タイ入国情報

タイへの外国人旅行者に有料ワクチン接種、タイ入国料は6月開始か、タイ旅行者8000万人計画

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タイは中国人観光客の全面受け入れ再開を実施している。
中国からのタイ入国には、ワクチン接種証明も陰性証明も不要だ。これはすべての国からの入国で同一の措置となる。
公衆衛生と経済促進のバランスを取ることが大事だと保健大臣はコメントを発表。
ここ数日のタイ旅行に関する話題をまとめておく。

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タイへの外国人旅行者に有料ワクチン接種

疾病管理局はタイを訪れる外国人旅行者向けの有料ワクチン接種サービスを開始したと発表。
接種会場は、サトーン地区にあるバンラックメディカルセンター。月曜日から金曜日まで。
ワクチンは選択可能で、ファイザーが1000バーツ、アストラゼネカが800バーツ。別途380バーツの接種料金がかかる。
また、センターではPCR検査を900バーツで提供。検査結果はオンラインで通知し、証明書はタイ語、英語、日本語、中国語で発行するという。
最大30人の大規模グループ検査にも対応する。

参照:https://www.bangkokpost.com/thailand/general/2482690/centre-to-offer-paid-vaccination-service-to-foreigner-visitors

外国人旅行者向けとうたっているが、要するに中国人観光客をあてこんでのものなのは明らか。
中国が年明けの開国を決定して以降、タイ国内でが外国人旅行者に有料もしくは無料でワクチン接種を提供するという話は出ていた。
とりあえず、バンコクでは有料でのワクチン接種提供が開始。

チェンマイ、プーケット、パタヤでも実施予定となっている。パタヤでは、ナックルアのPattayarak Health Unitだ。
Pattayarak Health UnitでもPCR検査と陰性証明書の発行ができる。900バーツ。受け取りは現地に再度訪問する必要あり。

Bang Rak Medical Centerの場所

BTSセントルイス駅のすぐ近く。
ここではタイでワクチン接種を受けた人向けの海外渡航用パスポートの発行も受け付けている。
ちなみに、パタヤのPattayarak Health Unitでもワクチンパスポートの発行が可能だ。

中国本土では外国製のmRNAワクチンが原則不可ということで、ファイザーやモデルナのワクチンを打ちたい中国人が香港やマカオに行っているそうだ。
タイでも中国人相手にファイザーを有料提供すれば、それなりの売上になりそう。
また、中国帰国にあたっては陰性証明書が必須となっており、タイ旅行に訪れた中国人観光客は必ずタイ国内でPCR検査することになる。
バンコクでは有名なメドコンサルトが1000バーツ。今回出てきたバンラックメディカルセンターでは900バーツで中国語での陰性証明書の発行が可能。しかもグループにも対応するそうなので、これから中国からの団体観光客が増えてきたら、まとめて利用するケースもありそうだ。

タイでの日本人向けワクチン接種

タイでは日本人向けのワクチン接種を無料でずっと提供してきた。
個人的にも、バンコクのメドパーク病院で、アストラゼネカを2回、ブースター接種としてファイザーを1回、それぞれ接種した。
すべて無料だった。

この無料のワクチン接種プログラムは縮小されているはいるものの現在も継続中だ。

詳細は日本大使館のホームページから確認できる。

日本人専用の新型コロナワクチン・ブースター接種のお知らせ(12/23更新)
https://www.th.emb-japan.go.jp/itpr_ja/news_20220106.html

あくまでブースター接種にかぎるとのことだが、なんらかのワクチンを2回接種済みであれば、3回目以降のブースター接種が受けられる。種類はファイザーとなる。
会場は、シンペート・シーナカリン病院、メドパーク病院。
メドパーク病院は事前予約が必要だが、現時点でも、2月と3月の予約を受け付けている。週2日。
日本からの短期観光客でもパスポートとこれまでのワクチン接種記録が確認できる証明書(英語)があれば誰でも接種できる。
完全無料だ。

まあ、日本在住の人は、日本でファイザーやモデルナのブースター接種が簡単に受けられるわけで、わざわざタイ旅行中に受ける必要はないと思うけれど。

マスク増産指令

タイの国内貿易局(DIT)では、春節の中国人大量入国に備えて、生産者に対してマスクの生産拡大を求めたということだ。
中国人観光客が大挙してやって来ることで、マスクが不足することを懸念してのこと。

タイ政府としては、中国人観光客は大歓迎モードを打ち出している。
日本や韓国や台湾やアメリカやヨーロッパ各国が中国からの旅行者に厳しい水際対策を打ち出したのとは対称的だ。
タイ政府は、中国だけを対象とした入国措置はとらないと言明。結局はすべての国からの入国者は規制なしとなった。
その一方で、中国からの大量の旅行者流入には備えている。

タイ観光客倍増計画

パンデミック中のタイ開国計画で一躍名を上げたのがピパット観光スポーツ省大臣だ。
提案に次ぐ提案を繰り返し、その都度肩透かしに終わったことも多々あれど、最終的にはタイ完全開国を達成した。

そのピパット大臣が、外国人観光客倍増計画を発表した。
2019年のタイへの外国人観光客は約4000万人だった。
2027年にはその2倍にあたる8000万人の外国人観光客を呼び込もうという目標を立てた。
本当に実現すれば、タイの人口が7000万人弱なので、タイの総人口を上回る外国人観光客がタイにやって来ることになる。

昨年の外国人旅行者は約1100万人。
今年2023年は、当初の目標が2000万人だったが、突然の中国開国を受けて、2500万人へと上方修正した。中国人観光客が500万人がやって来るだろうという計算だ。700万人以上ではないかという見方もある。

昨年タイを訪れた外国人観光客の国籍別では、マレーシアが1位で、インドが2位だった。
このままいけば、今年は中国が一位の座に返り咲くことになりそう。
2019年の外国人観光客の総数4000万人のうち、中国人は1100万人でぶっちぎり1位だった。

もし2027年の外国人観光客の総数が8000万人となったら、そのうち中国人は2000万人以上となるかもしれない。
その次にインドが1000万人くらいで続くのか。

昨年末の状況では、パタヤは中国人がおらずインド人だらけだった。
今年はインド人に加えて中国人もやって来る。

まあさすがに8000万人は盛りすぎ。
本当に実現したら、タイは中国人とインド人だらけになる。

参照:https://www.nationthailand.com/thailand/tourism/40023968

タイ入国料300バーツは6月開始か

さて、ピパット観光大臣がずっと推し進めていた提案の一つが、タイに入国する外国人旅行者から入国料を徴収するといものだ。
最初に提案されたのは2020年。
額面はいろいろ話が出たが、300バーツに落ち着いたようだ。
この外国人旅行者に対するタイ入国料徴収は、今年6月に開始されるとピパット大臣が発言した。
外国人のみなので、タイ人はそもそも適用外。
外国人でも、ワークパーミット所持者と、ボーダーパス所持者は免除されるとのことだ。

ボーダーパスとは、タイの隣国であるラオスなどから陸路で限定的に入国する際に必要な書類だ。ノンカイの国境検問所では、パスポートではなく紙の書類を手にしたラオス人が国境を越えているところをよく見かける。

入国料の徴収方法については、まだ正式に決まっていない。
空路入国では航空券購入時に切り込む形になるとみられている。ただ、そうなると、ワークパーミット保持者をどうやって判別するのかなど疑問点がある。あとで返却という形になるのだろうか。
陸路入国の場合の徴収方法は不明。

そもそも、この入国料については、提案され続けて早3年が経過。
いまだに内閣の承認が必要な状態のままだ。
6月1日から開始とのことだが、本当に実現するかはまだまだわからない。

タイ深南部の危険情報

在タイ日本大使館より、海外安全対策情報に関するお知らせで発表された。

タイの治安及び一般犯罪等に関する情勢として、タイ深南部ではテロが月平均7件発生したという。

たしかに、昨年12月には、ハジャイとパダンブサールを結ぶ国際鉄道の線路にて2度の爆発事件があった。年明けには同じく線路のボルトが外される事件もあった。

外務省からは、ヤラー県、パッタニー県、ソンクラー県の一部には危険情報レベル3「渡航中止勧告」が出ている。

ソンクラー県は県内全エリアではなく、一部の郡のみがレベル3の対象だ。
ソンクラー県内にあるハジャイやサダオはレベル2「不要不急の渡航は止めてください」となっている。
ハジャイからパダンブサール行きの列車や、ダンノックのサダオ国境検問所あたりはレベル3の渡航中止勧告対象エリアではない。
とはいうものの、タイ南部旅行には注意が必要。
実際に旅行したところ特に危険は感じなかったが、テロが起きているのは事実なんで。

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