,885人
3位韓国 1,255,769人
4位インド 1,230,125人
5位ロシア 1,038,036人

先週までの数値ではラオスが5位だったが、ロシアが逆転した。

10月9日から10月15日の一週間の旅行者
1位マレーシア 74,233人
2位中国 61,094人
3位インド 30,170人
4位韓国 27,264人
5位ロシア 22,018人

1位から4位までは前週比で減少している。
特に中国人旅行者は18.64%も減少している。これは国慶節の終了とサイアムパラゴン事件の影響が大きいと見られる。
それに対してロシアからの旅行者は増加している。

10月3日のサイアムパラゴンでの銃撃事件により中国人観光客1人を含む3人が亡くなった。この事件を受けて、中国からの6万人がタイへの旅行をキャンセルしたという。
2019年の中国人旅行者は1100万人。今年は500万人との予測。ただこれは楽観的すぎるという意見もあり、420万人を越える程度ではないかとも言われる。
10月15日時点で累計が264万人だ。ハイシーズンを迎えると、観光客は増加するとしても、500万人に到達するのは厳しそう。

中国人観光客の伸びが今ひとつな現状で、ロシア人観光客に期待するということなのだろう。
ロシア人は本国を離れてリモートワークする層も多いようだ。また、タイのハイシーズンは、ロシアの冬にあたる。避寒地としてタイにやって来る人が多い。
中国旅行者人よりも滞在日数が長く、出費も多い。
タイ政府の狙いはロシア人にあり。

ちなみに、シルバーウィーク以降、日本人旅行者はまったくランクインしていない。
まあこの時期のタイは雨季の終盤で雨ばかり。しかも大雨だ。観光にはまったく適していない。
タイの観光は11月からの乾季が本番。ハイシーズンを迎えると、日本人観光客も増えていくはず。円安はなんとかしてほしいところだが。

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